Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

企業研究

「令和のコメ騒動」と田んぼ不要の新しいコメ

コメの値段がようやく4000円を切ったそうです。しかし、その価格は昨年のおよそ2倍。まだまだ「令和のコメ騒動」、価格高騰が終わったといえそうにないようです。 コメ価格の半分は流通費 店頭価格なお前年の約2倍、背景に「多重構造」 - 日本経済新聞 コメ…

第7次エネルギー基本計画、原発回帰、足を引っ張る東京電力

東京電力が経営に苦しんでいます。福島第1原発事故の処理費用が膨らみ続けているからだといいます。賠償などにかかる費用の想定は計23・4兆円にも及ぶそうです。 原発・出口なき迷走:なぜ東電が払うべき9.2兆円が国民に? 電気代に上乗せされた賠償金 | 毎日…

【エネルギー基本計画】値上げ続く電気料金と再稼働見通せない東電柏崎刈羽原発#

3月使用分(4月請求分)の電気料金が2月に続いて値上げになります。LNG 液化天然ガスなどの燃料価格が上昇し、政府が物価高騰対策で支給している補助金を減らすことに影響といわれています。 3月の電気料金上昇、最大411円 政府の補助半減で―電力10社…

【地球沸騰化と極端気象】危険になる夏、極端な高温、進まない対策

連日の猛暑に豪雨、楽しみだった夏が年を追うごとに危険になってきているようです。ニュースは連日、各地の猛暑を伝えています。夏の気温が40℃というアナザーワールドも、そう遠くない未来にやってきそうです。 【徹底解説】今年の夏が記録的な猛暑になる3つ…

【Copilot+PC】ネット環境不要で駆動する生成AI、「AIパソコン」新たなHW端末登場

米OpenAIが新製品GPT-4oをリリースし、その性能のスゴさから大盛り上がりになりました。どんな未来がやってくるのかとワクワクする一方で、脅威を感じる人もあるのでしょうか。 それにしてもAI覇権をがっちり抑えられてしまったとの感が否めません。従来型の…

「Crush!」炎上したアップルの動画、AIがクリエイティブを押しつぶしていくという日常

アップルのM4チップを搭載した新しいiPad Proのプロモーション動画が炎上し、早速、アップルは「映像は的外れだった。申し訳ありません」と謝罪したといいます。動画では、楽器やカメラなどがプレス機で破壊される様子を映していました。 Apple、iPad Pro発…

著名投資家 ウォーレン・バフェットはなぜ日本の総合商社を評価するのか

著名投資家のウォーレン・バフェット氏が、食品からエネルギーまで幅広い事業を手掛ける日本の総合商社への投資について、「非常に満足している」と改めて評価したといいます。 商社投資「非常に満足」 アップル株は追加売却―バフェット氏:時事ドットコム …

出荷停止続くプッチンプリン、根深い基幹システムの障害、なぜ日本のDXは進まない

江崎グリコの基幹システムで大規模な障害が発生し、「プッチンプリン」などがお店から消え話題になりました。江崎グリコは、5月中旬の出荷再開を目指し改修を進めているそうです。 稼働が1年超遅れたグリコの基幹システム刷新、投資額は当初比1.6倍の342億円…

TポイントからVポイントへ、曲がり角を迎えるポイント経済圏

「さよならTポイント」、国内最古参のポイントプログラム「Tポイント」が消滅し、三井住友グループが手がける「Vポイント」に統合されました。 「Tポイントはお持ちですか」、Tポイントが登場してポイントを意識するようになったことを思い出します。時代を…

ポイント経済圏、苛烈な競争、ドコモとアマゾン提携、楽天の苦境続く

NTTドコモが、アマゾンジャパンと決済やポイント事業で提携すると発表しました。アマゾンが、ネット通販で支払い方法を問わず、他社のポイントをためたり使ったりできるのは初めてのことだといいます。 ドコモ、Amazonと決済・ポイント連携 経済圏拡大へ - …

歴史的な円安、二極化する企業業績、活かされない円安効果

「円安は日本にとっても良いわけがない」とファーストリテイリングの柳井社長が決算説明会でそう語ったそうです。さらに「世界の中の日本を考えると円安になることを喜ぶような人はおかしいのではと思うし、あってはならないと考えている」と述べていました…

課題多いアンモニア発電は何のため、エネルギー基本計画は誰のため

東南アジアは脱炭素目標を達成するため、1年間に新設する再生可能エネルギー発電の能力を「7〜12倍」に増やす必要があるそうです。この実現には2050年までに9300億ドル(約140兆円)の投資が必要になるといいます。 東南アジア、再エネ7〜12倍に拡大急務 脱…

インフレ環境下で見直されるエネルギー基本計画、社会の要請、国の思惑

エネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」が3年ぶりに見直されるといいます。 政府「エネルギー基本計画」見直しへ 電源構成の目標が焦点 | NHK | 経済産業省 3年前とは国際情勢も異なるものとなり、ビジネス環境もまた変化しています。これらも鑑…

2024年問題、たかが物流、されど物流、混乱は回避できるか

「2024年問題」、時間外労働に上限規制が4月から課されるようになり、様々な業界で影響を受けるといいます。物流業界においては、輸送力の低下・停滞による納期遅延、賃金が減って人手不足に拍車がかかることが懸念されているそうです。 対策を積極的に進め…

