Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

モラルがなくなっていく社会で後悔しない生き様

 

 ELLEが紹介する二階堂ふみさん。そのメッセージ色の強い内容に少しばかり驚く。

 

www.elle.com

 

アクティビストとしての覚悟を決めた…

普通に、動物福祉、SDGsサステナビリティについて語り、何か自然だなと感じたり。

「実際に服を買う時に意識しているポイントは何?」と聞かれた二階堂ふみさんが答えた言葉は、

 

  素材と生産です。非人道的な方法で動物性の素材を採取することとか、生産する現場の劣悪な雇用環境とか、そういう問題と真摯に向き合っているブランドの服を選択したいなと思ってますね。そういった問題意識をもっともっと広げていきたい (出所:ELLE)

 


【新連載スタート】 二階堂ふみが撮る、語る!私を突き動かす、“愛するもの”と”写真”|FOCUS ON|ELLE Japan

 

自分とは関係ないと思うことがいちばんもったいないことですよね

 

実感がないと、どうしても他人事になってしまうけど、問題を実感して、自分に身近なものとしてとらえられる人たちが多い気がして。自分の選択ひとつで変えられることもあるから、希望をもって選択していきたいと思います。

 例えば、消費者側にもある程度リテラシーが求められる時代になってきているから、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標に照らし合わせて企業の社会貢献や環境に対する姿勢をきちんと判断するとか、そういった価値観を私ももっと持てるようになりたいです。その価値観が広がっていけば、世の中がよりよくなっていくんじゃないかなと。 (出所:ELLE)

 

 

 

 「自分の選択」が、一つひとつ積み重なって社会の一部になっていく。何かを犠牲にして成り立つ社会だとすれば、フェアではないし、不自然で歪んだ社会になってしまう。

 

美意識

 少しばかり考えさせられてしまう言葉。価値観といっていいのかもしれないけど、自分の中に隠されていて、その価値観を形成しているものなのかもしれない。 


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仕事と誇り

 素材、調達とサプライチェーン、生産に関わる仕事に長く携わってきた。どちらかと言えば、裏方の仕事だった。今までは、サプライチェーンがモノを買う時の選択肢ではなかった。

 別に、注目されていなかったことに不満はなかったが、誇りをもって仕事はしていた。会社の組織の中で働いていた時は、言葉ではうまく表現できなかったけれども、何かを主張していたのかもしれない。そんなことをふみさんの言葉から思い出したりする。

 

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自然

 ただ単に自然が好き。山に登り、自然に触れ、そこから学んだきたものがあるからなのだろうか。自然が変わらず、そのままであれば、次の世代の人たちもそこから何かを得ることができるかもしれない。 

 

 

 

気づき セレンディピティ

 自分が知らなかった世界を知ると気づきがあるものだ。他の業界のサプライチェーンを知ろうと調べてみると驚くばかりだった。自分がやってきたものと違う世界が、そこにあった。

 

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 ふみさんは、あらたな自分の役割を見出したということであろうか。自身が信じることを選択することに、なにか自然さを感じる。ふみさんの言葉に少しばかり勇気をもらった気になった。

 

「私自身、ここ数年は自分の言葉で誰かを傷つけないように、とりあえず中立の立場でいたいと思ってたんですよね」

との言葉が少しばかり心に刺さった。

 

 さっそく、感化されたひとりになってしまったようだ(笑)

 

 

「関連文書」

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