Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

サスティナブル

【SDGsの恩恵か】無印の地域への土着化で広がる地産地消、脱炭素を目指す石化コンビナート

「無印良品」が中国上海市で、「農場」をコンセプトにした新店舗をオープンさせたといいます。日本の無印が展開している「地域への土着化」の流れと同様な取組なのでしょうか。 無印良品が中国で「農場」新店舗、自前野菜は再成長の芽となるか:日経ビジネス…

【宇宙の視点】気候変動問題の解決に向けてソニーが始める「地球みまもりプラットフォーム」

「地球みまもりプラットフォーム」、ソニーが進めるプロジェクトで、衛星から地球上の変化を観察し、AIにより地球上の異変などを事前に予測して、対応を提案するネットワークシステムといいます。 〝もっと地球を知る〟ためにソニーグループが進める最新プロ…

【持続可能な社会へ】拡がるCO2排出量の見える化、ビジネスモデル見直しのきっかけにできないか

スイスの高性能ランニングシューズブランド「On」が、日本国内で22年10月から100%リサイクル可能なシューズのサブスク「Cyclon」を始めたといいます。 超斬新「靴」サブスク 100%リサイクルの無限ループが顧客を魅了:日経クロストレンド 月額は税込みで33…

【経済安全保障】国産化で持続可能な社会に近づいていくのか

気球問題を端にして米中の対立がますます激化しているようです。ハイテク分野を対象にした経済安全保障の議論が、再生可能エネルギーやEV 電気自動車などにも波及し、国家をあげた覇権争いの様相を呈しているようです。 国がこうしたことにまったく無頓着と…

【脱エネルギー危機】実用化が近づくペロブスカイト太陽電池、横浜では弱い光の駅構内で実証実験

次世代太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」の実証実験が相次ぎ、電機大手も開発状況を公表するようになっています。さらに注目が集まっているのでしょうか。 「将来は、最低でも1000億円単位のビジネスに成長すると思うし、材料の提供だけでも数百億円のビジ…

【危機感を募らせる経営者たち】現実化しつつある日本の衰退

対話式AI「ChatGPT」など、新しいサービスが誕生しています。また、「リスキリング」に「学び直し」などが求められるようになって、にわか専門家が増殖しています。 どれも健全な経済活動といえるのでしょうし、社会をより良くしていこうとの現れなのかもし…

【GXとは】原発再稼働で値上げを抑制する九州電力、政府のGX基本方針には次世代原子炉

大手電力各社が値上げに動く中、九州電力は値上げの申請を見送る方針といいます。原発の稼働で収支改善が見込めることが理由と言います。 玄海原発4号機が起動、九州電力の全4基が同時運転へ…値上げ申請見送り方針 : 読売新聞オンライン 佐賀県玄海町の玄…

定着するリサイクル、廃ペットボトルリサイクルに公正取引委員会の調査

ペットボトルの水平リサイクル「ボトルtoボトル」が活発になり、廃ペットボトルの争奪戦が起き、いよいよ公正取引委員会が乗り出し事態になっているといいます。 廃ペットボトルリサイクルで“争奪戦” 公取委が実態調査「独占懸念」 | 毎日新聞 記事によれば…

頓挫した三菱の国産小型ジェット旅客機、その陰で期待される次世代原子炉と防衛関連事業

国産小型ジェット旅客機「スペースジェット」のプロジェクトが頓挫したといいます。 三菱重工がこの事業からの撤退を決めたといいます。 ついえた「日の丸ジェット」 露呈したノウハウ不足:時事ドットコム 『技術』を『事業』にするところの十分な準備や知…

【サスティナビリティ】持続可能な社会への移行を願わずにはいられない

時々刻々世界は変化し、ビジネス環境が一定であることはありません。時代が移ろえば、それまで栄えていた企業が、急速に衰えていくこともあります。淘汰されていく企業がある一方で、再び成長していく企業もあります。改革を厭わず、それに成功した企業が再…

【価格転嫁と賃上げ】進む業界、進まない業界、その差は何なのか

「公取から厳しい指摘をいただいたのは痛恨の極み。襟を正して率先してやっていたつもりだったが、隅々まで行き届いていなかった」と、デンソーの松井経営役員が決算記者会見でそう述べたそうです。 デンソーが下請けのコスト増分適正に価格転嫁、1500億円-…

【安いニッポン】海外出稼ぎ、若者の流出、強烈なスピードで進む少子化

「安定した職をも捨てて、若者たちが続々と海外に出稼ぎに向かう」、出稼ぎを受け入れる国でなく、排出する国になってしまったかと思うと、少々ショッキングなことです。 「日本の倍は稼げる」、オーストラリアの農場で働く男性は1日6時間の作業で月収50万円…

【企業の不祥事】なぜ不正がおきるのか

プラスチックス大手の東レが樹脂製品で、米国の安全認証で「UL」を不正に取得していたとの報道があり残念に思いました。東レを信用し、そのエンプラなどを使用していた身からすれば、ショック極りありません。 日覺昭廣氏「品質不正、デフレ心理の裏に契約順…

凶悪事件や信じられない問題が続く日本、何か大切なことを見失っていないか

国を震撼させる連続強盗事件、著名なコメンテーターでもあり国際政治学者の失墜にスキャンダル、首相の問題答弁、この国のモラルはどうなっているのでしょうか。 その時々の空気感や常識によって、人は大きく影響を受けるといいます。 以前では考えられなか…

