Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

グローバル化

値上げラッシュと小麦の高騰、お米は小麦の代替になるのか

小麦が高騰し、値上げラッシュ、何から何まで値上げとなっています。そんな中、お米が注目が集まっているといいます。 岸田首相も先日の記者会見で、「国産の米や米粉、国産小麦への切り替えを支援する」とも話し、また、小麦の政府の売り渡し価格については…

コンビニで量り売り、海洋プラでできたノベルティグッズ、価値観が変わり始めたか

ままならない国際情勢、中国でのコロナ渦、ウクライナ危機、悪い円安に物価高騰、こんなことに一喜一憂していても仕方がないのかもしれない。 不幸もいつ幸福に転じるかわからない。散々に言われてきた環境問題や気候変動、SDGsも今ではメガトレンドになった…

パーム油最大の生産国インドネシアが輸出を禁止、なぜこんなときに

慣行や慣習、秩序にルール、そういったものを自分の都合で勝手に変えてしまったら、ゆがみが生じる。それまで多少の軋みはあったのかもしれないが、正常運転できていたものさえ、異常をきたすことになるのだろう。 そんなことが頻発するようになっていないだ…

肥料価格の高騰が食料不足を招く恐れ、日本のコメは問題ないのか

食料不足が深刻化しそうである。中東地域では危機的状況になりつつあるとの報道を目にするようになった。そうした地域では、小麦をウクライナとロシアからの輸入に頼っていたという。 そればかりでなく、ロシアからの化学肥料の原料が滞ることで、世界各地の…

重視すべきは脱炭素ではないか、エネルギーが高騰するからこそ脱化石燃料

エネルギー価格が高騰を続けている。経済制裁の影響もあって不透明感が否めない。政府は経済対策を銘打って、また税金を投入する。根本対策になるのだろうか。それとも経済制裁は長期化せずに解除が可能になるとでも考えているのだろうか。 脱炭素が進めば、…

続く厳しい電力需給、今年の冬に計画停電も、後進国化しそうな日本

まだ気が早いですが、冬がやってきて、もし今年も寒い冬になると、計画停電になる可能性が否定できないといいます。 経済産業省が来季の冬の電力需給の見通しを示し、それによると、東京電力管内では安定供給に必要な予備率3%を大幅に下回ってマイナスにな…

業務用小麦粉が値上げ、止まりそうにない値上げラッシュ、自前主義に徹する業務スーパー

業務用小麦粉が値上げになるという。値上げラッシュに拍車がかかるのだろうか。 日清製粉やニップン、昭和産業などが6月から値上げする。政府の売り渡し価格の引き上げが理由という。海外産の小麦は政府が一括輸入している。 主産地の北米では不作、これにウ…

ロシアの禍か、インフレ高進、迫る食糧危機、悪化しはじめる治安

スリランカやペルーで、インフレの高進により抗議活動が激化、一部が暴徒化する事態になっている。スリランカでは長期停電も発生する事態になっていたという。 ウクライナ危機の影響もあるのだろうか。 コラム:スリランカ危機が世界に警鐘、インフレの政治…

日本はこのままでいいのか、国会でオンライン演説を求めるゼレンスキー大統領

ウクライナでの人道危機を憂い、毎日少額の募金を続けてみるも、一向に戦争は収まりそうにもない。ニュースを見ては心を痛める日々が続く。 「子どもと一緒に逃げているが、どこに逃げればいいのか分からない」。 pic.twitter.com/rZjwlEXyBn — ロイター (@R…

ウクライナ情勢に見る正しきことを追求する困難さ

ロシアによるウクライナでの戦争が続く。ウクライナからの難民が250万人を超えたという。 これだけの多くの人々が戦争によって避難せざるを得なくなっているということは、あってはならないことなのだろう。何よりも停戦が求められる。 戦争当事国双方に「正…

