Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

イノベーション

【変わりは始めるテクノロジー】技術は進歩しても高価になるばかりのスマホ

どれもこれも似たようなサービスばかりがあふれるようになり、もう日本からは新しいものが生まれないのではないかといわれています。 何か無言の圧力のようなものがあって、企業活動が委縮、停滞していたのではないかと思ってしまいます。 そうした箍も外れ…

【動き出す日本企業】「6G」で世界標準を目指すNTT、KDDIのメタバースで推し活、パナソニックの弱いロボット

NTTは、2030年ごろといわれる次世代超高速通信「6G」の実用化に向け、新しい光通信基盤「IOWN」の開発を進めています。この技術開発にKDDIが加わるといいます。NTTが目指す「6G」の世界標準に近づくのでしょうか。 [社説]次世代通信「6G」で世界市場に挑め…

テスラの「マスタープラン 3」が示す「持続可能なエネルギー経済」への移行

テスラが3月1日、投資家向けイベントを開催し、イーロン・マスクCEOが、世界を救うという野心的な計画「マスタープラン3」を公表しました。 テスラが基本計画で示した「持続可能なエネルギー経済」と、見えてこない“低価格EV”の姿 | WIRED.jp 製造業に10兆ド…

【賃上げ、研究棟増設】素材には社会を変える力があると信じる東レのチャレンジ

オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)が発表した報告書で、今後数十年間の経済成長と軍事力にとって重要とみなされる44の技術分野のうち37分野で、中国の研究成果が世界を圧倒していることが明らかになりました。 China takes ‘stunning lead’ in key techn…

【異業種開拓】「ロートレシピ」製薬会社が食分野に進出する理由

企業における異業種への参入が多く見受けられるになっています。 縮小する国内市場を見え据えれば、当然の動きのようにも思えます。理由はそれだけではなく、様々なことが相まってのことなのかもしれません。 同じ事業を続け、マーケティング理論を駆使し、…

【生成AIとデザイン思考】新しい価値観、新たな文化を生み出そうとする企業

米ファストファッションの「FOREVER21(フォーエバー21)」が日本に再上陸したといいます。 新生フォーエバー21は、かつての「大量生産・大量販売・大量廃棄」というイメージからの脱却を目指し、「サステナビリティ」に力を入れているそうです。 再上陸のフ…

【利便性と想像力】生成AI「ChatGPT」の熱狂と使用制限、静観を続けるアップル

生成AI「ChatGPT」が話題になり、マイクロソフトもこの技術を使ってチャット検索「新しいBing(ビング)」をリリースし、スマホ版も登場したそうです。 長くグーグルが牛耳っていた検索市場に変化が起きる可能性も指摘されています。 一方で、問題も指摘され…

成田空港に大規模太陽光発電設備導入へ、進む脱炭素化、その先に何が求められるのか

成田空港、長く日本の空の玄関口と機能してきました。開港から40年が経過し、エネルギー供給施設なども老朽化し、その更新が課題になっているといいます。 また「脱炭素」、環境負荷の軽減も避けることのできない課題になっています。 そうした中、空港を運…

【深刻な人手不足】苦境の観光業界で進み始めた業務の効率化、DXに生産性の向上

急激に需要が回復している観光業界で、人手不足が顕著になっているそうです。 求人しても集まらず既存の従業員で現場を回わざるをえず、人手が足らず、施設の半分が休業させる宿泊施設もあるといいます。 ホテルや旅館が人手不足でパンク状態 長引いたコロナ…

【宇宙の視点】気候変動問題の解決に向けてソニーが始める「地球みまもりプラットフォーム」

「地球みまもりプラットフォーム」、ソニーが進めるプロジェクトで、衛星から地球上の変化を観察し、AIにより地球上の異変などを事前に予測して、対応を提案するネットワークシステムといいます。 〝もっと地球を知る〟ためにソニーグループが進める最新プロ…

【持続可能な社会へ】拡がるCO2排出量の見える化、ビジネスモデル見直しのきっかけにできないか

スイスの高性能ランニングシューズブランド「On」が、日本国内で22年10月から100%リサイクル可能なシューズのサブスク「Cyclon」を始めたといいます。 超斬新「靴」サブスク 100%リサイクルの無限ループが顧客を魅了:日経クロストレンド 月額は税込みで33…

【サスティナビリティ】持続可能な社会への移行を願わずにはいられない

時々刻々世界は変化し、ビジネス環境が一定であることはありません。時代が移ろえば、それまで栄えていた企業が、急速に衰えていくこともあります。淘汰されていく企業がある一方で、再び成長していく企業もあります。改革を厭わず、それに成功した企業が再…

【価格転嫁と賃上げ】進む業界、進まない業界、その差は何なのか

「公取から厳しい指摘をいただいたのは痛恨の極み。襟を正して率先してやっていたつもりだったが、隅々まで行き届いていなかった」と、デンソーの松井経営役員が決算記者会見でそう述べたそうです。 デンソーが下請けのコスト増分適正に価格転嫁、1500億円-…

【少子高齢化と医療DX】はじまった電子処方箋、メリットは患者だけなのか

医療DXにつながるはずの「電子処方箋」の全国運用が今日26日から始まったそうです。ただ初日に対応できる病院は6カ所、診療所は10カ所にとどまるそうです。普及すれば、患者の利便性は向上し、なおかつ安全性の向上に役立つといいます。 「電子処方箋」いつ…

日本の農業ロボットが米国でイノベーション大賞、不可避になった農業の生産性向上

米国ラスベガスで開催されていたテクノロジー見本市「CES 2023」が、様変わりしているといいます。今年は、農業機械の自律化や電動化、新しいロボットなどが関心を集めていたそうです。 CESの主役は農業・食品技術に、自律的な農機・ロボットで食料不足を解…

