ナイキがアマゾンでの販売を取りやめるようだ。本家アメリカでの話。自社ECサイトでの販売に軸足を移すと日本経済新聞が伝える。ナイキもD2Cへシフトするということだろうか。
Forbesは、アメリカでアマゾン離れが進んでいると伝える。小売業界を専門とする調査会社ファースト・インサイトの調査データをもとにした見解だ。
ウォルマートはアマゾンが台頭したことで、長年苦境に喘いでいた。様々サービスを展開するも、思い描く効果をあげることが出来ていなかった。アマゾン追撃を明確にしEC強化に動き出したことで、風向きが変わったのだろうか。
アマゾンは米国での翌日配送実現のため物流網の構築を急ぐ、一方でウォルマートは全米に既存店をもち、物流では一日の長があるのかもしれない。顧客サービスを充実させたことで、ウォルマートの人気が回復したことは頷ける。
アマゾンは、配送用トラックをEV化すると宣言とした。地球温暖化対策では、他のEC、物流業界より一歩先行くことになった。
wiredも『アマゾンのジェフ・ベゾスに後れをとりたくない競合他社にしてみれば、面倒な仕事を増やされた格好だろう。』と指摘する。アマゾン離れしても、そこには環境対策が待っている。この分野ではアマゾンに一日の長がありそうだ。
「参考文書」