Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【アート&サイエンス】不確実で混迷する社会を生き抜くために求められる素養

米国では、注目されたFRBのパウエル議長のジャクソンホールでの講演が終わり、大方の期待が裏切られたようです。パウエル議長は利上げを継続する姿勢を鮮明にし、記録的なインフレを抑え込むための金融引き締めについて「やり遂げるまでやり続けなければなら…

過熱する気候テック、みなが熱望するソリューション、人材の移動が始まる

米シリコンバレーの「グリーン化」が加速し、気候変動ビジネスの「最前線」となりつつあるといいます。 Newspicksによれば、世界の気候スタートアップ総数は現在2752社、このうち497社がシリコンバレーのあるカリフォルニアの企業といいます。求人数が急増し…

【脱炭素】なぜ再エネ開発計画の撤回が相次ぐのか、意識してみたいアート&サイエンス

希少な動植物が生息していたり、原生林が残っていたりするなど、生物多様性の保全に貢献していると認められる森林や里山などを所有する民間事業者を対象に、不動産取得税や固定資産税などを軽減することを環境省が検討していくことになるといいます。 生物多…

【劣化する日本】多様性を認めあうことはあるのだろうか

「日本終了」と警鐘を鳴らす投資家のジム・ロジャース氏が、「月まで届きそうなほどの債務額の増大」、「世界一のスピードで進む少子高齢化」、移民を受け入れない、存在価値が薄れたゾンビ企業を延命させ、規制緩和をしない「保護主義」などが20年後に日本…

【止まらない気候変動】暑すぎた夏、大雨の日本、干ばつの欧中

今夏、日本では記録的な猛暑と大雨でしたが、欧州では熱波が続き、水不足による干ばつの危険にさらされているといいます。 欧州委員会の欧州干ばつ観測所が8月報告を公表し、「欧州のほぼ全ての河川が何らかの形で水位が下がり、一部は干上がっている」と指…

異常気象、避けられない脱炭素、EVシフトに変化の兆しか

今夏の記録的な猛暑と大雨を「異常気象」だったと気象庁が見解を示したといいます。また、その説明の随所には「気候変動」との関連を示しています。 6月下旬から7月初めの記録的な高温及びその後の天候の特徴と要因について~異常気象分析検討会の分析結果の…

【エネルギー危機に脱炭素】なぜ再エネ関連業者は不正行為をするのか

生活し難い世の中になった痛切に感じます。対策がままならないのは、政治が混乱しているからなのでしょうか。日々流れる報道に驚き、これではSDGsもESGもあったものではないのも当然だったのかもしれません。票集めに執心するあまり、政策が歪められることも…

循環型社会への移行で、要らなくなる産業と必要とされる産業

少子高齢化社会といわれています。限られたマーケットを巡って、多くの企業が争奪戦を繰り広げている様を見ていると少々嫌気がさしてきます。 標榜しているはずのサステナブル社会が遠退くばかりになっていないでしょうか。これから優先順位が変わることはあ…

人の知恵、それともAIなのか、進化続ける消費スタイル

ソフトバンク ビジョンファンドが「AI革命」を掲げ、大きな利益が上げたのもつかの間、パンデミックが収束に近づき、人々の消費スタイルに変化が現れ、インフレが加速し始めると、一気に苦境に立ったようです。 ソフトバンクG孫社長、ファンド悪化で5000億…

「エシカル後進国」日本、エシカル消費は誰が喚起するのか

「エシカル後進国」、そう言われても、そんなには不名誉なことではないのかもしれませんが、日本が「後進国」になったといわれれば不名誉どころでの話ではありません。 ESGやSDGsが世界のメガトレンドになり、その延長線上にエシカル消費があるのなら、それ…

猛暑に大雨、気候変動、成長しない経済も悪くはないのかもしれない

欧州を熱波が襲い、英国ではテムズ川の源流が干上がり、英政府は首都ロンドンなどイギリス南部が干ばつ状態にあると宣言したといいます。ドイツでもライン川の水位が低下し、物流に影響を出ているそうです。 テムズ川の源流枯れる 十数キロ下流に「始点」移…

内閣改造に期待していいのか、行政のデジタル化、DXの社会実装

内閣の改造が実施され、人心一新、再スタートとなるのでしょうか。所々課題もあるのでしょうが、気候変動対策に、SDGs、ESG、そうしたことが積極的に推進され、顕在する諸問題の解決に向かっていって欲しいものです。 デジタル改革、消費者及び食品安全を担…

企業の何のために存在するのだろうか、露見する不正の種子、目につく責任放棄

健康意識の高まりからなのでしょうか、機能性表示食品のブームが過熱しているといわれます。ただ多くの食品メーカーが機能性の科学的根拠として不十分な臨床研究論文を作成している可能性のあるとの指摘もあります。 揺らぐ機能性表示食品への信頼、薄い科学…

脱成長を目指すべきなのか、膨張する国の借金、求められる賢い支出

「国の借金」が6月末時点で1255兆1932億円となり、過去最多を更新したそうです。国民1人あたりに換算すると、初めて1000万円を超えたといいます。債務の膨張に歯止めがかからず、金利上昇に弱い財政構造になっているとの指摘もあります。 国の借金、6月末で1…

これが望んだ未来だったのか、感染症、気候変動、隣国との対立

国産の野生のトキが20年近く前に絶滅し、その後の保護繁殖プログラムによって佐渡での生息数が500羽近くまで盛り返したといいます。 現代の不死鳥 トキが日本によみがえる 写真18枚 国際ニュース:AFPBB News この佐渡の保護繁殖プログラムは中国との協力で…

農業は衰退産業にあらず。気になる食の安全保障、低すぎる食料自給率

国際情勢が急変しています。経済安全保障を強く意識せざるを得ません。エネルギー、食糧だけでなく、生活必需品すべてについて言えることなのでしょう。 中でも、食のことが特に気になります。カロリーベースの食料自給率は37%と低水準のままで、この数字は…

危機を感じる夏、民主主義、安全保障、そして、広島

広島に原爆を投下されて77年経過しました。核軍縮、核廃絶を今年ほど意識する年はないのかもしません。核の脅威が身近に迫ってきていると感じます。 原爆投下を命じたトルーマン元米大統領の孫のクリフトン・トルーマン・ダニエル氏がJIJI.comのインタビュー…

より過酷な夏、猛暑に記録的大雨、このままで気候変動に適応できるのか

猛暑、酷暑に記録的大雨、夏の気象が変わったように感じます。東北、北陸で線状降水帯が確認され、各地で被害が出ているようです。 こうした気象の変化は世界各地で確認され、欧州は熱波に襲われ、ライン川の水位が低下しているといいます。今後、さらに水位…

【生産性向上と賃上げ】あふれるほどの提言にアイデア、実現しない理由は

最低賃金の上げ幅が過去最大の31円で決まり、2022年度の最低賃金の目安を全国平均で時給961円になったといいます。伸び率は3.3%で、足元で進む物価上昇などを反映した結果になっているともいいます。 ただ企業は賃上げに必要な原資を得るため、生産性の向上…

【脱炭素と経済安全保障】バイオマスプラスチックスの将来性と課題

「バイオマスプラスチックス」、開発されてから長い時間が経過しましたが、ようやく自動車や家電、家具の分野で注目され、製品の訴求ポイントとなっているといいます。 「バイオマスプラスチックス」、生物資源、トウモロコシやサトウキビ等から取り出される…