カーボンニュートラルの達成が国の目標となり、脱炭素、低炭素技社会への準備が進みます。これと同時に徐々に循環型社会へと移行も進み始めているようです。半導体産業が国策となり、急激なAIの成長がそれを後押ししそうです。
社会に貢献できそうな職業が多々ありそうなのに、キャリア形成に不安が募ったりします。生成AIの急速な普及で消滅する職業もあると囁かれ、その影響もあったりするのでしょうか。
賃上げが社会の課題といわれ、デジタルスキルなどを身につけるためのリスキリングが求められています。さらにそれを活かして成長産業への労働移動も求められます。その一方で、優秀な中国のAI人材が流入してきているともいわれています。
人手不足といわれ、自社の魅力をさかんにアピールし、人材獲得に躍起になる企業も増えてきているようです。転職サイトはしきりに広告を流し、背中を押してくれているのか、それとも煽っているのか、何が最善の選択なのか、悩みは深まっていきます。
それに加え、「誰もが複数のキャリアを求める時代」になったといわれ、副業などで自己実現して、そこから新たな収入を得る「クリエイターエコノミー」もさかんに説かれるようになっています。
「楽しく働いた人が勝つ時代」とは? | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
情報が氾濫していて、どれも魅力がありそうにも見えます。自分にできるかもと思ってみても、やってみて、行き詰ったらどうしようかと、なかなか一歩を踏み出せなかったりするものです。
何においても上手くいくときとそうでないときがあったりするのではないでしょうか。
上手くいっているときの自分の分析をすれば、記事にある「キャリアは運で決まる」という言葉は説得があるようにも思います。
私たちのキャリアは中長期的に計画して達成できるようなものではありません。人生の中で絶えず起きる偶発的な出来事や出会いによって、本人の意図しないところで進んでいくことになります。(引用:キャリアの計画は無意味・・・でも計画する|山口周)
一方で、うまくいかないときもあります。それを素直に受け入れるの至難の業です。そうできない自分を許すことができずに、結局それがうまくいかない原因だったりするのでしょうが、なかなか認めることができない自分もいます。
時に「屈辱に耐える」ことも必要といいます。それは謙虚さとか美徳の問題ではなく、損得勘定の問題といいます。自分の経験から言えば、結構響く言葉です。
運を引き寄せて、それを機会にしてキャリアを形成していくには、それも身につけるべきセンスなのかもしれません。
「参考文書」
「管理職になりたくない」77% 負担をどう減らす?改革の現場に密着 | NHK
中国のAI人材、なぜ日本のスタートアップに - 日本経済新聞
『降伏論』出版記念イベント★著者であり元プロ野球選手・ビジネスコーチの高森勇旗さんに 「リアル」で仕事のアドバイスをしてもらう会|Moon Creative Lab Inc.のプレスリリース