Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2023-01-01から1年間の記事一覧

【見せかけのSDGs】続く不祥事、進まない社会貢献

化石燃料が高騰したといって電気料金が値上がりとなり、政府が補助をはじめます。一方で、電力会社は、再生可能エネルギー事業者に対し一時的な発電停止を求める出力制御を頻繁に行っているといいます。 この上半期に東京電力を除く大手電力は前年より3.1倍…

【研究進む気候変動】危機募らせる人々、楽観的に身構える若年層

「COP世代」、国連気候変動枠組み条約締約国会議 通称「COP」が初めて開催された1995年以降に生まれた世代は、気候変動よりも物価高への懸念が強いことが、39カ国・地域、3万人超を対象に行った意識調査で明らかになったそうです。 「COP世代」の約半数は気…

流行りのSDGs、増加するコンプラ違反倒産、不正が蔓延するようになった日本社会

また粉飾決算で逮捕者が出たようです。東証スタンダード上場の衣料品卸会社「プロルート丸光」が架空の売り上げを計上したとして、前の社長ら3名が逮捕されたといいます。 SDGsにESG、パーパス経営にDX:デジタルによる変革、こうしたことが社会のあたり前に…

貯蓄から投資へ 新NISAで動くおカネ、上値重い日経平均株価

貯蓄から投資へ、新NISAが来年1月から始まります。元本保証のない投資、経済動向に目を光らせていないと損失を被ることになりそうです。 うなぎ登りと思えた日経平均もここ最近は上値が重いようです。33,000円を突き抜けていくような雰囲気がありません。米…

広がる気候不安症、心配でたまらない、気候科学者も驚いた9月の暑さ

今年9月の高温は何も日本だけではなく、世界において同様のようです。世界各地の9月の平均気温は産業革命前の水準より1.8℃も高かったそうです。気温上昇幅を1.5℃に抑えるというパリ協定の目標を超えたといいます。 9月の暑さは「完全に常軌を逸していた」──…

激変する環境、気になる食の安全保障、進めたい農業の生産性向上

遠い異国でまた新たな争いが起きています。事情あってのことなのでしょうが、混迷する国際情勢がさらに混沌としていきそうです。ヨーロッパの片隅での争いで食糧価格に影響が出たりしている中、さらなる重荷を背を合わせることになるのでしょうか。 顕在化す…

調理ロボットを導入する大阪王将、破綻する学校給食

米国のスターバックスでは、最近客足が減っているそうです。その理由は、メニューが増えた上に、カスタマイズ注文が増えたからといいます。そんな現場のお困りごとをCEOに復帰した創業者のハワード・シュルツ氏が直接従業員から話を聞いて、「スピードアップ…

遅れる生成AIの活用、早くも10年後の汎用AIを語る孫さん

DXに、AI活用、遅れている生産性向上の取り組みが本格化してきたのでしょうか。基幹産業として日本経済を支えてきた製造業が、DX:デジタルトランスフォーメーションによる変革を迎えているといいます。 日本流DXで製造業変革 横河電機など、人と機械が協働 …

AI活用と週3日半勤務が実現する日

ChatGPTでAIブームに火がつき、AIバブルの様相で、関連スタートアップが雨後の筍のようにあちこちに現れ、次のイノベーションを競い合っているようです。 調達額は合わせて272億ドル。世界をリードするAI企業50社 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジ…

ようやく秋の風、近づくCOP28、遠退く世界が協力する気候変動対策

ようやく秋めいてきたのでしょうか。北からの風が湿気に満ちた空気を入れ替えてくれたようです。記録づくめの長過ぎた異常な夏がようやく終わりそうでほっとします。こんなに秋が恋しくなることは今までありませんでした。 この先この異常な夏が毎年やって来…

敗訴続きの米連邦取引委員会、米アマゾンを独禁法違反の疑いで提訴

米国の連邦取引委員会が、IT最大手のアマゾンを独占禁止法違反の疑いで提訴しました。 FTCは、アマゾンを「独占企業」と批判し、ネット通販で「独占力を違法に維持」するために、「反競争的で不公正な戦略」を用いていると主張しているといいます。 米当局、…

マイナカード、インボイス制度、失策続きの国、コンサル頼みで成長戦略を描けない企業

マイナンバーカードに、インボイス制度が国が新しいことを始めようとすると、混乱がおき、反対の声があがります。制度設計に無理があるのでしょうか。 政治主導で官僚の力が弱まっているといいます。その上、議員たちの国会答弁の準備などで官僚は大忙しで、…

暑かった夏、長過ぎた夏、記録尽くめの夏

東京での真夏日が90日となり記録更新したといいます。1年の1/4近くが30℃を超えていることに驚きます。 また、この夏の平均気温は、気象庁が統計を取り始めて以降125年間で最高を記録しました。その暑過ぎて長い夏がようやく終わりが近づいてきていると天気予…

異常気象と食糧危機、食を巡る騒動、まだ危機ではないのかもしれませんが

福島第1原発の処理水が海洋放出されてから1カ月が経過しました。依然中国は反発を続け、日本産水産物は禁輸となったままです。ホタテやナマコ、ウニなど大打撃を受ける一方で、「常磐もの」と呼ばれる福島県産の消費を後押しするムードが高まっているそうで…

認知度進むSDGs、あふれるSDGs的な活動、遅れる進捗

SDGsの認知度が進み、ビジネスの中にSDGsが取り入れられ、様々な活動が始まっています。 ナシ生産地の茨城県かすみがうら市では、これまで歯触りの良い食感が失われるなどして規格外となって廃棄されていた果実をピューレやドレッシングなどに加工するプロジ…

