Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

食の脱炭素は進むのだろうか、菜食、地産地消、代替肉にポイント付与で推進か

今年の夏も、世界各地で異常気象が発生した。地球温暖化の影響が意識せざるを得ない。異常気象がおきれば、農作物の不作につながる。野菜高騰などはこれまで何度も経験してきた。こうしたことは何も国内ばかりではない。世界でも同様に異常気象による農作物…

【ESGの優等生 丸井】マルイ池袋が営業終了、モノを売らない百貨店へ

百貨店の丸井という表現はもう古いのでしょうか。報道される丸井のニュースでは、そんなことを感じます。PB プライベートブランド事業は2023年3月期までに撤退し、2026年3月期までには、売り場面積の約3割を「売らないテナント」に転換するといいます。 www.…

【曲がり角のESG投資】期待外れの成績、グリーンウォッシュ疑惑、明らかになる問題点

熱狂、ESG投資が空前のブームといわれたのはついこの間のこと。過熱し過ぎると、やはり水を差し、その熱を冷まそうとするのが自然な成り行きなのでしょうか。 GPIF年金積立金管理運用独立行政法人の選定した7つのESG指数のうち6指数が、ベースとなる親指数や…

【サスティナビリティの現在地】モンクレールの100%リサイクル素材 スニーカは高価なのか

Moncler(モンクレール)が、100%リサイクル素材を用いたスニーカー「RYEGRASS」を販売しているといいます。モンクレールは「環境保護の取り組みを象徴するモデルです」といいます。 WWD Japanによれば、アッパーにはリサイクルプラスチックが原料のフェイク…

多様性と調和、共生社会の実現と謳うパラリンピックと現実の社会

パラリンピックが始まりました。メダルラッシュ再来。連日、パラアスリートたちが活躍しています。 多様性と調和。共生社会の実現。 パラリンピックで掲げられる言葉はきれいごとにも聞こえる。 けれど、大きなきっかけと繰り返すうたい文句がなければ、社会…

福井の村田製作所の工場 クラスターで操業停止

福井県越前市にある村田製作所の生産工場で、新型コロナのクラスターが発生、これまでに98名の感染が確認され、工場が8月31日まで操業停止になるといいます。 村田製作所は、積層セラミックコンデンサ(MLCC)の世界的トップメーカで、アップルとも取引のあ…

【進み始める脱炭素】欧州も進めるバッテリーのリサイクル、国内メーカの対応は?

電気で駆動する製品には蓄電池を内蔵させた方がよいのではないかと考えたのは、もうかなり前のこと。これほどリチウムイオン電池が注目される前のことだった。日常使いでは電源ケーブルやACアダプタが不要となって、便利ではないかと単純な発想だった。その…

【脱炭素】太陽光発電事業者や新電力の倒産が続く中、あのテスラが蓄電池発電所を建設

太陽光発電事業者や新電力の倒産が相次いでいるようです。これからの脱炭素の時代に大いなる機会がありそうなものですが、そうではない実態があるようです。 TDB帝国データバンクによると、太陽光発電関連業者の今年上半期の倒産件数は38件で、前年同期比で9…

【動き出すサステナブルファッション】10月開催のEXPOとパタゴニアのポップアップ

ファッションワールド東京が、「第1回国際サステナブルファッションEXPO秋」を10月18日から3日間、東京ビッグサイト開催するそうです。 それによると、ファッション業界全体で環境や社会問題に貢献することが求められる中、来場者・出展社の強い要望を受け、…

【良心なきサステナブル】グリーンランドに雨、止まらない地球温暖化

電機会社で商品を作り、その普及に努め、それが社会の役に立てばと思っていましたが、あるとき、その商品が今後の社会では必要とされないと見切られるとショックでもあり、さて今後どうしようかと考えたりするものです。 そんなとき、これからは「サステナブ…

【深刻な気候変動】海面上昇、水不足、遅れる対策、スローダウンするパリ

NASA米航空宇宙局が、国連IPCCの6次評価報告書をもとにして、世界の海面水位の将来予測を特設サイトで公開しています。そのマップでは、日本の複数地点で、今世紀末に1メートル超上昇すると読売新聞が報じています。 海面上昇 NASAのサイトで、「SSP1-1.9」…

【ブルーカーボン】世界自然遺産の島 奄美大島でマングローブ植林を始める伊藤忠商事の脱炭素アクション

伊藤忠商事と奄美大島の宇検村(うけんそん)が、マングローブ植林の取り組みを開始することで合意したといいます。 伊藤忠商事によれば、本プロジェクトによって吸収されるCO₂を、国土交通大臣認可法人である「ジャパンブルーエコノミー技術研究組合」が発…

【生分解性プラの紙コップを野菜に】ラミネートされたプラを生分解性に変えると堆肥化できる

「紙コップから野菜へ」、三菱ケミカルが、生分解性プラスチック「BioPBS™」を使用した紙コップを起点とするコンポストによる循環型システム実現に向けた実証試験を行うと発表しました。実際に、野菜を栽培し、販売する計画のようです。 (資料:株式会社ギ…

【SDGsとコロナ渦】それでも旺盛な消費意欲、日本製紙釧路工場は紙・パルプ生産から撤退

出口が見えない新型コロナ、そんな中、2021年4-6月期のGDP 実質国内総生産の速報値が前期比年率で1.3%増になったといいます。2四半期ぶりのプラス成長だそうです。GDPの構成要素である「個人消費」も2四半期ぶりにプラスに転じ、前期比0.8%増となったとい…

