日本コカ・コーラが、「綾鷹」など3ブランドのラベルレス製品をオンライン限定で発売すると発表した。
4月の「い・ろ・は・す 天然水」のラベルレス化に続いて、「綾鷹」「爽健美茶」「カナダドライ ザ・タンサン・ストロング」の3商品がラベルレスになるという。
増えるラベルレスペットボトル飲料
日本コカ・コーラによれば、新型コロナの影響で、家庭内消費の増加に伴い、ネット通販における容器入り飲料の販売も増加傾向にあるという。
ネット通販で、ラベルレスの「い・ろ・は・す 天然水」の購入者の約8割が、初めての購入だったという。
Business insiderによると、「い・ろ・は・す 天然水」の2020年上半期のネット通販出荷数量は、前年同期比で69%増だという。
「ラベルをはがす手間が省ける」、「プラごみ削減にもつながる」ということで、ラベルレス製品が、消費者に受け入れているということなのかもしれない。
日本コカ・コーラは、「生活様式の変化に伴う消費行動の変化や新たな消費者ニーズに迅速に対応してまいります」という。
- 増えるラベルレスペットボトル飲料
- コカ・コーラ リサイクルPETからフェイスシールドへ
- 高校生が訴えた「プラスチックの過剰包装を無くしてください」
- ゴールドウィン 服のリサイクルで杉の木1,715本分のCO2量を削減
コカ・コーラ リサイクルPETからフェイスシールドへ
日本コカ・コーラは、リサイクルPET素材を用いた簡易フェイスシールド約11,000枚を製造し、公的団体を通じ全国の医療機関などへ寄贈を開始したと発表した。
日本コカ・コーラのプレスリリースによれば、簡易フェイスシールドは、国内で回収された使用済みPETボトルをリサイクルした素材を用い、大阪に本社がある「ウツミリサイクルシステムズ」で製造されたという。
日本経済新聞によれば、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国内ではリサイクル業者が製造した繊維素材など再利用製品の販売、輸出が滞っているという。医療機関の支援とともに、リサイクル産業を活性化させる狙いもあると指摘する。
日本コカ・コーラでの「ボトルtoボトル」のリサイクルは、国内の2019年度実績で、約21%までになったという。2030年には90%まで高めるのが目標だそうだ。
リサイクル比率が高まれば、バージン素材の使用率が低下、資源の節約になるし、ペットボトルの確実な回収につながれば、自然環境に漏れでるプラごみが減ることになる。
高校生が訴えた「プラスチックの過剰包装を無くしてください」
高校生が菓子メーカーに嘆願した「プラスチックの過剰包装を無くしてください」のその後をガジェット通信が伝える。ブルボンとリサイクル業界団体(日本容器包装リサイクル協会)に現状を聞いてみたようだ。
ブルボンの担当者は「リサイクルシステムの再構築や分別方法の分かりやすさが必要と思います」とコメントしており、消費者としては、まず自治体が定めたゴミの分別ルールを徹底して守ることが、環境保全の第一歩になるのではないでしょうか。 (出所:ガジェット通信)
企業によって、プラごみに対する考えや興味の度合いが異なるのは当たり前のことなのかもしれない。
他人事のように語られるところが現実なのであろうかと感じる。
ゴールドウィン 服のリサイクルで杉の木1,715本分のCO2量を削減
ノースフェイスなどを展開するゴールドウインが、服のリサイクル活動「GREEN CYCLE」の2019年度の実績についてに発表した。
杉の木1,715本が1年間に吸収する二酸化炭素量(24,013.6キログラム)を削減したという。
2019年度は、全国の当社直営店68店舗(2020年3月末時点)で服の回収を実施しました。
回収重量3,193.3キログラムは、 二酸化炭素の発生量に換算すると24,013.6キログラムとなり、杉の木1,715本が1年間に吸収する二酸化炭素量に相当します。
回収した服のうち、ポリエステルやナイロン製のものは、高純度の原料に戻すケミカルリサイクルを行い、ダウンウエアは新たなダウン製品の原料とします。 (出所:ゴールドウィン)
できることであれば、ケミカルリサイクルで何に生まれ変わったかまで追跡してくれたら、なお一層よかったように感じた。
ガジェット通信が指摘した日本容器包装リサイクル協会では、平成30年のケミカルリサイクルは主に日本製鉄で実施分ということなのだろうか、高炉やコークス炉に使われるものばかり(除く炭化水素、アンモニア)が報告されているのだから。
(資料出所:日本容器包装リサイクル協会 「再商品化製品利用製品(ケミカルリサイクル)」)
(参考)
日本製鉄は石炭を蒸し焼きにして作る鉄鋼原料のコークスを生産する炉を活用して廃プラを処理している。廃プラをコークスの原料の一部にするとともに、油を取り出して樹脂などに再利用して販売している。
炉に入れる前の廃プラを圧縮する工程で出る摩擦熱の温度をコントロールすることで、現在よりも処理量が2割増える新技術を開発する。
2年以内にコークス炉がある国内5カ所の製鉄所の設備を改修して、処理能力を年24万トン規模に引き上げる。 (出所:日本経済新聞)
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