Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

春に向けて 「方針転換」してみるのもいいことなのかもしれない

 

 今朝も寒かった。ふと気づけば、もう寒中だ。あと1か月ばかりこの寒さが続くのだろう。

 母は朝早くからわさわさとし、あれをやれだの、これをやれだのと始まる。何か心配事があると、こうした行動をとることが多い。母のお願いごとを手伝いながら話をすると、しばらく友達の家に行くのと止めるといい出す。昨夜母が見ていたテレビのニュースで緊急事態宣言のことが流れていた。直接口には出さないが、やっぱり気にしているのか。ご近所さんとは言え、控えた方がお互いのためにとってもいい、母はそう考えているのだろう。

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パンドラの箱

 米国ではトランプ大統領の罷免を求める動きが強まっているという。開けてはならぬ「パンドラの箱」を開けてしまったのだろうか。もしかしたら、箱の底に埋もれていた希望が今飛び出そうとしているのかもしれない、そんなことを思い、ブルームバーグの記事を読む。

www.bloomberg.co.jp

 「パンドラの箱」とは、パンドラがゼウスから開けてはならぬと渡された箱を開けてしまい、そこからあらゆる不幸が飛び出し、急いで蓋を閉じたため、希望だけが箱の中に残ってしまったという逸話。トランプ氏はこの箱を二度開けることになるのだろうか。

 

 

 

トヨタ

 1月1日、「クルマを走らせる550万人へ」と題された日本自動車工業会の動画がトヨタイムズに投稿された。

新しい日常とは立ち止まることじゃない。
新しいやりかたで、新しい道を進んでいくことだ。 

(出所:トヨタイムズ)

toyotatimes.jp

 そのトヨタは、米国の自動車販売が好調のようだ。ブルームバーグによれば、市場が微減する中、トヨタの12月の販売数は前年同月比で20%増加したという。

 国内では農業支援分野に本格参入するという。

 共同通信によれば、自動車生産で培ったトヨタ式の効率化の考え方を転用し、高齢化や担い手不足など課題が多い農業分野を新たな商機としたい考えだという。豊田通商をはじめグループ企業が取り組みを加速させるという。  

 

  

 ユニクロ 柳井さん

 ユニクロの柳井社長が「プレジデントオンライン」に登場し、そのトヨタについて少しばかり語る。

 それによると、柳井氏は、大野耐一氏のトヨタ生産方式を体系化した本『トヨタ生産方式』を買って、熟読したけれど、何が書いてあるのかよくわからなかったそうだ。そして、別の本『トヨタ物語』を読んで納得できたという。

この本は生産方式を解説する本ではない。ここに書いてあるのはトヨタの本質です。

この会社は本気なんだ。

自分たちの今の成功が明日の失敗になるとわかっている。

だからこそ、昨日と同じことをやっていてはいけないと肝に銘じている。徹底した認識と実行こそが企業の未来を作る。それがトヨタの本質なんだ。」 (出所:プレジデントオンライン)

トヨタ物語

トヨタ物語

 

 

 もうかなり前のこと、トヨタの生産方式を学ぶ研修に参加したとき、柳井氏が指摘する通り、そのほとんどが現場実習だった。自社工場を回り、工場長を本気にさせる改善計画書を3泊4日の研修期間中に作る。それを1年間続ける。社内一厳しい研修と言われ、寝る時間もないくらいの研修だった。そして、今での記憶に残るのは、

「パーフェクトを求めるな。50点でいいからすぐやれ」

「言い訳をするな。まず現状を否定せよ」

固定観念を捨てよ」

「できない理由より、やる方法を考えよ」

「困らなければ”チエ”がでない」、

そういう言葉たちだ。それを激しい口調で徹底的に現場で仕込まれたという感じであろうか。

 

 

 柳井氏は、「あらゆる業種の「際」がなくなっている」という。従来のような○○産業とか、○○業界という括りが陳腐化しているのかもしれない。

トヨタは自動車を作るということではなく、自動車に乗る人にサービスする会社にならないと生き残っていけないのでは。実際、モビリティサービスの会社と言ってますよね。(出所:プレジデントオンライン)

president.jp

 

方針転換

 季節の変わり目、今年の節分は2月2日だという。おおよそ1か月先。そのころには少しは落ち着きを取り戻しているのだろうか。

  政府が方針転換し、経済との両立から「感染拡大防止を最優先」にしたと共同通信が伝える。

 その旨を7日に決定した新型コロナウイルス感染症対策の新たな基本的対処方針案に明記したという。

this.kiji.is

 米国では、トランプ大統領が敗北宣言したAP通信が報じたという。

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 来月2月3日は立春、いよいよ春の始まりだ。よい春を迎えることができるようにしていきたいと思う。