住宅ローン固定金利上昇、関心高まる日銀の政策、近づく「金利ある世界」

記録的な物価高が続き、物価はあがらないという常識が覆りました。日銀が長年が続けた物価目標2%を超える日々が続くようになり、これまでの異次元緩和政策の是正がいつになるのかが焦点になっているようです。すでに長期金利は上昇し、その影響で、住宅ロー…

円安、続く値上げ、高まる日銀批判

食品の値上げが続いています。消費者物価指数は8月も3.1%上昇し、生鮮食品を除く食料は前年同月より9.2%上昇しています。伸び率が9%台になるのは5カ月連続で、この秋も食品の値上げは続くといいます。さらに家計は圧迫されるといわれています。 変わらなかっ…

気になる線虫くん、疑義を投げかける調査報道

ユニコーン企業、企業評価額が10億ドル以上で、設立10年以内の非上場ベンチャー企業を指します。現在、日本では6社にとどまり、世界と比して大きく遅れているといわれます。評価額を1000億円以上としても12社、現在の国情を表しているのかもしれません。 線…

ジャニーズと人権侵害、与党議員の差別発言、SDGsサミットでの首相の演説

ジャニーズ事務所における性加害の問題を受け、大手企業が人権問題だとして、所属タレントにおるCM活動を自粛しています。人間としての尊厳が踏みにじられる行為が長年にわたり続けられ、多数の被害者を生んだのだから、当然の報いなのかもしれません。 その…

異常な夏、深刻化しそうな気候変動、約束を反故にする政府に声をあげる人々

ようやく猛暑から抜け出ることができそうです。待ち焦がれていた秋雨前線が南下しそうで、一雨くれば秋の空気に入れ替わると、天気予報が伝えています。 それにしても今年の夏は異常です。猛暑に局所的な大雨、水不足の地域もあるといいます。こうした異常気…

ジャニーズ離れ、忘れ去られたエンターテインメントの社会的意義

ビッグモータ不正に、ジャニーズ問題、次から次へと新たな事実が明るみになり、目を丸くします。ジャニーズ事務所所属の現役グループの元メンバーが「当事者の会」のメンバーに加わることが発表されました。 元キスマイ飯田恭平氏がジャニーズ性加害当事者の…

カーボンニュートラルになった新しいアップルウォッチ~倫理と正しさの時代へ

長い歴史を振り返っても、今ほど「正しさ」「倫理」が求められる時代はないといわれているようです。 正しさが求められる倫理の時代 必要なのは「3つのモノサシ」:日経ビジネス電子版 ジャニーズ問題が社会を騒がしています。創業者の性虐待を人権問題とし…

気になるジャニーズ、企業それぞれの対応

多くの企業がジャニーズでの性虐待の問題を受け、所属するタレントを起用した広告を取りやめることになりました。一方、「メディアの沈黙」と特別チームから指摘されたマスメディアの対応はどうなっているのでしょうか。 関連する各々の業界が、また個社それ…

【近づくデフレからの脱却】その後社会はどう変わる、変わる常識

従業員が身体的、精神的、社会的に満たされている状態になるよう環境を整えていく、ウェルビーイング経営が注目されているといいます。広義の意味においては、従業員のみならず、消費者、地域社会といった全てのステークホルダーの幸福を追求するためのもの…

長期金利上昇、揺れる市場、近づいてきそうな「金利ある世界」

政府の口先介入でも止まらなくなった円安が、日銀植田総裁の先週末のフォワードガイダンス的は発言を手がかりに、円高に転じたようです。これをきっかけにして、市場にも動揺が走ったようです。 長期金利が急上昇し、株式市場では銀行株が大幅高となり、不動…

財政破綻した英国第2の都市バーミンガム、それは明日の我が身かもしれない

イギリス第2の都市バーミンガム市が財政破綻したといいます。公共サービスにかかるもの以外のすべての支出を停止するそうです。 校舎が崩壊、医療サービスは1年以上の待ち、国内最大の自治体が自己破産...英国、債務危機の深刻すぎる現状|ニューズウィーク…

「世界に一つだけの花」は咲かない、問題ばかりの世の中

「世界に一つだけの花」は咲かない、問題ばかりの世の中

変わるはずもないことが変わることで生じる恩恵

住友生命が10月から、個人年金保険の一部商品で予定利率を引き上げるそうです。「平準払い」の商品では、38年ぶりのことになるそうです。日銀による金融政策の修正で長期金利が上昇していることを受けた対応といいます。 住友生命、個人年金の予定利率引き上…

気候テック、新たな成長分野から生まれるユニコーン

気候テックに関心が集まるようになったのでしょうか。世界最大の投資会社米ブラックロックのラリー・フィンクCEOは「次の1千社のユニコーン企業は、検索エンジンでもメディアでもなく、グリーンな水素や農業、製鉄、セメントを開発するビジネスだ」と述べて…

【持続可能な街づくり】LRTが開通した宇都宮市、反対が続く神宮外苑の再開発

75年ぶりの路面電車の新路線として開業した栃木県宇都宮市のLRTに関心が集まっているようです。 LRTとは LRTとは、「Light Rail Transit(ライトレールトランジット)」の略称で、次世代型路面電車とも呼ばれるそうです。低床式で、車体の床面の高さがホーム…