Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

企業研究

行き詰まる会社、勢いを取り戻す会社、改革しない会社、する会社

コロナ禍で大打撃を受けた企業の中から立ち直る企業とそうでない企業があるようです。 紳士服や婦人服、雑貨等の企画・販売するユナイテッドアローズもコロナ渦で赤字に転落、一部店舗を閉鎖するなどの構造改革に着手し、その甲斐あって、22年3月期には黒字…

日本企業での生成AIの開発 なくなる仕事以上に新たな仕事を生み出せるか

OECD 経済協力開発機構が新たな報告書を発表し、労働人口の27%がAIを含むすべての自動化テクノロジーに取って代わられる危険性の高い職種に就いていることを明らかにしたといいます。 OECD、富裕国の27%の労働者がAIに取って代わられる可能性 | Forbes JAP…

求められる猛暑対策、蚊による感染症の脅威、花王の新たな殺虫剤

ここ2日ばかりは穏やかな気温ですが、明日からはまたもの凄い高温になるといいます。 世界の平均気温が過去最高を記録するようになり、その後も記録を更新しています。世界の平均気温は10年ごとに0.2度以上も上昇し続けているそうです。気候変動の影響をまざ…

熾烈さが増しそうEV競争、日本が選択すべき活路

米自動車大手のフォードが中国のEVメーカの台頭に脅威を感じているのでしょうか。EVの生産で米国はまだ中国と競争する準備が整っていないとの見方を示したそうです。 EV生産で米国はまだ中国と戦えない=米フォード会長 | ロイター 主要な競争対手は中国メ…

【EVシフトへの準備進む】ヤマダデンキがEV販売、ファミマにテスラの充電器設置

九州での豪雨被害が心配になります。一方、関東地方では梅雨が明けたかのような晴天で酷暑に見舞われています。毎年列島のどこかで何十年に一度の大雨が降るようになりました。地球温暖化の影響とみるのが合理的なのでしょうか。 「気候変動への適応」、防災…

証券子会社の上場を目指すも苦境続く楽天、半導体工場建設で株価を上げたSBI

楽天グループが証券子会社の楽天証券ホールディングスの株式上場申請を発表、株価が4%上昇しましたが、それでも市場の反応が鈍いそうです。2月に付けた高値の約25%下回っているといいます。 楽天G、証券子会社上場でも懸念される127億ドルの負債 - Bloombe…

【間近に迫る物流の2024年問題】第三者による業界の垣根を超えた最適化例

自動部品大手のデンソーなど7社が、「物流の2024年問題」に対応する幹線中継輸送サービス「SLOC(Shuttle Line Of Communication)」の実証実験を始めるそうです。この新しい手法で不足が懸念されている見込まれるドライバーを確保できる可能性も見えてくる…

【事業の公益性を証明するB Corp】認証取得した「クラダシ」が東証グロースに上場

「B Corp」、 社会や環境など公益に配慮する企業であることを示す国際的な認証。世界標準の「良い会社」の証といわれるそうです。アウトドア用品大手パタゴニアや食品大手ダノンがこの認証を取得しています。 近年、この認証を取得する企業が増加しているよ…

【人的資本情報の開示義務化】変化する人事制度を上手に活用するとき

株価が高値水準を維持しています。一方で、楽天の株価は下落を続けて、日本郵政が850億円の特別損失を計上する事態になっています。携帯電話事業の立ち上げの遅れによる業績悪化が、他にも影響を及ぼすようになっています。今ひとつ波に乗り切れない日本経済…

【社会インフラの再整備】書店連携による出版流通改革、定着進むペットボトルの水平リサイクル

日本全国にある書店の数が過去10年間で約3割減少し、なかには書店がゼロになった市町村もあるそうです。全国の市区町村の4分の1になっているといいます。アマゾンなどのネット販売拡大の影響があるのでしょうか。 こうした中、書店主導による出版流通改革が…

変わる太陽光発電、拡大するオンサイトPPAに営農型ソーラーシェアリング

太陽光発電のトレンドに変化があるのでしょうか。大規模な設備を新設する適地が不足し、またFIT 固定価格買取制度の価格引き下げとともに新規導入が伸び悩んでいるそうです。 そんな中、商業施設や物流倉庫などの屋根を利用したオンサイトPPA 電力供給契約で…

【デジタル敗戦国からの脱却】国の令和版デジタル行政改革、ソフトバンクのAI革命

「デジタルの力をフルに活用した令和版デジタル行財政改革に挑戦する」と、首相が機能の記者会見で表明しました。デジタル行革により、全体の公務員数を増やさずに効率的な行政に組み直していくといいます。 令和版デジタル行革に挑戦 首相会見、補正編成に…

【デジタル社会のパスポート】つまづくマイナカード、人々を幸せにしないデジタル化

共同通信の世論調査で、政府が推進するマイナンバーカードの活用拡大について、「不安を感じている」「ある程度不安を感じている」と答えた人が計71.6%に上ったといいます。また、現在の健康保険証を来年秋に廃止してマイナンバーカードに一本化する政府方針…

【トヨタのEVシフト】実用化が近づく全固体電池、本気の研究開発

日本株が好調のようです。トヨタ自動車の13日の株価は、前日比5%高だったといいます。課題であった1倍割れしていたPBR(株価純資産倍率)も1.03倍に上昇したそうです。 この日、トヨタが公開した、「全固体電池」などの新技術が好材料になったようです。 ト…

【ヘルスケア】心の健康も測るスマートウォッチ、医療特化型LLMによる医師代替の可能性

AIの開発が急速に進んでいます。多くの職業が影響を受けるといわれ、近未来がどうかわっていくのかに興味が尽きません。 ヘルスケア業界では「医師もAIに代替されるのか」という論点での議論があるといいます。 ChatGPTを超えた「ヘルスケアLLM」の実力 69億…

