自分の家族のことを書くのは正直恥ずかしさがあります。
父が亡くなったこともあり、実家で過ごす時間が増えた。長く実家から離れていたので、色々と気づくことも多い。自分が育った環境ではあるけれど、今の自分の暮らしとの違いに驚く。自分では意識していなかったけど、ミニマルに暮らしてことに気づく。なるべくごみを出さないように、フードロスを少なく、待機電力は最小化、収納を考えてモノをなるべく少なめに、そんなことはあたりまえのことだと思っていた。
実家に戻って驚くのは、常に待機状態のままのテレビ、つけっぱなしの炊飯器、もう食べないからと捨てられてしまう食品などなど。あげるときりがない。親の年代を考えると、モノの豊かさが心の豊かさにつながっていたのかもしれないと思う。そういう時代もあったと思う。
真逆な価値観の中にいると、心がざわざわしてつらい。心の豊かさってなんだろうと感じてしまう。親が思う豊かさを大切してあげたいとは思うけど。
大量消費の問題がこんな身近にあると気づかなかった。親の姿を見ていると意識を変えていく難しさも感じる。日々の暮らしの中にある心の豊かさと平安。
社会問題を解決していくことの難しさがこういうところにあるのかもしれない。できるところから少しづつうまくバランスがとれる方法を見つけていきたいと思う。
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