Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2019-01-01から1年間の記事一覧

徒然なるままに不定期な日記:正月を前に

2019年最後の日になった。父が倒れ、実家に戻ったこともあって、久々に実家で過ごす正月となる。昨日、母が姉を連れ出し、大量の正月用食材を買いこんできた。冷蔵庫の中が、食材であふれている。少しばかりため息がでる。 長く海外で生活していたこともあっ…

東京都が「気候危機行動宣言」と同時に発表した「ゼロエミッション東京戦略」とは

東京都が「気候危機行動宣言」と同時に発表した「ゼロエミッション東京戦略」とは。「ゼロエミッション東京戦略」は戦略を6分野14政策に体系化し、2050年に目指すべき姿(ゴール)とマイルストーンを明示している。 14政策のうち、「ゼロエミッションビーク…

東京都が「気候危機行動宣言」 「ゼロエミッション東京戦略」を公表

東京都が「気候危機行動宣言」、脱炭素化となる「ゼロエミッション東京戦略」を公表した。 危機感を訴えるのでなく、次にどうするかという方策につなげるためには「行動」が必要であることより、「気候危機行動宣言」、Declaration of Tokyo's Climate Crisis…

モバイル乗車券で紙削減⁉ 広島電鉄が始める観光客向けMaaS

広島電鉄とNECが広島エリアの電車一日乗車券などをデジタル化しMaaSを立ち上げる。Webブラウザ上でモバイル乗車券を購入、表示が可能で、スマホアプリのインストールは不要となっている。観光客にもありがたいサービスになりそうだ。MaaSの先進事例としてヘ…

国際イニシアティブ RE100で進むか、脱炭素化、ESG投資

楽天がRE100に加盟し、これで国内加盟企業が30社になった。海外ではすでに45社が再生可能エネルギー率95%以上を達成しているという。遅れを挽回するには大胆な施策が必要になる。海外はグーグル、国内は積水ハウスの動きから今後の対応策を探る。そんな中、…

2019年 今年起きたこと、自然災害から学ぶこと 

今年の重大ニュースの発表が始まっている。世界各地で異常気象が発生し、日本でも今までにない強力な台風が東日本を襲い、甚大な被害を引き起こした。こうしたことが続けて起きると、若者たちが将来に不安を感じることがよく理解できる。私たちはこうした災…

脱プラ ユニクロの使い捨てプラスチック削減

ユニクロで使い捨てプラスチックの削減活動が始まり、商品パッケージが変化し始めた。世界のトレンドでもあるサステナブルに合わせた動きだ。スタバなどのグローバル企業はさらに先を進み事業全体でサステナブルを実行する。出遅れ感のある日本企業の追撃が…

石炭中毒から脱炭素化を目指そうじゃないか

9月から始まったグレタトゥンベリさんの旅もようやく終わったようだ。帰国され、また、スウェーデンでの活動が始まっている。COP25での小泉氏の発言に注目が集まり、帰国後もしきりに発言を続ける。COP25発言したようにミレニアル世代の最年長者であれば、若…

脱プラ 生分解性のレジ袋について考察してみた

テレビ東京「ガイヤの夜明け」で紹介された植物由来の生分解性プラスチックのレジ袋が一時話題になった。海洋でも生分解性があるという。レジ袋を無くしていこうとの機運が高まる中にあって、疑問を感じた。このレジ袋を「必要なのか」「ごみ処理」「食料事…

2019年の異常気象、最たるは極地での気候変動

2019年は猛暑であったとの記録が示す。それをさらに裏付けるようにオーストラリアでは連日最高気温が記録更新を続ける。猛暑の影響は極地にはっきり現れ、生態系にも影響を及ぼしている。昨夜、小泉環境大臣がまた何か発言したようだ。今ある民意をまずは受…

リチウムイオン電池に逆風? コンゴでの児童労働問題 新たなバッテリーの動きも

米国の人権保護団体IRAが、アフリカ コンゴのコバルト鉱山で、違法な児童労働を支援したとして米国の大手企業5社を提訴した。提訴されたのはアップル、アルファベット、デル、マイクロソフト、テスラの5社。問題の対象はリチウムイオン電池だ。独自のリサイ…

フィンランド最年少女性首相にみる理想的な政治家像

フィンランドの最年少女性首相が話題になったかと思うと、エストニアの内相が「レジ係」と中傷し、エストニア大統領が謝罪したことが報じられた。 連立与党のポピュリズム政党から入閣しているヘルメ氏は15日、地元ラジオでの「レジ係」の発言の際、社会民主…

再生可能エネルギーがベースロード電源になる日は来るのか?

COP25 国連気候変動枠組み条約締約国会議が閉幕した。小泉環境大臣の対応が期待されたが、失望で終わったようだ。舞台裏で、国際協調を拒む勢力がCOPを妨害するかのような振る舞いもあるようだ。 COP25でのゼロ回答を避けようと小泉環境相は動き回ったようだ…

石炭でSDGsに貢献⁉ そんなPRにビックリ

ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが環境問題に道筋をつけたいと語った。一方で、一般財団法人石炭エネルギーセンターが「我々は石炭でSDGsに貢献します」と広報活動している。既得権益にしがみつく業界のエゴのようにみえる。化石賞はこの業界のためにあ…

