Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2023-01-01から1年間の記事一覧

深刻なダイハツの認証不正問題、気になる真因、その再発防止策

日本の企業文化と組織的不正:ダイハツの教訓

続くもめごと、目立つ国の粗雑な対応、膨れるばかりの国家予算

もめごとがつきません。沖縄では辺野古基地の地盤改良工事ををめぐって、国と対立し裁判沙汰になっています。この裁判の判決が出て、国が沖縄県に代わって工事を承認する「代執行」することになるそうです。 「工事の申請を承認せずに放置することは社会公共…

進まない医療DX、迷走する診療報酬改定、マイナ保険証の利便性ばかり強調する政府

国民負担率が高止まったまま国の改革は進みません。政府は、少子化対策、防衛力強化など様々な理由をつけては増税のチャンスを窺うばかりで、改革はおざなりのままです。 さらにそこに与党自民党最大派閥安倍派問題が露呈しました。このどさくさに紛れて政府…

裏金問題に揺れる政府、国の環境戦略は健全なのだろうか

裏金問題でゴタゴタする政府が、GX グリーントランスフォーメーション実行会議を開き、GX経済移行債の発行による調達資金を活用した新たな10兆円の支援策を示したそうです。 GX投資、製造業に1兆円超 水素普及には3兆円―政府:時事ドットコム 鉄鋼や化学…

【COP28】化石燃料時代の終わりの始まり、再エネ転換でも中国がリーダーになる可能性

COP28 国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議で、「化石燃料からの脱却を進め、この重要な10年間で行動を加速させる」という合意がなされました。 「化石燃料時代の終わりの始まり」、世界のエネルギーシステムに革命を起こすことになるといいます。 気候…

脱化石燃料へ、COP28での歴史的な合意、真価問われる日本のアンモニア戦略

COP28 国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議が会期を延長して成果文書を採択しました。 「公正かつ秩序だった公平な方法でエネルギーシステムにおける化石燃料からの脱却を図り、2050年までに(温室ガス排出の)実質ゼロを達成する」 COP28、化石燃…

政治腐敗、弱くなった日本、まだ残されている可能性

裏金疑惑で政府自民党に激震が走っているようです。その狼狽ぶりが滑稽です。人なり、人間性がよく現れているようにも感じます。国民が苦しむばかりの政策が続けられてきたことがわかります。 事実を明らかにし、もう2度と後戻りできないような根本的対策と…

裏金疑惑、腐敗した政治、日本の低下を反転させるとき

国のゴタゴタが続いています。裏金疑惑、今になってもなお、こんなが続いていることが残念でなりません。安直に結論づけしてはならないのでしょうが、日本が低下し続けてきたことがわかるような気になります。 首相が官房長官の更迭する意向を固めたようです…

不正、不祥事、晩節を汚す経営者たち

政界に企業、様々なところで不正、不祥事が露見しています。振り返ってみれば、過去においても同様で、いつまでも経っても同じことを繰り返しているようです。 2006年に、当時急成長企業だったライブドアが粉飾事件を起こし、社会に大きな影響を与えました。…

社会に蔓延するようになった不祥事に不正、改めて問い直すガバナンスの重要性

「不祥事」に「不正」、企業ばかりでなく、政界をはじめ色々なところで露呈するようになりました。低成長の時代になっているにも関わらず、まだかつてのような成長を夢見て、数字をKPIに仕立てそればかりを追い求めます。こうしたことが不正、不祥事を生む温…

万博が目指したはずの「SDGs」「Society5.0」、実現できそうにない人間中心の社会

IOC 国際オリンピック委員会が、冬季五輪・パラリンピック開催候補地を2030年はフランスアルプス地方、34年は米国ソルトレークシティーに絞り込んだそうです。また、38年大会はスイスと独占的に協議することになったそうです。 札幌オリンピック招致は事実上…

関心事は「賃上げ」、国の支援と実現可能性

国で賃上げをさかんに議論されるようになり、税制などについても検討がまたはじまっているようです。それが一助となって、持続的な賃上げが実現できればよいのでしょうが、そう上手く成果がでるのでしょうか。 法人税率引き上げ、自民税調で浮上 投資促進の…

騒動続きのLINEヤフー、活かされない行政指導、個人情報流出44万件

政界に教育現場、警察官に自衛官、どこもかしこも不祥事、不正が絶えません。企業においても同様です。 LINEヤフーがLINEアプリの利用者情報など約44万件が流出した可能性があると発表しました。対応が遅いとの批判もあるようです。 体制の「すき」突いたサ…

変わっていく優秀さ、AIの時代にセルフレジを撤去するイギリスのスーパー

イギリスのスーパーマーケットでセルフレジが廃止され、人間の従業員が対応するレジに入れ替わっているそうです。 やっぱり人間がいい… イギリスの高級スーパー、セルフレジをほぼ全店舗で廃止 | Business Insider Japan セルフレジによってレジ係と客とのさ…

【トレーサビリティ】専門家も驚くユニクロが推進するサプライチェーン改革

周回遅れと言われ続けていたにもかかわらず変化を拒んできた日本にも少しずつ変化の兆しが表れ始めたきたのでしょうか。ここで変わっていかなければ、どん底に叩き落されそうな状況だということがようやく薄らぼんやりとわかってきたのかもしれません。 30年…