【温暖化に抗う人たち】石炭火力発電所を買い取ろうとする保険会社、10年間で1億本植樹するセールスフォース

英保険大手・プルーデンシャルがアジア諸国で、建設から15年以内の比較的新しい石炭火力発電所を購入して閉鎖する計画を策定しているといいます。 なんと大胆な発想、しかし、そこまで温暖化の影響が深刻化しているということなのでしょう。 「こうした発電…

【列島を覆う前線、続く大雨】多発する極端な気候に警鐘を鳴らす科学者たち、求められる異常気象への適応

九州での大雨の特別警報が大雨警報に切り替わりました。ひとまず峠を越したのでしょうか。被災された方々にお見舞い申し上げます。まだ大雨が続いている地域もあるのでしょうか。ただご無事を祈ります。 先日、国連IPCCの地球温暖化に関する第6次評価報告書…

【連日の記録更新】災害級の大雨とコロナ、ほんとうに「自分は大丈夫」なのか

「災害級の危機」といわれているようです。 「ひとりひとりが身の危険を感じて守っていかないといけないレベルに入っている。全国が災害にみまわれている状況だと考えて、全国的な何らかの新たな抑制措置をとらなければいけないのではないか」と、東京都医師…

【脱炭素とバイオエコノミー】経産省が示す「第5次産業革命」はバイオテクノロジー

バイオマス由来のブタジエンゴムで自動車用タイヤを試作したと、横浜ゴムが発表しました。 試作したタイヤは石油由来のゴムを全てバイオエタノール由来のブタジエンゴムと天然ゴムに変更したそうです。石油への依存度低減によるCO2削減と持続可能な原料調達…

【住宅にも脱炭素】住宅に求められる省エネ、太陽光に断熱も、義務化の動きも

台風10号はあまり大きな被害にはならなかったようですが、台風9号の方は温帯低気圧に変わってからも、東北、北海道で猛威をふるったようです。東北で大雨が降ると、大きな被害につながりやすい、これまではあまり大雨が降ることが少なかったのだから、そうし…

【国連IPCC 6次評価報告書】疑いのない地球温暖化、激しさ増す異常気象、その原因に人間の活動を指摘

国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の地球温暖化の科学的根拠をまとめた最新報告書(第6次評価報告書)が公表された。人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がないといいます。

【逆風の脱炭素】資源高、リスク増す素材調達と循環経済、リサイクルの重要性

鉄鉱石に原料炭、銅などの資源高で総合商社の業績が改善しているといいます。世界経済が力強い回復を示す一方で、資源高の影響があちらこちらで顕在化しているようです。 中国ではリン酸肥料が高騰しているそうです。リン鉱石の生産が減少しているうえ、肥料…

【脱炭素】求められる資金、危機的なアマゾン熱帯雨林と新たなカーボンリサイクル技術

大気中の二酸化炭素を吸収する役割を担ってきたはずのアマゾン熱帯雨林が二酸化炭素の吸収源から排出源に転じているといいます。 ブラジル国立宇宙研究所の研究チームによる研究論文によると、アマゾン熱帯雨林の南東部では二酸化炭素の排出量が吸収量を上回…

【SDGs】ブーム化する「サステナブル」とにわかファン

ブーム化する「サステナブル」、Z世代の人たちは、軽い気持ちではそれに乗らないようにする姿勢が感じられます、とBusiness Insiderが言っています。 彼らにとっては、「サステナブルとは地球のためではなく、むしろ自分のためにやっている行動」だそうです。 …

【コロナと猛暑の2重苦】解決が見通せない新型コロナと悪化する気候危機

近頃は夏になると憂鬱になります。去年も今年もコロナと猛暑の2重苦です。真剣に何とかならないのかと感じます。 あまり不安を募らせるのはよくないのでしょうが、拡大を続けるコロナに追い打ちをかけられているようなものです。その対策に希望が持てれば、…

【脱炭素】CCS 二酸化炭素の地下貯留は「カーボンオフセット」にあらず

「実質ゼロLNG」、資源メジャーなどがCO2二酸化炭素を回収して地下に貯留するCCSを使って、カーボンニュートラルの天然ガスとして売る方針と日本経済新聞が報じています。 それによると、その手法は、海外ではうわべの対策と批判されており、脱炭素のルール…

悪化するコロナ渦、表面化する多くの社会矛盾

ボクシング女子フェザー級で入江選手が金メダルを獲得しました。そのけれんみのない笑顔がとっても好印象。格闘技に似合わないその雰囲気で、さわやかな気分になります。 一方、街中は相変わらずのコロナ。異様な陽性率の伸長に驚きます。発表されるデータは…

【蓄電池のサプライチェーン】脱炭素と低コスト化、ニッケル確保に走るテスラ 

今日もまた暑いといいます。日本各地で猛暑日になり、日本海側ではフェーン現象の影響もあって38℃予想の地点もあるといいます。猛暑もすっかり常態化し、驚かなくなったかわりに、ただうんざりするだけです。 エアコンの室外機の音を聞いていると虚しさを感…

【脱炭素】主流のゼロエミッション車とトヨタが描く自動車産業の未来

スズキとダイハツが、トヨタが推進する、軽商用自動車事業におけるCASE普及に向けての「Commercial Japan Partnership」プロジェクトに参画するといいます。 「Commercial Japan Partnership」とは、いすゞと日野自動車、トヨタのそれぞれの強みを組合せ、CA…