Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

海岸に漂着する軽石、海洋に漂流するプラごみ、それらを回収する人たち

小笠原諸島にある海底火山「福徳岡ノ場」が8月に噴火、噴煙の高さが少なくとも16kmまで上がる戦後最大級ものだったという。 この噴火で大量の軽石が発生し、2か月にわたり洋上を漂流、その後、1400km離れた沖縄に漂着したとニュースになった。 軽石の軌跡 JA…

迅速と団結、時間は再生できない資源 アップルがカーボンニュートラル計画の進捗を公表

絶滅した恐竜が国連に乱入して演説する動画を、UNDP 国連開発計画が公開し、話題になっているようです。 「絶滅を選ぶな!」、と絶滅したはずの恐竜が国連総会で演説しています。 We can’t ignore #ClimateChange any longer. Unless we end the excuses, we…

【脱プラ】燃やされるプラ、世界のリサイクルの実態、減らない二酸化炭素

「世界はもっとサスティナブルであるべきだ」と、早くから知っていたにもかかわらず、これまでほったらかしてきたと言っても、そんなに過言なことではないのだろう。自分自身もそうなのだから、強く批判できることではないが。 1997年 京都で開催されたCOP3 …

【グリーンイノベーション基金】国産SAF 持続可能な航空燃料の実現は加速するのか

ANAが2020年10月、フィンランドの再生燃料の世界最大手のネステとSAF 持続可能な航空燃料の調達契約の締結を発表し、焦燥感を覚えた。ユーグレナ社を始めとする国内メーカがあるというのになぜとの思いもあった。 ANAが頼った再生燃料の世界最大手、赤字続き…

厳しくなりそうな今冬の電力需給、COP26参加をようやく決めた首相の思いは何か

エネルギーの高騰は様々な分野に波及していく。ごく自然なことなのだろう。「天然ガス急騰の衝撃、食事やガソリンにも連鎖か」とウォールストリートジャーナルがいう。 目下の天然ガス価格の高騰は、この冬の電気代や暖房代が高くなることを意味する。 来年…

増える二酸化炭素の排出、間近に迫ったCOP26を前に弱気な英国と山陰の木材会社が活用するJクレジット

大きな困難を前にすると、時に人は弱気になったりすることもあるのだろう。 COP26 第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議が今月末に開催されるのを前に、議長国のジョンソン英首相が、「うまくいかないかもしれない」といい、期待された成果に届かない可能…

実用化が待たれるペロブスカイト太陽電池、脱炭素の街づくり、さらなる再エネの普及

自宅庭にダイソーで買った100円のソーラー庭園灯がある。場所を問わずに設置できるし、100円の太陽光発電でもありがたみを感じる。こうしたものが100円で作れるようになっているのだから、低価格を進めれば、太陽光発電ももっと普及が加速していくのだろうか…

【供給網異変】価格高騰に、品不足、しばらく続きそうな世界的なインフレ状態

「焼鳥店で鶏皮串 1人1本に制限」と日本経済新聞が報じています。コロナ渦の余波で輸入食肉などが値上がりしたり、滞ったりして、食品や流通に影響しているそうです。 影響の範囲が広がっているようです。 冷凍食品各社は、タイ工場でのコロナ感染により工場…

【第6次エネルギー基本計画と地球温暖化対策が閣議決定】地球温暖化や気候変動を抑制できるのか

「第6次エネルギー基本計画」が閣議決定された。また、これに合わせ、新しい「地球温暖化対策計画」も正式決定された。 第6次エネルギー基本計画が閣議決定されました (METI/経済産業省) この2つの計画を基に政府は、30年度排出削減目標に関する国際公約「…

【3R推進月間】増えるリサイクルされる商品、リサイクルからできる製品

知りませんでしたが、10月はリデュース・リユース・リサイクルの3R推進月間だそうです。 経済産業省によれば、経産省を含む関係8省庁は、3R推進に対する理解と協力を求めるため、毎年10月を「リデュース・リユース・リサイクル推進月間」と定め、普及啓発活…