ロシアの戦争で変わる価値観、問われるESG投資の質、進む脱ロシア

東西冷戦の象徴と言われたこともあったマクドナルドがロシアから撤退する。 米マクドナルドやスタバ、ロシアでの営業一時停止 | ロイター ロイターによると、ロシアによるウクライナでの戦争を受け、ニューヨーク州年金基金などが世界的なブランド企業にロシ…

ウクライナ危機で考える循環型経済「サーキュラーエコノミー」の意義

ロシアが一線を越えてしまいました。欧米諸国が制裁に動き、日本も追従します。当然、制裁にはネガティブな側面があります。世界経済ばかりでなく、日本経済にも影響があるのでしょう。ただでさえ、エネルギーや食料品が高騰しています。今以上の悪影響とな…

取り残される不安、株価が急回復する米アマゾン、百貨店を切り離すセブン&アイ

一時、値を大きく下げていたアマゾン・ドット・コムの株価が4日に急上昇、前日比14%高で取引を終えたそうです。昨年10-12月(第4四半期)決算が予想を上回ったことや、プライム会員の会費引き上げが好感されたといいます。 アマゾン株急伸、プライム会費…

【クリーンエネルギー戦略】日本の弱点は再エネのコスト高、その弱みは是正できるか

「クリーンエネルギー戦略」に関する有識者懇談会が首相官邸で開催された。 毎日新聞によれば、国内原発の新増設や建て替えの明記を見送る方針を固めたそうだ。原発に対する世論を考慮、「原発維持」の方向性を打ち出した場合、夏の参院選に影響しかねないと…

ソニーが発表したEV 事業会社「ソニーモビリティ」と、第2世代EVプロトタイプ「VISION-S 02」

ソニーが米国ネバダ州ラスベガスで開催されているCES2022で、20年に公開したEV 電気自動車の試作車「Vision-S」の2世代目となるSUVタイプの「VISION-S 02」を公開し、2022年春にEVの事業会社「ソニーモビリティ株式会社」を設立すると発表した。驚きである。…

脱炭素に向けて「決定的な10年」、2030年どこまで排出量を減らせるのだろうか

COP26がどんな意味を持ち、この先、どんな影響を及ぼしていくのかが気にかかる。中ロの首脳が会合に参加せず、世界の分断などの声をもあるのだろうか。また、石炭火力発電についても、世界各国の取り組み姿勢があらわになった。 一方、「1.5度目標への自主的…

【COP26、延長される会期】まとまらない成果文書、止まらない異常気象

COP26の会期が延長になったようだ。議長国イギリスが提示した最終成果文書で合意を得ることができず、見直しが必要になったようだ。 COP26 最終日 議長案への合意得られず 会期延長へ | COP26 | NHKニュース NHKによれば、西アフリカのギニアが途上国グルー…

COP26に半日の強行日程で参加する首相と「人間と地球にとっての転換点」と警告する国連事務総長

衆院選期間中に、もう少し気候変動対策で熱い議論があるのかとも思いきや、そうなることもなかく、選挙は終わった。残念なことと感じる。過去9年間の与野党間の恨みつらみはこの選挙で終わりにして(見過ごすことが出来ない個片の問題は問題ではあるが)、も…

アテネの聖火採火式で、人権活動家が抗議、終わらない差別と対立

早いものである来年に2月は冬のオリンピックが中国北京で開催されるという。その聖火の採火式がギリシャ アテネで行われ、抗議活動があったという。 五輪=北京冬季大会ボイコット訴え、活動家が人権問題巡り | ロイター ロイターによれば、亡命ウイグル人組…

【サステナをもう一度点検する】欧州での天然ガス高騰はグリーンリカバリーの躓きか

イギリスが大混乱のようです。JIJI.COMによれば、キャベツなど野菜の収穫作業員の求人では時給が30ポンド(約4500円)に高騰しているといいます。タンクローリーの運転手が足りず、各地のガソリンスタンドで燃料不足によるパニック買いが起き、運搬の代行に…

