日本における就職活動は画一的で、無個性や没個性などと表現されることも少なくありません。実際に、「自分を偽っている」、「ありのままの自分を見せられていない」といった就職活動生の声も耳にします。
就職活動時の身だしなみにおいても同様に、面接の時に服装や髪型が自由であると告知されていても、評価に影響することを懸念してしまい、黒髪・リクルートスーツで行く学生が多く存在します。
パンテーンが就活生1000人にアンケート、その結果をまとめた。
◆“1000人の就職活動生のホンネ” 一例
・自分らしくない自分を偽っているようだった。
・印象をよくするため、横髪までしっかり束ねていた。今思えば、自分らしさを出した方が良かったように思う。
・髪型のせいで面接に落ちたら嫌だから我慢する。
・自分の個性を大事にしたいのに、暗黙の了解として世に広められているのはおかしいと思う。
・内定のためなら仕方ないと思う。
・個性を失わせるよくない慣習だと思う。
パンテーンの“1,000人の就職活動のホンネ”調査で、就職活動生の81%が「企業にあわせて自分を偽ったことがある」との実態が明らかになったという。この結果をうけ、パンテーンは“現代の就活生が、ありのままの姿で、自分らしく就職活動ができること”を「#就活をもっと自由に」にという#(ハッシュタグ)に思いを込め、キャンペーンを実施した。
<パンテーンのコメント>
日本においては、近年少しずつ改善してきているとはいえ、無意識のうちに「女性はこうあるべき」という固定概念にとらわれる傾向にまだまだあると感じており、就職活動においても同様の現状があることを感じていました。本キャンペーンは、ブランドのフィロソフィーのもと、実際の就職活動生の声に耳を傾け、伝えていくことで、まずはより多くの人が今よりも自由にありのままの姿で自信を持って活躍していくことを後押しできたら、という思いから発足しました。
パンテーンとしては、髪や服装などの身だしなみなども含め、本キャンペーンを通じて、学生・企業ともに、ありのままの姿で自信を持ってチャレンジできるような社会作りのきっかけを、できるところから始めていきたいと思っています。
就活生や新入社員の黒服、黒髪を見ると、初々しさを感じながらも、何か不自由さみたいのも感じていた。
今回のパンテーンの活動は驚きであったけど、今までの就活の常識や固定概念を突き破るきっかけになって欲しい。
最後までお読みいただきありがとうございます。
(参考)