アテネの聖火採火式で、人権活動家が抗議、終わらない差別と対立

早いものである来年に2月は冬のオリンピックが中国北京で開催されるという。その聖火の採火式がギリシャ アテネで行われ、抗議活動があったという。 五輪=北京冬季大会ボイコット訴え、活動家が人権問題巡り | ロイター ロイターによれば、亡命ウイグル人組…

化石燃料に依存する者たちの脱炭素

東京ガスが千葉県のLNG液化天然ガスも基地でヤギによる除草の実証実験を始めたと聞くとほっとします。 ヤギが草食べ脱炭素 東京ガス「小さいことから」|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト 「小さいことから」、テレビ朝日によれば、ガソリンを燃料とす…

【グリーンスローモビリティ】急ぎ過ぎないスローなサービスがあっていいのかもしれない

米カリフォルニア州では、2030年までに自動運転車のゼロエミッション化達成を義務化したといいます。 カリフォルニアが、ゼロエミッション車の最前線のようになっています。TechCrunchによれば、2035年までにガソリン車とディーゼル車の新車販売を事実上禁止…

【ラニーニャが発生】異常気象、脱炭素、電力不足に揺れる中国は対岸の火事ではないのかも

中国は、気候変動と脱炭素の最前線なのだろうか。その矛盾とでもいえそうな事態が発生しているようだ。 大規模な電力不足が起き、その影響が各所に広がっている。一部地域の住宅地では停電が起き、製造業には電力供給制限を実施、工場の操業停止も相次いだ。…

進む脱プラ、減らない世界のプラ廃棄物、海洋でごみ収集する人々

昨年のレジ袋の有料化以来、企業においても「脱プラ」の動きがさかんになってきているのだろうか。 宿の歯ブラシに「脱プラ」の波 コスト増で有料化?: 日本経済新聞 来年2022年4月に「プラスチック資源循環促進法」が施行されれば、さらに脱プラの動きが加…

米石油メジャーも遂にカーボンニュートラルへ、ウォッシュ選別し始める欧州のESG投資

米国石油大手のシェブロンが重い腰をあげたようだ。ようやく2050年までのカーボンニュートラルに言及したようだ。やはり政策が変わったことの影響が大きいのだろうか。 米石油大手シェブロン、2050年ネットゼロ目標を採択(米国) | ビジネス短信 - ジェトロ J…

間近に迫るCOP26、慌ただしい企業などの動き、セブン&アイ、ANA他

2021年11月に開催されるCOP26 国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が10月末、イギリス グラスゴーで開催されるのを前にして、企業などが様々なGHG温室効果ガス排出削減への取り組みに関連する内容を発表しているようだ。 世界の金融機関220社、CO…

拡大が求められる再エネ、ソーラーフロンティアが太陽電池生産から撤退、このままでいいのだろうか

出光興産と100%子会社のソーラーフロンティアが、事業構造改革について発表、これに合わせ、宮崎県の国富工場でのCIS薄膜太陽電池の生産を2022年6月末を目途に終了することも発表した。 ソーラーフロンティア株式会社の事業構造改革について | 太陽光発電な…

SDGsが理解しやすいコーヒーの現状、それをもっとより良くしていくためには

不思議とコーヒーと縁がある。シンガポールに駐在していたとき、オフィス近くのコーヒーショップのバリスタたちとの会話が楽しくて、毎日通うになった。そのときはまだコーヒーの味がとか、うんちくにはまだ縁遠かった。帰任して、その習慣がやめられず、ス…

それは正しいのか、動き始めるファッション業界、目指すべきはサーキュラーエコノミーなのか

SDGsにESG投資、それに加え、脱炭素にデジタル化、それらが組み合わさり、産業構造を変化させようとする。そうして、変革が求められるが、その実、何をやっていいかわからない。そんな状態が続けば、それは焦りにつながる。そんなケースが増えているのだろう…