【グリーンリカバリーは何処へ】コロナ渦あとの災厄 物価上昇、電力危機、天然ガス高騰、パニック買い

欧州で天然ガスが異常高騰している。イギリスでは、トラック運転手が大幅に不足し、ガソリンや様々な物質の輸送が滞り、パニック買いになっていると言う。中国では、極端な電力不足で一般家庭でも停電する事態になっている。 コロナ渦が収束しはじめ、これま…

福井の村田製作所の工場 クラスターで操業停止

福井県越前市にある村田製作所の生産工場で、新型コロナのクラスターが発生、これまでに98名の感染が確認され、工場が8月31日まで操業停止になるといいます。 村田製作所は、積層セラミックコンデンサ(MLCC)の世界的トップメーカで、アップルとも取引のあ…

【脱炭素】CCS 二酸化炭素の地下貯留は「カーボンオフセット」にあらず

「実質ゼロLNG」、資源メジャーなどがCO2二酸化炭素を回収して地下に貯留するCCSを使って、カーボンニュートラルの天然ガスとして売る方針と日本経済新聞が報じています。 それによると、その手法は、海外ではうわべの対策と批判されており、脱炭素のルール…

【脱炭素】主流のゼロエミッション車とトヨタが描く自動車産業の未来

スズキとダイハツが、トヨタが推進する、軽商用自動車事業におけるCASE普及に向けての「Commercial Japan Partnership」プロジェクトに参画するといいます。 「Commercial Japan Partnership」とは、いすゞと日野自動車、トヨタのそれぞれの強みを組合せ、CA…

【地球温暖化と自動車】テスラを拒むドイツ、欧州の脱炭素規制で「クルマ」は変わるのか

地球温暖化、その影響を研究する専門家が増えているのでしょうか。 AFPによると、英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジに、今後数十年で、さらに多くの致命的な熱波を目の当たりにする可能性を示唆する論文が掲載されたといいます。 www.afpbb.com そ…

【改めて社会課題を見つめ直す】国の脱炭素政策を仕事にする企業は持続可能なのか

Amazon.com 元CEOのジェフベゾス氏が、自身で創立したブルーオリジンの宇宙船「ニュー・シェパード」で宇宙旅行したそうです。 その旅行を終え、地球に戻ってきてからの会見で、「宇宙に行った人は誰もが、それによって自分が変わったと語る。地球とその美し…

【トレーサビリティ】ユニクロの新疆綿使用嫌疑は払拭できるか

ファーストリテイリングが決算を発表し、決算発表会見が開催されたといいます。 毎日新聞によると、岡崎健グループ上席執行役員最高財務責任者(CFO)がその会見で「原材料に至るまで自分たちが直接確認できるものを使っていくべきだというのが世の中の要請…

【カーボンプライシングとは】欧州、中国で先行する国境炭素税、排出量取引とは

EUが脱炭素への動きを加速させています。欧州委員会が、域内の温暖化ガス排出量の大幅削減に向けた包括案を公表しました。 ロイターによると、フォンデアライエン欧州委員長は「欧州は50年にクライメートニュートラル気候中立を宣言する最初の大陸となり、欧…

【バラ色でない脱炭素】まだまだ設置が求められるメガソーラー、強まる省エネ規制

日本中の住宅の屋根や農地を太陽光パネルが埋め尽くす、そんなシナリオも荒唐無稽なものではなくなりつつあるとブルームバーグがいいます。 国の脱炭素政策あってのことか、急激に太陽光発電が急拡大しているといいます。IRENA国際再生可能エネルギー機関に…

動き出すサーキュラーエコノミー 米国でコカ・コーラの100%リサイクルペットボトル始まる

北米のコカ・コーラが100%リサイクルPET(rPET)ボトルのコークの販売を始めると発表した。そして、その新しいボトルは13.2オンスと、少し小さなボトルになるそうだ。 www.coca-colacompany.com コカ・コーラノースアメリカによれば、今月、フロリダ州、カ…