相次ぐ気候変動非常事態宣言 脱炭素社会実現に向けエネルギーは地産地消へ

福岡県の三潴郡大木町が気候非常事態宣言を採択した。国内の自治体として5例目となる。世界で1000以上の自治体などが非常事態宣言を出していることからすれば、まだ少ないのかもしれない。一方で、気候変動の影響が危機的状況にあるとし、温室効果ガス排出抑…

今年の人 グレタトゥンベリさんに

年末も近づき、恒例の「今年の漢字」に「令」が選ばれ、「今年の人」にグレタトゥンベリさんが選ばれた。 www.afpbb.com ひとりの少女が始めたストライキが、国境を越え大きなうねりになった。「大人たちが築いてきた今までの無秩序な文明」を批判する彼女の…

クロネコヤマトがEVトラック500台導入 物流業界の今

物流もいつしかブラックな業界として見られるになった。人手不足、働き方改革への遅れ、環境負荷問題など、物流業界には問題が山積している。 2017年、働き方改革の一環として始まったクロネコヤマトの構造改革も今にしてみると失敗のように映る。2019年上期…

改善進むラストワンマイル 2020年アマゾン全国で置き配開始へ

物流のラストワンマイルがまた一歩進む。アマゾンが来年から置き配サービスを全国展開するらしい。EC市場の大きい米国や中国で、すでに普及していたサービスがようやく日本でも利用できるようになる。

モノを大切にしていく

今年、父が亡くなった。たくさんの遺品整理にうんざりなんて思ったいたが、冷静になって振り返ってみると、ごみとして捨てることに何か抵抗感があったのだろうなと思う。使えそうなものは、ちょっと手を加えて、次の使い手を探そうとメルカリに出品した。引…

COP25閣僚会合とノーベル賞授賞式 受賞のリチウムイオン電池は

COP25の閣僚会合が始まる。そして、ノーベル賞の授賞式も今宵ある。世界から賞讃される一方で、世界から批判されることになってしまうのだろうか。リチウムイオン電池が、脱化石燃料に弾みをつける可能性もある。ハワイカウアイ島ではリチウムイオン電池を活…

アップル クックCEOが来日! 世界一の企業はマイノリティが経営する

アップルのティムクックCEOが来日。そのクック氏は2014年に同性愛者だとカミングアウトした。ジョブズはそのことを知っていたのか否かはわからないが、クック氏を後継CEOに指名した。そのアップルは世界一の企業になった。身近なところにも多様性の実例はあ…

脱プラ リフィルをもっと自由に、イオンと資生堂で始まる「Loop」

日本でも、いよいよ容器のリユース、リフィルが可能となる「Loop」のサービスが来年から始まる。その最初は、イオンと資生堂のようだ。「Loop」を運営するのはテラサイクル。東京都もテラサイクルを支援、1500万円の補助を行なうようだ。

追悼 医師中村哲さんを偲んで

アフガニスタンで医師の中村哲さんが亡くなられた。痛ましい出来事だ。正直、中村さんの活動を知らなかった。ニュースを聞いた後で、彼の足跡を辿った。 bunshun.jp 何か途方もなく虚しさを感じる。 アフガニスタンのため、地域のために活動する人が凶弾に倒…

SDGsや社会課題を自分事にする!

日経新聞が「日経SDGs経営大賞」を発表した。対象は国内企業だけのようだ。同じ基準でアップルやアディダスのような一歩先行く欧米企業を評価するとどんな結果になるのだろか。エシカルをキーワードにビジネスを展開する「生活の木」もどんな評価を受けるの…

倫理観 フェアトレードって何だろうか

フェアトレードは、貿易のしくみをより公平・公正にし、小規模生産者や 労働者が、自らの力で貧困から脱却し、地域社会や環境を守りながら、サステナブルな世界の実現を目指す取組みとFairtrade Japanは定義する。アパレルなどのものづくりの現場では、こう…

エシカル消費のために ファッション業界の今

ナイキが北極航路を使用しないと宣言し、賛同企業を求めている。H&Mは新たに服のレンタルのテスト販売を始めた。両社とも「ファッション業界気候行動憲章」に署名している。日本のアパレル企業はこの憲章に1社も署名していない。

断水対策に! 変わる水力発電 都市型小水力発電が静かに動き出す

分散型電源に注目が集まり始めている。台風15号、19号で発生した大規模停電が発端のひとつになっているのだろう。 ダイキン工業が、水道管で発電する設備を開発し、リコーやNTNは用水路での発電の実用化を目指している。都市にある「小さな水流」も注目すべ…

100年に一度の変革期という中で.....

トヨタがいい始めた「100年に一度に大変革期」。車の「CASE」を背景に、これから起こるだろう自動車産業の変化を言い表した言葉だ。 「CASE」とは、Cはつながる(Connected)、AはAutonomous、自動運転技術のこと、Sはシェアリング、EはEV化。そこには、5G通…

アンケート結果から見える2020年の生活、2030年の未来

気になる調査レポートが博報堂他からあった。11月29日グローバル気候マーチのデモが世界各地で行われた。SDGsのゴールとなる2030年はどんな世界が待っているのだろうか。2030年に向けての未来展望。

レゴの使命はCSR 「地球と、未来を作る子どもたちを一番に考える」

レゴ グループ CEO ニールス・ビー・クリスチャンセン氏が来日、Forbeとのインタビューで、レゴの使命はCSRであり、「地球と、未来を作る子どもたちを一番に考える」と答えたそうだ。そのレゴは、昨年植物由来のプラスチックを使った商品を発売し、今年はレ…