日本のサステナブルはそんなにダメなのか、鹿児島サーキュラーヴィレッジ大崎町の取り組み

「天然資源の利用を最小限に」、「ごみという概念をなくすために資源化」、そんなことができれば、地球温暖化の抑制にも役立ち、サステナブルな世界に近づくのではないか、人それぞれに何かしらの動機があって、何か行動を起こしたりするのだろう。 こうした…

【サステナブル 古い技術を活用】帆をはり風力を補助にする貨物船、パンタグラフを載せ走る電動トラック

大航海時代、世界の海を帆船が埋め尽くしていたという。そんな時代へ回帰することになるのだろうか。 K-Line 川崎汽船が、凧の力を推進力の補助に使った船で、2021年末をめどに欧州近海でトライアル航海を実施するという。 凧で船舶をけん引!川崎汽船が今年…

スタバが環境保護団体と開発した新しい店舗の展開が拡大、来年には日本にも登場

WMO 世界気象機関が、「2050年に世界で50億人以上の水の確保が困難になる恐れがある」との予測を発表したそうです。 2050年に50億人が水の確保困難に 世界気象機関 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News WMOの報告書によれば、地球上の水のうち使用可能な淡水は…

エネルギー価格上昇に、供給網の問題、景気減速と物価上昇が同時に進む「スタグフレーション」なのか

足元の経済が少し心配になります。昨日6日の日経平均株価は8営業日連続で下落し、円安に国債安のトリプル安になったといいます。 世界の物価上昇、秋にピーク 来年半ばにコロナ禍前水準に | ロイター IMF国際通貨基金が、世界経済見通しの一部を公表し、消費…

航空業界に、資源大手、CO2排出が多い産業でカーボンニュートラル宣言が相次ぐ 

世界の脱炭素は確実に前進しているのだろうか。COP26を前に、その動きが慌ただしいようだ。 世界の大手資源企業28社が ICMM 国際金属・鉱業評議会で、2050年までに温室効果ガスの直接(スコープ1)・間接(スコープ2)の排出量を実質ゼロにする目標を掲げた…

急落する株価、近づくCOP26「気候変動枠組条約締約国会議」、不安を感じる新しい成長戦略

政権が変わったというのに、株価が急落している。 昨日の米国株式市場の流れもあるのだろうが、それにしても、開始早々900円近く値を下げているようだ。 世界的なエネルギー不足が懸念され、原油先物の値が上がっている影響があるという。昨日の新首相の記者…

【サステナをもう一度点検する】欧州での天然ガス高騰はグリーンリカバリーの躓きか

イギリスが大混乱のようです。JIJI.COMによれば、キャベツなど野菜の収穫作業員の求人では時給が30ポンド(約4500円)に高騰しているといいます。タンクローリーの運転手が足りず、各地のガソリンスタンドで燃料不足によるパニック買いが起き、運搬の代行に…

アディダスのスニーカーを買ったら、エシカル消費かという疑問

新型コロナの感染拡大で、「家で過ごすことが増え、暮らし方を見直すようになり、それをきっかけに、エシカル消費を考えるようになった」というアンケート結果を日本生活協同組合連合会(日本生協連)が公表した。 「エシカル消費(倫理的消費)」とは地域の…

【身近になる脱炭素やSDGs】海のドローンで海上ごみを回収するシーパラダイス、堆肥化できる食器 edish

横浜 八景島シーパラダイスが9月25日、SDGs週間に合わせて「海洋ごみから海を守ろう!最先端のごみ回収ドローン体験」を実施した。 新たに海のドローンを導入、その操縦体験をお楽しみながら、海上ごみの回収したそうだ。 本日SDGs週間に合わせて「海洋ごみ…

【身近になる脱炭素】ドコモが2030年カーボンニュートラル宣言、ドコモでんきが来年スタートへ

「第1回 脱炭素経営EXPO 秋展」が2021年9月29日~10月1日の日程で、東京ビッグサイトで開催されている。ECナビによれば、約480社が出展、脱炭素に向けた先端技術やサービスなどを紹介しているという。 まいにちニュース「御社の「脱炭素」のヒントに...「脱…