Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

【気候変動】変わりゆく自然、安全に住める場所がなくなる

 

 ついに村ごと移転開始、永久凍土融解でアラスカというナショナルジオグラフィックの記事にショックを受けた。

 

 子どものころからアラスカ関連のTVがあればよく見ていた。新田次郎さんのアラスカ物語にはまり何度も再読した。登山家であり冒険家の植村直己さんもアラスカの地に眠る。なぜか「アラスカ」という響きが好きだ。「アンカレッジ経由ニューヨーク行き」という言葉にも胸をときめかせ、いつかアラスカに行ってみたいと思っていた。まだ、実現していないのに、こんなニュースが流れた。

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natgeo.nikkeibp.co.jp 

アラスカ物語 (新潮文庫)

アラスカ物語 (新潮文庫)

 

 

 「東京や大阪は危なっかしい」東洋経済の記事にあった。

 地震のリスクもあるし、こう連続して台風がやってくるようでは、そう見えてしかたがない。地震対策はある程度進んでいるとしても、猛烈台風への備えは弱いように思う。

 

『東京が「世界一危ない都市」と断定されたワケ 治安は「3年連続最高」でも別のリスクがある』(東洋経済)

 

 安全に暮らせるのは、以前住んだこともあるシンガポールかと思うけど、毎年のようにやってくるインドネシアの焼き畑の煙害ヘイズで、時として街中が焦げ臭いと感じることもあったし、重症急性呼吸器症候群SARSが流行ったときは身の危険を感じた。

 地震がないといわれたシンガポールでも、スマトラ沖の大地震の時は少し揺れた。工場のあったマレーシアペナン島には津波が押し寄せた。台風は来ないといわれていたが、2001年に赤道付近で発生した台風Vameiの影響で一日中大雨と強い風が吹き荒れた。オーチャード裏手の通りの木がたくさん折れていたこと思い出す。  

 

www3.nhk.or.jp

 

  先週の千葉・茨城・福島を豪雨被害のニュースをみるたびに、正直涙がこぼれた。自然のむごさを感じる。大魔神の逆鱗に触れ、大魔神が大暴れしているのではないかと思ってしまった。

 

  猛烈なハリケーンやタイフーンでの大規模な被害は、もっと南の国のできごとと思っていたけど、いま、自分たちも同じ危険に晒されていることを痛感させられた。

 

台風15号は9月8日21時には神津島付近で再発達し中心気圧955hPa・最大風速45m/sの「非常に強い」勢力であると判定された。

この勢力を保ったまま台風は三浦半島に接近、9日3時前に三浦半島を通過した。

台風の中心は東京湾に抜けて北東に進み、9日5時前には千葉県千葉市付近に上陸した。

台風が「非常に強い」勢力を保ったまま関東の至近距離まで接近するのは非常に珍しく、千葉市付近に上陸するときの勢力は中心気圧960hPa・最大風速40m/sの「強い」勢力であったが、上陸時の勢力は関東としては過去最強クラスとなる(出所:Wikipedia 令和元年台風15号 

 

大魔神

大魔神


dsupplying.hatenablog.com

 

 移住を考えた方が良いのかなと思うけど、安全に住める場所はもうどこにないと感じる。イーロン・マスクジェフ・ベゾス、車椅子の科学者故ホーキング博士が火星移住と言ったときは突飛と思ったけど、今にして思えば、その意味がよくわかる。

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。