Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ispaceの月面着陸失敗、潰えたのか日本発イノベーションという夢

民間初の月面着陸に挑んだ宇宙開発の「ispace(アイスペース)」の株価の下落が止まらないそうです。探査機の月面着陸の失敗を受けての失望売りといいます。 夢の途上か、はかない夢か 「ispace(アイスペース)」は、CEOの袴田氏がGoogle主催の「Google Lun…

【物流の2024年問題】商慣行を見直しはじめたスーパーマーケット

物流危機とも呼ばれる「2024年問題」、物流業界における人手不足の問題です。ドライバーの時間外労働の規制が強化されることより、長距離の輸送力に懸念が生じ、改善されない状況に、政府も対応に乗り出すといいます。6月を目処に政策を決定する方針だそうで…

成果を出す人、出せない人、成長する企業、しない企業

混沌さが増すばかりの世界、課題解決が進まない日本。一向に好転する兆しすら見えません。 一方、国民や企業への負担が増すばかりのようです。国政によって問題が解決されないのであれば、企業に頑張ってもらうしかないのでしょうが、その企業ですらかつての…

成長しない国、不正の蔓延、人権を軽んじる国

グローバル化を謳歌し世界が密接につながるようになると、今まで隠れていた問題が顕在化しました。豊かになる人々がいる一方で、搾取されたり、弾圧される人々の存在が明らかになりました。 こうした状況を鑑みてのことか、欧米では、人権に関するデュー・デ…

日本発の世界スタンダードにならないか、環境認証を取得したユニクロの新店舗

「ユニクロ」の新しいロードサイド店舗「前橋南インター店」が2023年4月21日、前橋市前橋南インターチェンジ近くにオープンするといいます。 環境面に配慮した店舗で、天窓やガラス面を生かして自然光を取り入れ、照明を節約し、入り口付近にエアカーテンを…

終わらない値上げラッシュ、高止まりの電力料金、国、企業、それぞれの思惑

続く値上げラッシュ、今年の食品値上げが2万品目を超えたそうです。昨年よりも3カ月早く、今後も小麦や鶏卵など原材料の価格上昇の影響が広がる見込みで、昨年よりも多くの商品が値上げになり、3万品目に到達する可能性があるそうです。 食品値上げ3万品突…

【サステナブルファッション】進歩しはじめたファッション業界

日本最大のサステナブルファッション展「サステナブル ファッション EXPO」が4月初旬東京ビックサイトで開催されたそうです。ファッション業界にもサステナブルがしっかり定着してきたのでしょうか。 アパレル×サステナビリティは踊り場 「で、着る人は何を…

巣窟と化した国、衰退の一途

嫌なことが続くようになっています。これまでの膿が一気に噴き出してきただけのことなのでしょう。その治癒には長い時間がかかりそうです。 SDGsや地球温暖化対策、脱プラなど様々な社会課題の解決に取り組むことで、「共通善」を希求することで価値観が変わ…

【人的資本経営】業績好調なユニクロ、個人の自己実現が企業成長の秘訣なのか

「ユニクロ」「GU」などを展開するファーストリテイリングの業績が好調のようです。ユニクロの海外事業が好調で、上半期の業績が上振れ過去最高益を更新したといいます。2023年8月期通期の連結営業利益予想を3600億円へ上方修正したそうです。 ファーストリ…

それも無印らしさか、新たなアンチテーゼに取り組む理由

無印良品、1980年代に「消費社会へのアンチテーゼ」という思想から生まれた会社といいます。 それから40年余り経過した今、「社会構造を囚人のジレンマから解き放つ──」という新たなアンチテーゼ「対立の理論」にチャレンジしているそうです。 第二創業のMUJ…

【エネルギーの三重苦】改善進まぬ原子力の安全性、高止まりの電力料金、積極推進できない再エネ

東京電力の柏崎刈羽原発で、また不適切事案が発覚したようです。「防護区域」に入る際の点検で、持ち込みに必要な許可がされていないスマートフォンを社員が所持し、発見される事案があったといいます。 東京電力社員、柏崎刈羽原発に無許可スマホ持ち込み -…

【鳴り響くJアラート】危機にさらされ続ける私たち、いかに自分自身を守るべきか

村上春樹さんが6年ぶりに長編小説『街とその不確かな壁』を出版しました。 村上春樹氏、新作「街とその不確かな壁」を刊行「年齢重ね、内面描く」一問一答 - 社会 : 日刊スポーツ まだ読んでいませんが、気になるタイトルです。 -タイトルにある「不確かな…

ChatGPTは創造的破壊を誘うのか、今求められているもの

OpenAIのアルトマンCEOが来日し、「ChatGPT」への注目がさらに高まっているのでしょうか。 岸田首相と面談したり、自民党の会合にも出席したそうです。色々な思惑もあるのでしょうから、様々な憶測が飛び交います。 ルビコン川を渡った人類~東大の見解 「人…

卵の高騰、品薄、なか卯は親子丼を値下げ、なぜ実現できるのか

卵の歴史的な高騰が続く中、なか卯が主力商品の「親子丼」を40円値下げしました。 原材料高や円安を受けて外食チェーンの値上げが続く中、あえて主力商品の値下げで消費者の節約志向の取り込みを狙いといいます。 なか卯は値下げ 親子丼を40円下げ450円に - …

春になると増える再エネ出力制御、米国ではテスラが始めた電力平準化のためのVPPが人気

中部電力の送配電子会社の中部電力パワーグリッドが、一部の太陽光・風力発電事業者の稼働を一時停止する「出力制御」を初めて実施したといいます。 中部電力・北陸電力など出力制御 三大都市圏で初 - 日本経済新聞 記事によれば、三大都市圏では初めてで、…

卵高騰、神宮外苑再開発、なぜ人々は抗議するのか

米国でも卵価格が高騰、昨年の平均価格1.46ドル(約195円)から3.68ドル(約490円)に跳ね上がったといいます。理由は日本同様に、鳥インフルエンザの発生し、殺処分されたことによって鶏の数が減り、卵不足で価格が上昇したそうです。その後、若干価格が下…

【課題だらけの脱炭素】G7広島サミットに向け急加速させはじめた政府

郵便局の配達にEVバイクが導入され、たびたびそれを見かけるようになりました。こうして脱炭素が徐々に進んでいくのかもしれないと思ったりします。 進まないEVシフト 一方で、なかなか進まないものもあるようです。 5年間で導入台数は世界でわずか450台程度…

進まないDX、定着しない人的資本経営、停滞したままの日本

EV 電気自動車の普及とともにハードウエアの価値は下がり、自動運転技術やソフトの競争になるといわれた自動車業界、多くの自動車メーカーがソフト開発を強化したが、ソフトで先頭を走る米国ではなぜか「ものづくり」の重要性を強調する場面が目立っていると…

【e-fuel 合成燃料】なぜEUは脱エンジンの方針を転換したのか

ルールや方針など、それらが規制となって、時に技術が進化したり、新しいテクノロジーが社会実装されていくこともあるのではないでしょうか。 しかし、流行やトレンドが変わっていくことと同じように、ルールや方針はその時代時代に合わせて、見直され不変で…

【WBCの余韻】人間の魅力、侍ジャパンにみる日本復活の道筋

薄々は気づいていたけれども、できれば認めたくないものもあるものです。国の衰退を、この1年で意識せざるを得なくなりました。 エネルギー危機は23年が本番、日本経済「窮乏化」を阻止せよ:日経ビジネス電子版 まだ間に合うのかもしれないと思っていたので…