アマゾンのふるさと納税参入、問われる既存サイトの存在意義

アマゾンが、ふるさと納税の仲介事業に参入する方向で準備を進めているそうです。「アマゾンふるさと」の名称で仲介サイトを立ち上げ、仲介手数料を一定期間引き下げるプランを用意しているといいます。 アマゾンがふるさと納税仲介事業 25年3月にも参入へ …

満額回答相次ぐ今年の春闘、持続的な賃上げの今後、株価上昇の行方

春闘集中回答日だった13日、大手企業を中心に満額回答が相次ぎ、賃上げムードいっぱいだったようです。 トヨタ自動車は労働組合に満額回答し、また労使の主要テーマであった生産性の過度な追求をやめる現場の「余力作り」施策も打ち出したといいます。 トヨ…

遅れそうなEVシフト、アップルEV撤退、遠退くサステナブルな未来

米アップルがEV 電気自動車の開発を中止するそうです。「究極のモバイルデバイス」を販売するという夢をあきらめることになるといいます。 アップル、EV開発計画を白紙に-10年がかりのプロジェクト断念 - Bloomberg 日の目を見ないかもしれないプロジェク…

熱狂のAIブーム、牽引するエヌビディア、AI半導体競争の幕開け

「AI 人工知能」が大ブームとなり、米半導体大手のエヌビディアが絶好調のようです。これを端にして日米欧の株価が爆上がりする熱狂ぶりです。 コラム:終わらないエヌビディア成長神話、企業価値さらに倍増も | ロイター AI関連市場の75%を握り、エヌビディ…

かさむ平和維持のコスト、防衛力強化、絶好調な三菱重工

もう間もなくロシアがウクライナに軍事侵攻から2年経ちました。しかし戦況は膠着し、なかなか出口を見いだせないままです。互いに引くに引けない状況になっていそうです。一方で、支援疲れとの言葉も聞かれるようになっています。 ウクライナ支援疲れの代償 …

大企業病なのか、5年連続赤字の楽天、色あせる経済圏

楽天グループが、5年連続の最終赤字となり、23年ぶりに無配となったそうです。赤字幅は縮小したものの、最終損益は3394億円の赤字だったといいます。携帯電話事業の設備投資が重荷となっての巨額な赤字が続いています。先行きが心配になります。 楽天グルー…

悔しさにじむ退任会見、パーパス経営のSOMPO櫻田CEOの挫折

悔しさにじむ退任会見、パーパス経営のSOMPO櫻田CEOの挫折

深刻なダイハツの認証不正問題、気になる真因、その再発防止策

日本の企業文化と組織的不正:ダイハツの教訓

不正、不祥事、晩節を汚す経営者たち

政界に企業、様々なところで不正、不祥事が露見しています。振り返ってみれば、過去においても同様で、いつまでも経っても同じことを繰り返しているようです。 2006年に、当時急成長企業だったライブドアが粉飾事件を起こし、社会に大きな影響を与えました。…

騒動続きのLINEヤフー、活かされない行政指導、個人情報流出44万件

政界に教育現場、警察官に自衛官、どこもかしこも不祥事、不正が絶えません。企業においても同様です。 LINEヤフーがLINEアプリの利用者情報など約44万件が流出した可能性があると発表しました。対応が遅いとの批判もあるようです。 体制の「すき」突いたサ…

【トレーサビリティ】専門家も驚くユニクロが推進するサプライチェーン改革

周回遅れと言われ続けていたにもかかわらず変化を拒んできた日本にも少しずつ変化の兆しが表れ始めたきたのでしょうか。ここで変わっていかなければ、どん底に叩き落されそうな状況だということがようやく薄らぼんやりとわかってきたのかもしれません。 30年…

低軌道衛星事業「スターリンク」で飛躍するスペースX、日本でも拡大するそのサービス

米国の宇宙開発企業のスペースXの衛星通信サービス「スターリンク」事業が好調のようです。世界のより多くの地域で「スターリンク」が利用できるようになるため、来年には打ち上げ事業の売上高を上回る見込みだといいます。 マスク氏のスペースX、24年売上…

【金利ある世界】変わりそうなあたり前、近づく日銀のマイナス金利解除

日銀の金融政策がゆっくりと変わっていくようです。市場では早くもマイナス金利解除を織り込んでいるといわれています。そんな動きを見ていると「金利ある世界」が現実化していくのでしょうか。 日銀、2024年前半にマイナス金利解除の可能性-渡辺東大教授 -…

さえないIT企業の業績、新味なく覇権争いを続けるポイント経済圏

企業の中間期決算の発表が続いています。期待したいIT企業の成績が振るわないようです。 楽天グループが2023年1〜9月期連結決算を発表し、中間期としては5年連続の赤字となり、赤字額は2084億円だったといいます。問題の携帯事業は赤字続きで、改善傾向にあ…

ウィーワーク経営破綻、うぬぼれ、傲慢、投資失敗の好事例

米シェアオフィス大手のWeWork ウィーワークが連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請、ついに経営破綻したそうです。 ウィーワークが破産申請、債務圧縮計画で債権者と合意 - Bloomberg ソフトバンク・ビジョン・ファンドが5割弱を出資していること…

世界的なインフレ、金利高、失速する「EVシフト」

常あるものはないということを感じる今日この頃です。昨日まであたり前だったことが今日には全く新しいものに変わってしまうこともざらなようです。 世界的なインフレと金利高の影響で、「EVシフト」に黄色信号が灯ったのでしょうか。一般的な消費者が割高な…