Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

企業研究

満額回答相次ぐ今年の春闘、持続的な賃上げの今後、株価上昇の行方

春闘集中回答日だった13日、大手企業を中心に満額回答が相次ぎ、賃上げムードいっぱいだったようです。 トヨタ自動車は労働組合に満額回答し、また労使の主要テーマであった生産性の過度な追求をやめる現場の「余力作り」施策も打ち出したといいます。 トヨ…

遅れそうなEVシフト、アップルEV撤退、遠退くサステナブルな未来

米アップルがEV 電気自動車の開発を中止するそうです。「究極のモバイルデバイス」を販売するという夢をあきらめることになるといいます。 アップル、EV開発計画を白紙に-10年がかりのプロジェクト断念 - Bloomberg 日の目を見ないかもしれないプロジェク…

熱狂のAIブーム、牽引するエヌビディア、AI半導体競争の幕開け

「AI 人工知能」が大ブームとなり、米半導体大手のエヌビディアが絶好調のようです。これを端にして日米欧の株価が爆上がりする熱狂ぶりです。 コラム:終わらないエヌビディア成長神話、企業価値さらに倍増も | ロイター AI関連市場の75%を握り、エヌビディ…

かさむ平和維持のコスト、防衛力強化、絶好調な三菱重工

もう間もなくロシアがウクライナに軍事侵攻から2年経ちました。しかし戦況は膠着し、なかなか出口を見いだせないままです。互いに引くに引けない状況になっていそうです。一方で、支援疲れとの言葉も聞かれるようになっています。 ウクライナ支援疲れの代償 …

大企業病なのか、5年連続赤字の楽天、色あせる経済圏

楽天グループが、5年連続の最終赤字となり、23年ぶりに無配となったそうです。赤字幅は縮小したものの、最終損益は3394億円の赤字だったといいます。携帯電話事業の設備投資が重荷となっての巨額な赤字が続いています。先行きが心配になります。 楽天グルー…

悔しさにじむ退任会見、パーパス経営のSOMPO櫻田CEOの挫折

悔しさにじむ退任会見、パーパス経営のSOMPO櫻田CEOの挫折

深刻なダイハツの認証不正問題、気になる真因、その再発防止策

日本の企業文化と組織的不正:ダイハツの教訓

不正、不祥事、晩節を汚す経営者たち

政界に企業、様々なところで不正、不祥事が露見しています。振り返ってみれば、過去においても同様で、いつまでも経っても同じことを繰り返しているようです。 2006年に、当時急成長企業だったライブドアが粉飾事件を起こし、社会に大きな影響を与えました。…

騒動続きのLINEヤフー、活かされない行政指導、個人情報流出44万件

政界に教育現場、警察官に自衛官、どこもかしこも不祥事、不正が絶えません。企業においても同様です。 LINEヤフーがLINEアプリの利用者情報など約44万件が流出した可能性があると発表しました。対応が遅いとの批判もあるようです。 体制の「すき」突いたサ…

【トレーサビリティ】専門家も驚くユニクロが推進するサプライチェーン改革

周回遅れと言われ続けていたにもかかわらず変化を拒んできた日本にも少しずつ変化の兆しが表れ始めたきたのでしょうか。ここで変わっていかなければ、どん底に叩き落されそうな状況だということがようやく薄らぼんやりとわかってきたのかもしれません。 30年…

低軌道衛星事業「スターリンク」で飛躍するスペースX、日本でも拡大するそのサービス

米国の宇宙開発企業のスペースXの衛星通信サービス「スターリンク」事業が好調のようです。世界のより多くの地域で「スターリンク」が利用できるようになるため、来年には打ち上げ事業の売上高を上回る見込みだといいます。 マスク氏のスペースX、24年売上…

【金利ある世界】変わりそうなあたり前、近づく日銀のマイナス金利解除

日銀の金融政策がゆっくりと変わっていくようです。市場では早くもマイナス金利解除を織り込んでいるといわれています。そんな動きを見ていると「金利ある世界」が現実化していくのでしょうか。 日銀、2024年前半にマイナス金利解除の可能性-渡辺東大教授 -…

さえないIT企業の業績、新味なく覇権争いを続けるポイント経済圏

企業の中間期決算の発表が続いています。期待したいIT企業の成績が振るわないようです。 楽天グループが2023年1〜9月期連結決算を発表し、中間期としては5年連続の赤字となり、赤字額は2084億円だったといいます。問題の携帯事業は赤字続きで、改善傾向にあ…

ウィーワーク経営破綻、うぬぼれ、傲慢、投資失敗の好事例

米シェアオフィス大手のWeWork ウィーワークが連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請、ついに経営破綻したそうです。 ウィーワークが破産申請、債務圧縮計画で債権者と合意 - Bloomberg ソフトバンク・ビジョン・ファンドが5割弱を出資していること…

世界的なインフレ、金利高、失速する「EVシフト」

常あるものはないということを感じる今日この頃です。昨日まであたり前だったことが今日には全く新しいものに変わってしまうこともざらなようです。 世界的なインフレと金利高の影響で、「EVシフト」に黄色信号が灯ったのでしょうか。一般的な消費者が割高な…

デフレからインフレへ、目減りする貨幣価値、改悪続く楽天ポイント

円安が進み、長期金利がだいぶ上昇しました。物価高騰が続き、インフレが意識されます。それなりに貨幣に価値があったデフレ時代が終わり、これまでとは違う風景が徐々に定着していくことになるのでしょうか。 「金利ある世界」、住宅ローンには悪影響なので…

