Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

裏金問題に揺れる政府、国の環境戦略は健全なのだろうか

 裏金問題でゴタゴタする政府が、GX グリーントランスフォーメーション実行会議を開き、GX経済移行債の発行による調達資金を活用した新たな10兆円の支援策を示したそうです。

GX投資、製造業に1兆円超 水素普及には3兆円―政府:時事ドットコム

 鉄鋼や化学など製造業のエネルギー転換には10年間で約1兆3000億円を支援。次世代燃料の水素普及に向け、安価な石炭や石油など既存燃料との価格差の補助に15年間で約3兆円を投じる方向だ。(出所:時事ドットコム

 裏金問題で様々な事実が露呈しています。政府発案で、大切なおカネが有効利用されることがあるのかと心配になります。

 

 

 気候変動の影響と思われる異常気象が頻発するようになっています。夏が異常なまでに暑くなり、先々というよりも来年はどうなるのだろうかと、足元のことが気にするようになりました。

 こうした異常気象は日本に限った話ではなく、世界各地が起きるようになり、「地球沸騰化の時代」と呼ばれています。この問題が国連の会議「COP28」で話し合われ、課題が明確になっています。まずはエネルギー分野における「化石燃料からの脱却」を急ぎ進めなければならずなりません。また他の分野においても同様に、石炭、石油、天然ガスなどに頼らない生産が求められていくことになりそうです。

 こうした問題の解決が地球環境を改善し、社会をより善いものにしていくのでしょう。これこそ貢献と呼べるものなのでしょう。

 やらなければならなくなっています。やらなければ人が暮らすことのできない世界を引き寄せるだけになってしまいます。

 

 

石油化学

 化学メーカ石化事業は、化石燃料を原料に基礎化学品を生産し、そこから様々なプラスチックス製品を生産しています。この世界の潮流からすれば、化学メーカにおいても「脱石化」を意識せざるを得なくなってきているといいます。

三菱ケミカル・ギルソン社長の誤算 石化再編、2年待つも議論停滞:日経ビジネス電子版

石油化学・炭素事業の統合再編は避けられない」、三菱ケミカルGが口火を切り、「日本の石化・炭素事業の再編を主導する」と宣言したそうです。しかし、なかなか言葉通りに進んでいないといいます。

石化事業を再編すべきだという大きな方向性には各社ともおおむね賛同の姿勢を示している。ところが、最も川上に位置するナフサクラッカー(エチレン生産設備)の統合など再編を実際に進めようという議論はなかなか前に進まない。ギルソン氏の再編提起からちょうど2年がたつが、表立った動きはほとんど見られない。逆に、業界から漏れ聞こえてくるのは再編への障害を指摘する声ばかりだ。(出所:日経ビジネス

 

 

戦略とは

困難な課題に直面したとき、あるいは大きなチャンスに遭遇したとき、有能な経営者は実現可能な最大の前進や成果が見込める道を選ぶ。言い換えれば、成否を決するような最大級の障害物が自分の力で克服可能だと判断したとき、その道を選ぶのである。(出所:日経BOOKプラス)

戦略を立てるスキルは3つの要素で形成される | 日経BOOKプラス

 優れた戦略家は、直面する課題の複雑さや困難さをまるごと受け止め、課題の最重要ポイント、すなわち成否を決するような勝負どころを見極めるセンスを持っているといいます。さらに、我慢強く、外から押し寄せる難題を解決するだけでなく、組織自体が健康体であるよう注意を払い、内部崩壊を防くこともできるといいます。

  どうにも日本の政界も経済界も、格好の良い文言を並べるばかりで、内実が伴わず、実現できそうにないことことばかりを口にしているように感じます。逆に変なところで小知恵を働かせては、組織を不健康にして内部崩壊させるような行為をしてはいないでしょうか。

 不祥事・不正が政界と経済界で蔓延しています。この悪しき構造、その相互依存を変えなければならないようです。口ばかりでなく変革、改革を実行できる人物が求められています。

 

「参考文書」

JFE・神戸製鋼の鉄鋼再編に現実味 化学は「脱・石油化学」へ:日経ビジネス電子版

神戸製鋼・JFE・日鉄…鉄鋼大手で出そろうも、「グリーン鋼材」普及へ山積みの課題|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社