過ぎゆくコロナ渦、正常化、持続可能な社会の実現に近づいているのか

米国で日本食を提供するレストランは2万店を超えたそうです。日本の外食産業が出店を加速させているそうです。コロナ渦の影響が薄らいでいるといいます。それだけ正常化してきているのでしょうか。 日本食、米国に再び照準 コロナ緩和、レストラン2万店:時…

常態化する被害をもたらす大雨、次世代燃料バイオエタノールの研究も始める自動車業界

梅雨に入ると大雨などの異常気象が頻発するようになりました。改めて気候変動対策、カーボンニュートラルの必要性をつくづく感じます。しかし、即効性のない活動を地道に続け、少しでも温暖化のペースを遅らせなければなりません。ただ気候が荒ぶらないよう…

空間コンピューティングという拡張現実、アップルの新たなユーザーインターフェース

米アップルが発表したAR 拡張現実に対応したヘッドセット端末「Vision Pro」を発表し、その可能性を称賛する声が上がり始めています。 Apple Vision Proは「パーソナルコンピュータ」を再定義する | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) 「バー…

【空間コンピュータ】広がる期待、ついに登場アップルのAR拡張現実 端末

米アップルの開発者向けカンファレンス「WWDC23」で、AR 拡張現実対応のゴーグル型端末「Vision Pro」を発表しました。 アップルが初のゴーグル型端末 目の前に巨大画面の体験 | 共同通信 現実空間とデジタル画面を組み合わせ、頭に装着すると目の前に巨大画…

【物流の2024年問題】動かない企業、改革という国、送料無料表示の見直しも

労働時間規制の強化に伴いトラック運転手の不足が懸念される「物流の2024年問題」対策の政策パッケージを国が公表したといいます。 この中で、「送料無料」表示の見直しに取り組む方針を打ち出したそうです。 運送事業者が輸送コストに見合う適正な運賃を得…

好調な経済指標、それなのに衰退途上国といわれる日本

株価は上がり、税収も過去最高を記録しました。また、財務省の法人企業統計調査によれば、1- 3月期の企業の経常利益は2四半期ぶりに増益となり、前年同期比4.3%増の23兆8230億円になったといいます。こちらも1 - 3期として過去最高の金額だったそうです。 1…

マイナンバーカードの失態、進まないDXの実態

マイナンバーカードの失態、問題が次々と明るみになっています。残念な事態です。真の原因を捕まえて根本から対策できないと信頼回復につながらないのではないでしょうか。 国内IT大手の富士通が開発したマイナンバーカードを利用する「コンビニ交付システム…

【広がるカーボンニュートラル】木のように働く自販機、藻場再生のワークショップ

「CO2を食べる自販機」、自動販売機周辺の大気を吸いこみ、その中のCO2を吸収する特殊材を搭載した自販機内の実証実験をアサヒ飲料が2023年6月から始めるそうです。 木と同じように大気中のCO2を吸収する役割を果たすといいます。 (写真:アサヒ飲料) アサ…

これが日本のIT企業の実力か、マイナカードを利用した証明書の誤交付問題

マイナンバーカードを使った各種証明書の誤交付の報道が続いています。このシステム開発を担ったのは富士通Japan。この事態を受け、富士通が「住民が利用する行政サービスへの信頼を損ねた」と謝罪し、再発防止策を明かしたそうです。 富士通、相次ぐコンビ…

連日の株高、日本経済にとっての明るい兆しなのか

株価が連日高騰しています。バブル期以来の高値になっているともいいます。 そんな中、大手銀行が相次いで中期経営計画を公表しています。デジタル化による業務量を削減する動きを加速するようです。今後の金利上昇を見据えての布石でもあるのでしょうか。 …

3万円台を回復した株価、明るいニュースと懸念材料

東京株式市場で日経平均株価(225種)が続伸、約1年8カ月ぶりに、終値で3万円を回復したといいます。 取引開始前に公表された23年1~3月期のGDP 実質国内総生産の伸び率が市場の想定を上回り、コロナ禍で停滞した景気が回復しているとの見方もあってのことの…

【Jリーグ30年】地域密着という理念、そして世界へ、次なる自律分散型社会のモデルか

サッカーのJリーグが誕生して30年を迎えました。地域密着の理念を掲げ、10クラブで始まったリーグは今では60クラブに増えたといいます。サッカーの裾野を広げ、弱小だった日本サッカーを大きく変え、日本代表はワールドカップに7大会連続で出場するようにな…

不祥事、業績悪化続く楽天、好調なユニクロ、その大きな差

楽天モバイルの苦戦が続き、楽天グループの業績も一向に改善の兆しが見えないようです。有利子負債がかなりの額となっており、財務体質への懸念も高まっているといいます。 楽天、赤字825億円 携帯事業で苦戦、投資抑制へ―1~3月期:時事ドットコム 報…

不祥事、どうやって企業は立ち直っていくのか

ドイツの自動車大手VW フォルクスワーゲンの年次株主総会で、株主や人権団体から中国の新疆ウイグル自治区にある上海汽車工業との合弁工場について厳しい意見が相次ぎ、一時混乱する場面もあったそうです。 VW株主総会、新疆工場と人権問題で株主らから厳…

【AIの未来】脳細胞を利用する新知能を研究する海外機関、ソフトバンクは和製GPTを開発へ

ChatGPTをはじめとする生成AIが花ざかりですが、早くも次なる「知能」の研究が進んでいるといいます。 「オルガノイド知能(OI)」、実験室で培養された脳細胞がコンピュータを動かす未来が、想像するより早く訪れるかもしれないといいます。 AIは過去のもの…