Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ESG投資に組み込まれるアマゾン、ダウ平均銘柄から退場するエクソン・モービル

8月31日、過去7年で最大となるダウ工業株30種平均の構成銘柄の組み替えが行われ、石油メジャーの米エクソン・モービルが退場となる。 アップルの株式が4分割されることの影響で、エクソン・モービルの他に、製薬大手の米ファイザーと防衛大手のレイセオン・…

続く酷暑、国境がない二酸化炭素やプラごみに対策を

連日の猛暑にうんざりする。ニュースは熱中症の犠牲者の人数を報道し、適切な冷房の使用を促す。 この猛暑に、二酸化炭素など温室効果ガスの排出による気候変動が影響しているといわれるのに、対策が進まないことに残念に思うばかりだ。全世界が協力して二酸…

コロナと異例の夏、ニューノーマルのはじまり 

1963年8月28日、米国で、ワシントン大行進があり、米公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キング牧師が、I have a dream(私には夢がある)と演説した。 昨日28日、57年前にあったワシントン大行進を記念し、人種差別と警察による暴力の撤廃を訴えた大…

過剰反応が対立を生む 米国の人種的不平等問題と米中対立

また、米国で凄惨な事件が起きた。ウィスコンシン州で、黒人男性が背後から警官に複数回銃撃される事件がおき、市民による抗議デモが続いているという。 ウィスコンシン州の知事は、過剰な武器使用だと非難したという。BLM運動が再燃するのだろうか。 www.bb…

ファッション業界が環境省と話し合う「大量廃棄」や「透明性」

環境省がファッション業界と意見交換をしたとTwitterで公表した。 【ファッション産業界との意見交換】8/26 #小泉環境大臣 は、7月に手交された「サステナブルなファッションの促進に向けた提案」に続き、ファッションに関わる民間企業の取組を発表いただく…

気づかぬうちに変化が 変わる果物の産地

野菜の高騰が続く。長雨による日照不足、その後の猛暑、野菜までが異常気象に翻弄される。9月になれば、少し落ち着いてくれるのだろうか。 様変わりする果物産地 異常気象の影響は野菜ばかりでなく、果物の産地にも変化があるようだ。愛媛県のミカン農家がオ…

酷暑のカリフォルニア 火勢増す山火事、予断を許さない電力不足

カリフォルニアの山火事の深刻さが増しているようだ。ブルームバーグによれば、歴史的規模に拡大しており、焼失面積は140万エーカー(約5700平方キロメートル)に達し、1年前の25倍になっているという。 AFPは、州政府が地方当局からの装備や人員の支援要請…

地球を蝕む4重の危機 いつまで「地球にやさしい」ままでいいのだろうか

米カリフォルニア州で発生した山火事の勢いが増しているようだ。延焼拡大で17万人以上の住民が避難を余儀なくされているという。 火勢は増し被害面積が2倍以上に拡大、カリフォルニア州史上最大規模になっているという。 記録的な熱波によって乾燥した草原…

過ぎ行く「特別な夏」 コロナ対策を振り返る

「感染拡大のピークに達したと考えられる」と、新型コロナ分科会の尾身会長が指摘したという。一安心といいたいが、まだ高止まりの状態が続ているようだ。 「再び増加するおそれがあり引き続き注意が必要だ」ともいう。まだ気を緩めてはいけないのだろう。 …

海を汚染するマイクロプラスチックスは環境問題なのか、それとも公害か

研究者らによって、さかんにマイクロプラスチックスの実態調査が行われるようになった。 「大西洋で過去最大規模の海洋汚染調査が行われ、水深200メートル以内に合わせて最大2100万トンものマイクロプラスチックが浮いていることが明らかになった」と、BBCは…

コロナ渦の観光産業に光か 民泊のAirBnB IPO申請 その理由は

このコロナ渦は日本特有の問題ではなく、世界のどの国も同じ状況であろう。 そんな中、 民泊の米AirbnbがIPO申請したと聞いて驚く。 米AirbnbがIPO申請 日本経済新聞によれば、企業価値は180億ドル(約1兆9000億円)で、米国のスタートアップでは4番目の規模…

北極の海に異変、コロナより恐ろしいこの夏の熱中症、それでも

かつて北極は極地であった。最果ての地、極地にいくことは冒険だった。 1978年4月29日、冒険家の植村直己さんが世界で初めて犬ぞり単独行で地球の頂点北極点に到達した。 40年以上前の極地の風景を、ナショナルジオグラフィックが伝える。 「初めて体験する…

地球の限界 東大が始めるサーキュラー・エコノミーの研究

8月17日、正午過ぎ、静岡県浜松市で国内最高気温となる41.1℃を記録したという。フェーン現象の影響があったようだ。2018年の埼玉県熊谷市の記録に並んだ。 暑すぎる夏、危険な気温は国内だけではないようだ。 米国カリフォルニア州デスバレーで、16日、54.4℃…

アフターコロナを手繰り寄せる 豊田社長の大きな野心

製鉄会社JFEの「京浜高炉」が100年以上の歴史に幕を下ろし、高炉の火を消すという。 米中貿易摩擦や中国勢の台頭などによる鋼材需要減を受けて苦渋の構造改革に踏み切ると、 ニュースイッチはいう。コロナやサーキュラー・エコノミー、脱石炭など、様々な要…

特別な夏 

40.9℃、昨日午後0時40分、浜松市天竜区で今年の国内最高気温を観測したという。国内歴代5位の記録になる。これまでの国内最高は、埼玉県熊谷市の41.1℃、 2018年7月23日に観測されたものだ。この先もしばらくは35度を超える猛烈な暑さが続く見込みという。 ww…

