Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

新常態(ニューノーマル) ウィズコロナだからこそ安心・安全を 

 

 ウィズコロナと言われ、新常態(ニューノーマル)を身に着け、何とか、コロナ渦をやり過ぎすことができればと思うが、なかなか、そうはうまくいかないようだ。

 

 国内のコロナ感染者の数が再び600人を超えた。全国各地で、緊急事態宣言解除後の最多更新との報道が増える。兎に角、予防措置を徹底、感染の抑え込みにつなげて欲しいと思う。

 

 海外のコロナも一向に収まる方向にはないようだ。

 米国でも連日、新規感染者が7万人を超え、最多を更新しているという。

 AFPによれば、米国ではこれまでに約364万人が新型コロナウイルスへの感染が確認され、うち13万9000人以上が死亡しているという。専門家らは米国は流行の第1波から抜け出していないとみているという。

 スペイン第2の都市バルセロナでも、再び新型コロナ感染者数が増加、住民400万人が自宅にとどまるよう要請されているという。

 

 いつになったら収まってくれるのだろうか。

 

www.afpbb.com

 

 

 

  全国知事会が開催され、緊急提言をまとめたという。

 日本経済新聞によれば、国に対して新型インフルエンザ対策特別措置法や感染症法の改正などにより、休業要請に応じない事業者への罰則の適用など対策強化を要望した他、22日に始まる国内旅行の需要喚起策「Go To トラベル」事業については、感染状況に応じて「対象範囲を機動的に見直す」ことを求めたという。

 

 19日にまとめた緊急提言では、各都道府県が新型コロナの感染拡大と豪雨被害による災害対応の「2つの『国難』に対する難しいかじ取りを求められている」と指摘。

感染拡大の防止には知事の権限拡大は「待ったなし」と強調し、早ければ秋に想定される臨時国会で特措法や感染症法の改正に取り組むことを要望した。 (出所:日本経済新聞

 

 都道府県ごとの方がきめ細かな対応が可能となるのだろうか。封じ込めの一助になるなら早期に動いて欲しいと思う。

 

www.nikkei.com

 

 知事会でも「Go To トラベル」事業についての発言が相次いだと日本経済新聞は伝える。

 

福岡県の小川洋知事は「旅行者、事業者双方が守るべき点を周知徹底してほしい。東京都のように(他の地域で)感染が急拡大した場合には対象範囲、実施期間は機動的に対応してほしい」と指摘。富山県石井隆一知事は「感染者が引き続き少ない近隣地域との往来を優先し、全国的に拡大していくことが県民の理解を得やすい」と述べた。 (出所:日本経済新聞

 

 やはり「Go To キャンペーン」は賛否両論があるようだ。色々な意見があるのは当たり前のことなのであろう。

 

 

 

  SankeiBizが伝える「看護師らの今年夏の賞与(ボーナス)を昨夏より引き下げる」とのニュースに驚く。

 

日本医労連が傘下の労働組合を通じた調査で、医療機関354のうち約35%が、看護師らの今年夏の賞与(ボーナス)を昨夏より引き下げるとの回答を組合側に示していることが分かった」(出所:SankeiBiz

 

 コロナ対応による負荷増と、コロナによる来診者減による影響のようだという。

 これはこれで現実なのであろうけど、理不尽さを感じる。医療従事者のモチベーションに変化は生まれたりはしないのだろうか。

 このままコロナが拡大を続けたとき、持ちこたえることができるのであろうか。

 

www.sankeibiz.jp

 

 時事通信は、新型コロナ関連の経営破綻で、飲食業、宿泊、アパレルが突出していると指摘、これらの業界では、コストに見合わない低価格競争や過度な訪日外国人旅行者(インバウンド)への依存、インターネット通販の遅れなど課題が噴出したと伝える。

 

中国で新型コロナウイルス流行が報じられてから半年。

現地工場休止に伴う供給混乱から始まった日本企業への影響は、世界的な感染拡大を受けた人と物の移動制限によって、あらゆる産業に波及した。

感染症対策で経済活動が長期に抑制されるニューノーマル(新常態)は、日本の産業構造の弱点をあぶり出し「優勝劣敗」を加速。企業は生き残りを懸けた変革が不可避だ。 (出所:JIJI.COM)

 

www.jiji.com

 

 時事通信の指摘は当たり前のことなのだろう。すべての企業が、「ニューノーマル(新常態)」に移行できないかぎり、コロナを封じ込めることができないということなのかもしれない。

 企業は変われるのだろうか。変われなければ、生き残ることができないのかもしれない。

 もう他人事ではなくなっている。すべてのステークホルダーの安心と安全が今求められている。

 

 

「参考文書」

www.afpbb.com

  

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