【イノベーション】ソニーのEV「AFFELA」、日本のものづくりは復活するのか

国内回帰する動きがスタートアップでも広がっているそうです。足元での円安傾向や地政学リスクなどビジネス環境の変化に合わせた動きのようです。 スタートアップも国内回帰 ものづくりのノウハウ蓄積: 日本経済新聞 海外の人件費高騰や輸送費の急激な変動な…

非中央集権型のWeb3の台頭で、現実社会に変革は起きるのだろうか

メリークリスマス、ウクライナ、そして世界が平和でありますように。 ロシアによる侵攻が一刻も早く止まって欲しいと願います。 プーチン「エネルギー王」時代は終わった 石油はもはやロシアの武器にあらず | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) 記事は、…

良くならない社会、教養を求める人が増えるワケ

時代が移ろえば、好まれる思考も変化するのでしょうか。ここ最近では「教養」を学ばれる人が増えているといいます。 ロシアによるウクライナ侵攻、その前にはトランプ前大統領の過激な行動など、これまでには考えれられなかったことが頻発しています。日本で…

人手不足を賃上げで解消しようとする米国、それができない日本ではロボット導入の事例も

米国では人手不足が一層の賃上げを促し、それがモノやサービスの価格に波及し、インフレの高止まりを持続させかねないということが、先日発表された雇用統計で明らかになったといいます。 コラム:米労働力不足が深刻、政策担当者に増す重圧 | ロイター 日本…

なぜイーロンマスク氏はそこまできるのか、韓国大統領と面談し、ツイッター社員の週報までチェック

サッカーワールドカップで、日本がドイツに歴史的な勝利をあげ、驚くと同時に感動です。目標に掲げるベスト8入りも夢ではなくなるのかもしれない、そう感じる試合でした。日本もまだまだ捨てたものではない、やることをやれば、できるようになると思わせる試…

【脱炭素と生産性向上の同時進行】効果を上げるダイハツの取り組み事例

「脱炭素は重要なもの」と考える企業が増え、工場など生産現場で、その取り組みが加速しているといいます。これまでの太陽光発電などの再生可能エネルギーから、生産工程の効率化や仮想空間を使った脱炭素のシミュレーションなどの動きも出てきたそうです。 …

【仮想通貨期待の星FTXの破綻】なぜ不正を犯してまで急いでしまうのか

米アマゾンの創業者 ジェフ・ベゾス氏は、1240億ドル(約17兆4000億円)にも及ぶ資産の大半を慈善事業に生前寄付することを計画していると明かしたといいます。 ジェフ・ベゾス氏、資産の大半を慈善事業に生前寄付へ-CNN - Bloomberg ベゾス氏は、資産の…

マーケティングの再定義始まる、消費を促すだけか、それともパーパスを伝えるのか

「株主第一主義」のまま抜け出ることができない日本、世界から大きく遅れている「1周遅れの株主資本主義」との意見があります。 一方、目を転じれば、目まぐるしく変化していく情勢に適合しようと新たな経営スタイルが模索する動きが世界で巻き起こっている…

【生産性の向上】紙対応は無くなるのか、動き出しそうな国のデジタル化

国が「アナログ規制」の撤廃を目指し準備を進めているといいます。2024年の通常国会で改正をめざす規制関連条項を当初計画の4000件から9000件に増やしたといいます。 記者会見した河野デジタル相が「アナログ規制を一掃して生産性向上や柔軟な働き方、新技術…

賃上げは進むのか、値上げせずに賃上げするシャトレーゼの事例

労働組合の中央組織「連合」が、来年の賃上げ目標を「5%程度」に引き上げる方向で調整に入ったそうです。物価高騰で家計の負担が増していることを踏まえているそうです。 朝日新聞によれば、経団連の十倉会長は「ベアの役割、機能を再認識することが必要だ」…

【SDGsとイノベーション】みなはそういうけれど、高まらないモチベーション

再生可能エネルギー電力を採用するケースが企業において増えてきているそうです。化石燃料の価格高騰などによる電気料金の上昇もあり、再生可能エネルギーに割安感が生まれ、また再生可能エネルギーを利用しやすい環境が整い始めた影響なのでしょうか。 低コ…

【培養肉】食卓に届く日が近づく、日本ハムが「トリの培養肉」を公開

代替肉についての興味がつきません。まだわが家ではメインディッシュに上がることはないですが、そんな遠くない将来に、ひとつのお肉として認知され、広く一般家庭に流通していくことはあるのでしょうか。 河野消費者担当大臣が東京大学の研究所を訪れ、「培…

【視座を変える】なぜ躓くのか、何から手を付けてわからない脱炭素

国がカーボンニュートラルの目標を設定して、脱炭素が一気に動き出したではないかと思ったのですが、必ずしもそうではないのでしょうか。 「サプライチェーンにおける脱炭素も図る」といって多くの企業がチャレンジしているかと思いきや、現実には、「報告書…

【脱炭素に食の安全保障】誰もが参加できる農業、そのために活用されるAI人工知能

年々激化する異常気象を経験しては、気候変動を憂慮します。気候変動の緩和と適応が求められ、どの課題も重要性が増すばかりで、それぞれに迅速な対応が必要になっているのでしょう。 これに昨今の国際情勢を加味すれば、農林水産業などの重要性がますます高…

【バイオエコノミー】バイオコンビナート構想、微生物が生み出す未来の資源

微生物などのはたらきによる発酵で、食品や酒、薬などが作られてきました。先人たちの知恵に敬服せざるを得ません。微生物のもつ不思議な力を発見し、その中から優れた微生物を選び出し、育てては選別するという品種改良を繰り返してきたといいます。こうし…