ヘッジファンドが注目する「ESGウォッシング」 空売りで企業が変わるか

グリーンウォッシング(greenwashing)という言葉がある。 Wikipediaによれば、環境配慮をしているように装いごまかすこと、上辺だけの欺瞞的な環境訴求を表すという。 企業の環境対応を批判する際に使用することが多く、上辺だけで環境に取り組んでいる企業…

新疆ウイグルの人権問題を憂慮するパタゴニア コットン素材の調達をやめる

アウトドアブランド パタゴニアが新疆ウイグル自治区からの素材調達をやめるという。新疆ウイグル自治区で起きている人権問題とは何か? 新疆綿は今後どうなっていくのであろうか。

激変する地球、傷ついた環境の中、JR九州「ななつ星」が運転再開へ

明日、8月15日に、JR九州の「ななつ星」が運転再開する。新型コロナと豪雨災害の影響を受け、運休が5か月余り続いていたという。 NHKによれば、「ななつ星」は、3月から新型コロナの感染拡大の影響で運休したのに続き、再開目前の7月初め、九州を襲った豪雨…

チョコレート会社の持続可能な調達活動 カカオに、パーム油

7月の天候不順の影響で野菜が高騰している。 「夏にここまで値上がりするのは異例だ」と、農水省の担当者が指摘したと共同通信が伝える。 8月後半には平年並みに戻るとの予測があるようだが、この酷暑の影響はないのだろうか。 this.kiji.is スーパーで野菜…

酷暑にマスク この暑さはいつまで続くのか

酷暑、昨日、馬県伊勢崎市と桐生市で最高気温が40℃超えた。全国921の観測点のうち230か所で、35度以上になったという。関東地方は、気温が上がりやすい山越えとなる南西風が吹きやすい気圧配置の影響もあったようだ。 気象庁が、「エルニーニョ監視速報」を…

繰り返される石油流出事故 脱石油を進めるとき

「座礁貨物船の亀裂拡大 『真っ二つになる恐れ』」とのAFPのニュースを見ては驚く。 先月25日、インド洋のモーリシャスの南東のサンゴ礁に商船三井が傭船した「わかしお」が座礁し、船体の亀裂から燃料の重油が漏れているのが確認されていた。 ロイターによ…

老舗アパレルが取り組むサステナブルブランド「エコアルフ」の本気度は

アディダスのマスクが人気のようだ。8月1日から始まった先行予約では既に完売となっている。 このマスクは、アディダスのリサイクルポリエステル「PRIMEGREEN(プライムグリーン)」が使用されているという。プライムグリーンはバージンプラスチックスを含ま…

モーリシャスで座礁事故 海の持続可能性を考えてみる

インド洋上の小国モーリシャスの南東の沖合で商船三井が傭船したばら積み貨物船WAKASHIOが座礁し、燃料の重油が大量に流出しているという。周辺のサンゴ礁などへの影響が懸念されている。 環境における緊急事態 モーリシャス沖 「わかしお」座礁事故 モーリ…

コロナ渦で増えるラベルレス ペットボトルとリサイクルPETで作るフェイスガード 

コロナ渦で増えるラベルレス ペットボトルとリサイクルPETで作るフェイスガード

脱炭素へ 「脱石油」を目指す石油メジャーBPの新たな戦略

今年2月、石油メジャーの英BP(ブリティッシュ・ペトロリアム)が、「カーボンニュートラル」を目指すと宣言したとき、非常に驚いた。 ついに石油時代が終焉に向かい始めたと思った。 石油メジャー BP(ブリティッシュ・ペトロリアム) BPはなぜ「脱石油」へ…

「レジリエンス」と「ビルド・バック・ベター」をコロナ対策に

米民主党の大統領候補指名を確実にしているバイデン氏が「ビルド・バック・ベター(より良き再建を)」をスローガンに「思いやりの経済」を構築していくことを目指していると聞く。 www.bloomberg.co.jp 「ビルド・バック・ベター」 バイデン氏がこの言葉を…

レジ袋有料化から1か月 脱プラは加速していくのだろうか

レジ袋が有料化されて1か月あまり経つ。 「今、私たちに求められているのは、レジ袋の次に何ができるかだ」 と朝日新聞は問いかける。 「プラスチック依存をできるだけやめる」 「そうした社会の実現には、メーカーや小売店、消費者などが一体となって取り組…

【脱炭素】戦う組織に変わった環境省と小泉大臣

7月、旧式石炭火力の休廃止や石炭火力の輸出要件厳格化など、政府の方針転換とも思えるようなニュースが続いた。 環境省の働きかけによる影響が大きかったのだろうか。 小泉環境相がその経緯を Business Insiderのインタビューで語った。 「ファクトをベース…

今夏も「危険な暑さ」 今後5年の地球の気温

7月、WMO 世界気象機関が、「新しい気候予測~今後5年間の地球の気温」を公表した。 世界の気温は今後5年上昇し続け、一時的に産業革命前の水準よりも1.5℃高くなる可能性があるという。 2020年に、北半球の広い陸域は、最近の過去(1981年から2010年の平均と…

コロナ渦 マスクと消毒液の転売規制解除へ、なぜこのタイミングか

コロナのニュースを見ては深いため息をつく。 国内の感染者が連日1000人を超え、東京ではまた過去最多を更新する。感染者が増加して、急ぎ対応する、その繰り返しに辟易してくる。 www.jiji.com 「経済と感染予防」、「アクセルとブレーキを同時に踏む」、人…