【賃上げと倒産ラッシュ】物価高騰、節約志向、人手不足、金利上昇、悪影響をあげたらきりがない

物価の高騰が止まりません。先行指標でも東京23区の消費者物価指数が昨年に比べ4.3%上昇しているといいます。このうち、財は前年比8.1%の上昇であるのに対し、サービス価格の上昇は1.2%にとどまっているそうです。専門家の見立てでは、賃金上昇が伴っていな…

【次の変革へ】世代交代を進めるトヨタ、新社長が選んだテーマは「継承と進化」

トヨタ自動車のトップが4月1日付で変わるそうです。豊田章男社長が代表権のある会長に就き、社長には、佐藤執行役員が昇格するといいます。 「トヨタ変革に不可欠」豊田章男氏、後任の佐藤恒治氏に期待: 日本経済新聞 また現会長の内山田氏は4月1日付で会長…

【BBC特派員が見た日本】未来があった過去、行き詰まった現在、日本の未来はどこへ

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【エネルギー危機と脱炭素覇権】注目されるグリーン水素、水素社会は実現するのか

エネルギー危機といわれています。電気代の高騰などを目の当たりにすると現実の問題であることが理解できます。 今こうした危機にあって、脱化石燃料が世界における課題になったようです。ただ、グリーンエネルギーの世界的な供給網 サプライチェーンでは、…

立ち消えとなりそうな高速道路の無料開放、国の諦めは早すぎないのか

DX:デジタルトランスフォーメーション、GX:グリーントランスフォーメーションなど、「X」がつく造語が増えています。それだけ変革、改革が求められるようになっているのでしょう。 国主導でこうした造語が作り出されることにうさん臭さを感じます。国が関…

【続く物価高騰】なぜファーストリテイリングは驚くほどの賃上げが実現できるのか

東京都区部の昨年12月の消費者物価指数が、前年同月比で4.0%上昇したといいます。この指数は、全国の物価の先行指標といわれているそうです。理由は変わらず、 原材料高や円安を背景にした価格転嫁が続いているといいます。 東京の消費者物価40年8カ月ぶり…

不穏な空気、複雑化する世界、それでもオゾン層回復のような良いこともある

化学物質フロンなどによって破壊されたオゾン層が、今後数十年で修復され、完全に回復するとの見通しを国連が明らかにしました。 オゾン層、数十年後には完全回復の見通し 国連報告書 - CNN.co.jp 記事によれば、対策が続けば、オゾン層は世界のほとんどの地…

【経済安全保障】こんなご時勢下におけるパナソニックの中国ビジネス

国が台湾での有事を想定し、増税してまで防衛費を増額させようとします。ある程度の防衛力の刷新は必要なことなのかもしれませんが、そんな多額のお金を投入すること疑問を感じずにはいられません。 「我々は中国が失敗することを望んでいるのか」 と疑問を…

【賃上げと環境問題】EVシフトは理想かもしれないが、それが正解なのか

トヨタ自動車がEV電気自動車の対応で出遅れていると国際的に批判されています。 「エキサイティングなことを望むなら電気自動車に乗れ、退屈したいならトヨタに乗れ」。(出所:ブルームバーグ) 日本車離れ加速か、世界的なEVシフトに乗り遅れ「衰退のリ…

【イノベーション】ソニーのEV「AFFELA」、日本のものづくりは復活するのか

国内回帰する動きがスタートアップでも広がっているそうです。足元での円安傾向や地政学リスクなどビジネス環境の変化に合わせた動きのようです。 スタートアップも国内回帰 ものづくりのノウハウ蓄積: 日本経済新聞 海外の人件費高騰や輸送費の急激な変動な…

【リスキリング】何を学び直すべきなのか、今求められている環境問題の知見

2023年が動き出しました。首相が年頭会見し、「構造的な賃上げを」を実現すると言及したそうです。そのために、「個人の学び直し、リスキリングによる能力向上支援」、「日本型職務給の確立」、「デジタル分野などの成長分野への雇用の円滑な移動」を三位一…

【迎春2023年】さえない予想、どうする日本

迎春、2023年を迎えました。 天皇陛下が年頭にあたり、文書で感想を公表され、「新しい年が、我が国と世界の人々にとって、希望を持って歩むことのできる年となることを祈ります」と結ばれたそうです。ぜひあって欲しいと願わずにいれません。 天皇陛下が新…

【物価高騰】それでも値下げするトヨタのサブスク、イケアのサステナブルな商品

今冬発売予定のトヨタの新型HV「プリウス」で、サブスクリプションサービス専用グレードを設けられるそうです。 この新たなグレードでは月額料金が従来のプリウス比で約10%下げることを実現したといいます。この物価高騰の折、驚きの対応ではないでしょうか…

【GXで脱炭素社会へ】壊れる自然、遅れる対策、大雪による停電被害拡大

大雪被害が深刻のようです。各地で停電が相次ぎ、オホーツク海沿岸では、送電線の鉄塔が倒れ、停電被害が広範囲に広がっているようです。自然の猛威に対する脆弱性を感じずにはいられません。 原発建て替え・運転延長へ転換 政府、GX基本方針: 日本経済新聞 …

【サスティナビリティの成功事例】欲深くならなければ持続可能な社会は実現するのか

サスティナビリティ活動を続ける企業の成功事例が増えてきているのでしょうか。 米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が開発したケミカルリサイクル技術が花開き、年内に竣工予定の向上には20年分の注文が集まる事態になっているそうです。 P&GがESG経…

物価高騰で苦境の代替肉、なぜイケアは低価格化を実現できるのか

この1年ほどで代替肉ブームが急速にしぼんでいるといいます。インフレの影響で消費者が通常の肉より割高な代替肉の購買意欲を低下させているためといいます。主な原料となっている大豆などの価格高騰で値上がりし、一般的な消費者の手に届きにくいプレミアム…