Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

コロナという長いトンネルの先にあるもの

 

 コロナ、コロナで少々辟易してくる。ネガティブなことが多すぎる。でも、ネガティブなことが増えれば、その反動で、何か良くなることもあるんだろうと思う。

 そうしないと、世の中、ネガティブばかりで暗黒の世界になってしまう。歴史を振り返れば、暗黒の時代みたいなものはあったのだろうけど、それが永遠に続いたためしはないのだから。

 

  そうはいっても、マスク不足がなかなか解消しない。高額になったマスクにうんざりする。供給以上に需要があるのだから仕方ないといえば、そうだが、なかなか納得は出来ないものである。

 

 AFPが中国のマスク生産をレポートする。中国では、世界中で需要が高まるマスク、消毒液、医療用防護服などの防疫物資の生産を新たに業務に加えた企業が数万社あるという。AFPによれば、マスクの生産能力が、1か月で4倍以上増加し、今や1日当たりの生産能力は1億枚を超えたという。

 それでも世界の需要を満たすことはできていないのだろう。海外バイヤーの中には、チャーター機を飛ばして直接引き取りに来るところもあるという。そうなれば、価格があがることは容易に想像できる。

 中国湖北省仙桃市は、「中国不織布産業の有名都市」と呼ばれているらしいが、ほとんどの企業は5月中旬まで予約注文が入っているという。確実に需要があるということだろうか、今後も生産能力を増強していくという。

 世界的なマスク不足解消にはもう少し時間が掛かるのだろうか。

 

www.afpbb.com

 

  国内では、マスクメーカが生産能力を増強、月7億枚は見えてきているという。愛媛新聞によれば、日本衛生材料工業連合会の試算では月10億枚のマスクの供給量があれば何とかしのげるとしているそうだが、国民全員が毎日1枚使用すると月30億枚程度必要になる。そのギャップは「中国などからの輸入に頼らざるを得ない状況」と説明したとそうだ。

 

 自動車メーカや電機メーカもマスク生産を始め自給自足するという。こうした動きが始まれば多少落ち着きが見えるのだろうか。

 

 中小アパレル系企業が布製などのマスク生産を始めたとのニュースを聞くようになった。日本経済新聞によれば、本業の落ち込みを補っているメーカーもあり、注文殺到で出荷に時間がかかるケースも出てきたという。マスクを手がけたことで新たな顧客開拓になったり、既存品の注文増にはつながっていないのだろうか。

  マスク不足が、アパレルマスクのような新たなマスク文化になったり、業界の変化になれば、コロナの恩恵になるかもしれない。

 

www.nikkei.com

 

 

 

 テレワークが思ったほか拡大しない理由に、ハンコ文化があるという。それもあって、政府が、感染拡大防止策として、対面での行政手続きや押印などの慣例を見直す方針という。

 東京新聞によれば、27日に開く経済財政諮問会議で安倍首相が関係省庁に指示するという。今まで壊すことができなかった岩盤規制をコロナが容易く変えてくれたということであろうか。これもコロナの恩恵のひとつになるのかもしれない。

 

 コロナで少し違った社会が出来上がっていくのだろうか。街の風景も少しづつ変化している。

 

www.nikkei.com

 

 人の動きは少し落ち着いたのだろうか。12連休とは少しばかり長いが、それがあたりまえだと思って習慣化してしまえば、あまり苦にならなくなる。

 兎に角、身の安全が第一なんだろう。

 

 登山をやっていたころ、身の危険を感じることが何度もあった。不注意、判断ミス、過信などが原因であろうか。大けがをすることもなく無事にやり過ごすことができたことは幸いだったのかもしれない。危険地帯にいると恐怖は感じるが死を意識することはない。危険地帯を抜け出て初めて危なかった、死が隣り合わせにあったことに気づく。

 

 霧の中、ルートを間違え、垂直の岩壁をトラバースするはめになった。「誰が先頭を歩いているんだ」と犯人捜しをしても仕方ない。危険地帯から抜け出る方が先だ。「そのまま前に進めるのか?」そろりそろりとわずか足場をたよりに抜け出ていく。深い霧で谷底が見えなくてよかったと思う。もし見えていたら足がすくんでいたかもしれない。

 雨の中、登山道が整備されていない難ルートに苦戦、コースタイム通りにいかず、うっそうとした山中でビバークすることになった。深夜、近くで犬らしき鳴き声がする。辺りには山小屋もない。「2000m超える山の山頂に野犬がいるのか?」誰かがこの辺にはニホンオオカミが生息している噂もあると言い出す。誰もテントから顔を出してみようともしない。恐怖をやり過ごす時間、身構えて寝付くことができない。

 翌朝、水を求めて歩き出したら、また、動物のうなり声する。「狼か?」昨夜のことがあるから狼かもと思う。

ウー、ウーとの何か威嚇するような声。それとも「熊か?」こんなところで危険を冒しても仕方がない。水はあきらめることにした。残り少ない水をみんなですすりあえばいい。

 そうした経験で、自然の力の恐ろしさを学んだ。苦い経験を積んでは、無理は禁物と学び、悪天候になれば、撤退することや動かずに停滞することを選択できるようになった。こうしたこともあとになれば、笑い話にすることもできる。

 

  日本赤十字社が「ウィルスの次によってくるもの」との動画を公開した。

 


【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」

 

 

www.bloomberg.co.jp

 

 生き残るというサバイバルゲームになると辛い。今日も生きていることに気づけば、日々感謝の気持ちになる。

 たいへんな現場で、頑張り続ける人たちにエールを贈りたいと思う。

 


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「参考文書」

www.ehime-np.co.jp

www.tokyo-np.co.jp