避け得ない賃上げ、それなのに国民負担増を強いる政府にすがる労組

週末に円が久々に円高方向に少し振れました。それだからといって149円台。焼け石に水状態のようなものです。円がかつての水準に戻るようなことがあれば、この状況にも変化があるのでしょうが、それもまた夢のまた夢のような話のようです。こんな時だからこそ…

低軌道衛星事業「スターリンク」で飛躍するスペースX、日本でも拡大するそのサービス

米国の宇宙開発企業のスペースXの衛星通信サービス「スターリンク」事業が好調のようです。世界のより多くの地域で「スターリンク」が利用できるようになるため、来年には打ち上げ事業の売上高を上回る見込みだといいます。 マスク氏のスペースX、24年売上…

意識するようになった気候変動、人権問題、残る古い慣習、アップデートできない秩序

内閣府と環境省が、気候変動に関する世論調査の結果を公表しました。気候変動への関心が「ある」と答えた人が89・4%となり、前回調査からも増加しているといいます。また、「脱炭素社会」の認知度が上昇しているといいます。 「気候変動に関する世論調査」の…

【金利ある世界】変わりそうなあたり前、近づく日銀のマイナス金利解除

日銀の金融政策がゆっくりと変わっていくようです。市場では早くもマイナス金利解除を織り込んでいるといわれています。そんな動きを見ていると「金利ある世界」が現実化していくのでしょうか。 日銀、2024年前半にマイナス金利解除の可能性-渡辺東大教授 -…

さえないIT企業の業績、新味なく覇権争いを続けるポイント経済圏

企業の中間期決算の発表が続いています。期待したいIT企業の成績が振るわないようです。 楽天グループが2023年1〜9月期連結決算を発表し、中間期としては5年連続の赤字となり、赤字額は2084億円だったといいます。問題の携帯事業は赤字続きで、改善傾向にあ…

ウィーワーク経営破綻、うぬぼれ、傲慢、投資失敗の好事例

米シェアオフィス大手のWeWork ウィーワークが連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請、ついに経営破綻したそうです。 ウィーワークが破産申請、債務圧縮計画で債権者と合意 - Bloomberg ソフトバンク・ビジョン・ファンドが5割弱を出資していること…

世界的なインフレ、金利高、失速する「EVシフト」

常あるものはないということを感じる今日この頃です。昨日まであたり前だったことが今日には全く新しいものに変わってしまうこともざらなようです。 世界的なインフレと金利高の影響で、「EVシフト」に黄色信号が灯ったのでしょうか。一般的な消費者が割高な…

高金利のしわ寄せ、力強い米国経済に翳りの兆し

やはり世界の中心は米国なのかと思う今日この頃です。様々な米国関連ニュースが目に留まります。紛争解決にはその力に頼らざるを得ないようです。ただその解決が長引けば、来年に迫ってきた大統領選も気になってきます。未だにトランプ人気は冷めることはな…

デフレからインフレへ、目減りする貨幣価値、改悪続く楽天ポイント

円安が進み、長期金利がだいぶ上昇しました。物価高騰が続き、インフレが意識されます。それなりに貨幣に価値があったデフレ時代が終わり、これまでとは違う風景が徐々に定着していくことになるのでしょうか。 「金利ある世界」、住宅ローンには悪影響なので…

市場が評価する米アマゾン、物流網再構築でインフレ下でも最高益

米アマゾン・ドット・コムが、好調のようです。インフレ、金利上昇、中東情勢などビジネスに逆風が吹く中、四半期ベースで過去最高になったといいます。物流網の再構築が主力のインターネット通販を支え、インフレ下で新たな収益モデルが軌道に乗り、稼ぐ力…

モヤモヤ、見いだせない仕事の意味、求められる新規事業

モヤモヤするようなことばかり続きます。中東情勢は混迷を深めています。円安は続き、物価高騰は収まりません。政治も混乱、事態が収束するどころか、むしろ悪化しないかと心配になります。 変化の激しい時代、変化に追従しきれていないということでしょうか…

【ポイント経済圏】顧客囲い込みで熾烈な覇権争いの中、プラチナバンドを得た楽天

楽天モバイルに電波がつながりやすい「プラチナバンド」を割り当てることが決まったといいます。 電波状況が改善されれば、加入者が増え、巨額赤字に苦しむ財務を好転させる効果も期待されるといいます。 楽天、「プラチナバンド」獲得 追加投資544億円 | ロ…

求められる新規事業、多い失敗事例、稀な成功例

これからの新しい時代を生き抜くためには新規事業が不可欠になっているようです。ソニーがホンダと組んでEVを作ったりしています。 新しいテクノロジーが登場すれば、既存の事業が陳腐なものになることは避けられません。「DX」に「GX」変革が求められるよう…

過熱する返礼品競争、値上げというしわ寄せ、ふるさと納税の功罪

販売累計6万個以上のヒットを記録している鉄フライパンがあるそうです。大阪府八尾市にある小さな町工場 藤田金属製だといいます。 鉄フライパン売上げ6万個超。町工場「藤田金属」奇跡の復活劇 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) スライド…

続く企業不祥事、今度は過大請求、信用が壊れていく社会

企業の不祥事が続いています。今度は過大請求事案が次々と明らかになっているようです。広告大手の博報堂が、複数の顧客企業に過大請求していたと発表したそうです。 博報堂が制作費を過大請求 金額、件数は公表せず | 共同通信 「コンプライアンス意識の徹…