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大雪、地球温暖化、拡がり始めたコメの再生二期作

 寒波の襲来で日本海側で大雪が続きました。ようやく峠が超えたようですが、ところによっては例年の2倍3倍の積雪を記録しました。地球温暖化の影響で短時間に大量に降る「集中豪雪」が増加しているそうです。

温暖化が招く集中豪雪 積雪最多地点は4倍、対策費も増加 - 日本経済新聞

 日本海の海水温が高く、雪雲が発達しやすくなったことが原因といわれています。2010年以降積雪量を更新する観測地点が増えているといいます。

 

 

 都心では、「冬日」の日数がこの100年で激減したといいます。今冬最強寒波といいながらも氷点下となる「冬日」が都心では続くことがありませんでした。冬の気温も明らかに高くなっているようです。

100年前はこんなに寒かった 東京都心の「冬日」激減を可視化 気象予報士が語った変化の行く先:東京新聞デジタル

 これだけ気候が変われば色々な影響があって然りなのでしょう。野菜や果物が高騰したのもそれに該当するようです。今冬の初め、雨が降らない日が続いてキャベツや白菜の高騰になりました。ミカンなどの高騰は、夏の暑さの影響といわれます。

「コメ不足」だけじゃない。リンゴにミカンも…気候変動時代の「食料不足」、専門家に聞く乗り越え方 | Business Insider Japan

 異常気象が当たり前になっているのですから、野菜や果物の不作も頻発するようになって、この先価格高騰が常態化していくことになるのでしょうか。

 こんな時代なのですから、せめて供給網くらいは効率的で、なおかつ健全であって欲しいものです。コメ高騰は集荷業者の問題といわれます。こんなことが生じないよう流通構造から見直していく必要があるのかもしれません。それによって少しでも価格高騰の抑制の一助になればいいのではないでしょうか。

 

 

温暖化、「再生二期作」に挑戦

 高騰するコメ、収穫後の切り株からもう一度収穫する「再生二期作」に挑戦する農家が増えているそうです。地球温暖化で春や秋の気温も上昇し水稲の生育可能な期間が延び「再生二期作」が可能になったといわれます。

水稲再生二期作広がる 温暖化、米価上昇で脚光 / 日本農業新聞

「再生二期作」、育苗などの生産コストを削減しつつ収量を増やせる利点があるといいます。

 農研機構の実験では、4月に田植えをした後、8月の最初の収穫で稲を地表から40センチの高さで刈り取り、同じ株から伸びた稲を10月にもう一度収穫できたといいます。味の劣化もなく、1.3~1.5倍程度の収量が見込めるそうです。

 水戸市農業法人照沼農園では、コメが不足することを見越して「再生二期作」に本格的に取り組んでいるといいます。今年2025年からは沖縄県石垣島でも始めるそうです。

水戸の照沼農園、石垣島でも安いコメつくる再生二期作 - 日本経済新聞

 コメが高騰し安価なコメへの需要が高まっており、早期の収穫ができる温暖な地域でも同じ栽培法を取り入れ、供給力を高めるためだといいます。広がって欲しい取り組みです。

 

 

「参考文書」

野菜高騰、少雨でキャベツ3.3倍 コスト転嫁法制化も - 日本経済新聞

21年の北海道大雪、温暖化で最大20%多く 北大 - 日本経済新聞

家計を圧迫する物価高騰、背景に温暖化 | ギズモード・ジャパン

<ニッポンの食は いま>コメ編(上)温暖化 「再生二期作」に挑む 春秋の気温上昇活用:東京新聞デジタル

水戸の照沼農園、稲を切り株から育て再収穫 生産性向上 - 日本経済新聞

飲食店など“コメ品薄” 稲刈り前倒しの農業法人も 水戸|NHK 茨城県のニュース

コメの二期作試行、出雲の生産者 地球温暖化を収量増に生かす | 山陰中央新報デジタル

米騒動越年へ 新米流通でも5割高、買い付け競争激化 - 日本経済新聞