市場が評価する米アマゾン、物流網再構築でインフレ下でも最高益

米アマゾン・ドット・コムが、好調のようです。インフレ、金利上昇、中東情勢などビジネスに逆風が吹く中、四半期ベースで過去最高になったといいます。物流網の再構築が主力のインターネット通販を支え、インフレ下で新たな収益モデルが軌道に乗り、稼ぐ力…

モヤモヤ、見いだせない仕事の意味、求められる新規事業

モヤモヤするようなことばかり続きます。中東情勢は混迷を深めています。円安は続き、物価高騰は収まりません。政治も混乱、事態が収束するどころか、むしろ悪化しないかと心配になります。 変化の激しい時代、変化に追従しきれていないということでしょうか…

【ポイント経済圏】顧客囲い込みで熾烈な覇権争いの中、プラチナバンドを得た楽天

楽天モバイルに電波がつながりやすい「プラチナバンド」を割り当てることが決まったといいます。 電波状況が改善されれば、加入者が増え、巨額赤字に苦しむ財務を好転させる効果も期待されるといいます。 楽天、「プラチナバンド」獲得 追加投資544億円 | ロ…

求められる新規事業、多い失敗事例、稀な成功例

これからの新しい時代を生き抜くためには新規事業が不可欠になっているようです。ソニーがホンダと組んでEVを作ったりしています。 新しいテクノロジーが登場すれば、既存の事業が陳腐なものになることは避けられません。「DX」に「GX」変革が求められるよう…

過熱する返礼品競争、値上げというしわ寄せ、ふるさと納税の功罪

販売累計6万個以上のヒットを記録している鉄フライパンがあるそうです。大阪府八尾市にある小さな町工場 藤田金属製だといいます。 鉄フライパン売上げ6万個超。町工場「藤田金属」奇跡の復活劇 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) スライド…

続く企業不祥事、今度は過大請求、信用が壊れていく社会

企業の不祥事が続いています。今度は過大請求事案が次々と明らかになっているようです。広告大手の博報堂が、複数の顧客企業に過大請求していたと発表したそうです。 博報堂が制作費を過大請求 金額、件数は公表せず | 共同通信 「コンプライアンス意識の徹…

【見せかけのSDGs】続く不祥事、進まない社会貢献

化石燃料が高騰したといって電気料金が値上がりとなり、政府が補助をはじめます。一方で、電力会社は、再生可能エネルギー事業者に対し一時的な発電停止を求める出力制御を頻繁に行っているといいます。 この上半期に東京電力を除く大手電力は前年より3.1倍…

流行りのSDGs、増加するコンプラ違反倒産、不正が蔓延するようになった日本社会

また粉飾決算で逮捕者が出たようです。東証スタンダード上場の衣料品卸会社「プロルート丸光」が架空の売り上げを計上したとして、前の社長ら3名が逮捕されたといいます。 SDGsにESG、パーパス経営にDX:デジタルによる変革、こうしたことが社会のあたり前に…

貯蓄から投資へ 新NISAで動くおカネ、上値重い日経平均株価

貯蓄から投資へ、新NISAが来年1月から始まります。元本保証のない投資、経済動向に目を光らせていないと損失を被ることになりそうです。 うなぎ登りと思えた日経平均もここ最近は上値が重いようです。33,000円を突き抜けていくような雰囲気がありません。米…

激変する環境、気になる食の安全保障、進めたい農業の生産性向上

遠い異国でまた新たな争いが起きています。事情あってのことなのでしょうが、混迷する国際情勢がさらに混沌としていきそうです。ヨーロッパの片隅での争いで食糧価格に影響が出たりしている中、さらなる重荷を背を合わせることになるのでしょうか。 顕在化す…

調理ロボットを導入する大阪王将、破綻する学校給食

米国のスターバックスでは、最近客足が減っているそうです。その理由は、メニューが増えた上に、カスタマイズ注文が増えたからといいます。そんな現場のお困りごとをCEOに復帰した創業者のハワード・シュルツ氏が直接従業員から話を聞いて、「スピードアップ…

遅れる生成AIの活用、早くも10年後の汎用AIを語る孫さん

DXに、AI活用、遅れている生産性向上の取り組みが本格化してきたのでしょうか。基幹産業として日本経済を支えてきた製造業が、DX:デジタルトランスフォーメーションによる変革を迎えているといいます。 日本流DXで製造業変革 横河電機など、人と機械が協働 …

敗訴続きの米連邦取引委員会、米アマゾンを独禁法違反の疑いで提訴

米国の連邦取引委員会が、IT最大手のアマゾンを独占禁止法違反の疑いで提訴しました。 FTCは、アマゾンを「独占企業」と批判し、ネット通販で「独占力を違法に維持」するために、「反競争的で不公正な戦略」を用いていると主張しているといいます。 米当局、…

マイナカード、インボイス制度、失策続きの国、コンサル頼みで成長戦略を描けない企業

マイナンバーカードに、インボイス制度が国が新しいことを始めようとすると、混乱がおき、反対の声があがります。制度設計に無理があるのでしょうか。 政治主導で官僚の力が弱まっているといいます。その上、議員たちの国会答弁の準備などで官僚は大忙しで、…