Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

社会課題

なぜ「悪い円安」は終わらないのか、SDGsで国内産業は活性化しないのだろうか

足下での物価上昇が気になります。総務省によれば、昨年12月の全国消費者物価指数は、前年同月比で0.5%上昇し、前年実績を上回るのは4カ月連続になるそうです。 消費者物価指数、0.5%上昇 21年12月、4カ月連続 | 共同通信 共同通信によれば、原油高や円安…

【クリーンエネルギー戦略】日本の弱点は再エネのコスト高、その弱みは是正できるか

「クリーンエネルギー戦略」に関する有識者懇談会が首相官邸で開催された。 毎日新聞によれば、国内原発の新増設や建て替えの明記を見送る方針を固めたそうだ。原発に対する世論を考慮、「原発維持」の方向性を打ち出した場合、夏の参院選に影響しかねないと…

【デジタルとSDGs】1次産業を人々が集う魅力ある職業にできないだろうか

デジタル社会、炭素中立社会への変革を円滑に進めるためには、 スキル向上、再教育の充実、副業の活用といった人的投資の充実が鍵と首相が17日、施政方針演説で述べていました。 【全文】 岸田首相 初の施政方針演説 | NHKニュース 気候変動問題への対応につ…

大企業が抱く淘汰される恐怖が、歪んだ社会を作っていないか

成長と分配、その好循環で「新しい資本主義」を目指すのがこれからの日本なのだろうか。その実現を進める政権の看板政策について、日本経済新聞が日立製作所など企業トップにインタビューした。 経財相×日立・三菱商事・DeNA 新しい資本主義で対談: 日本経済…

マングローブ林を大規模に効果的に保護再生する中国から学べることはあるか

中国はまことに不思議な国である。大量な二酸化炭素を排出し、世界と対立するような人権問題を起こしはするが、その一方で、森林再生、緑化については積極的で、その規模の大きさとスピードには驚くことさえある。 中国のマングローブ林保護修復事業の効果は…

個人投資家に見限られる国内ESG投資、サステナブルな資本主義とGXはどこまで進むか

経団連の十倉会長が昨年12月、「2022年の経済展望とサステイナブルな資本主義の道筋」という講演した。 その中で、爆発的に増加する人口について、とある人の言葉を引用し、「地球を生命体に例えれば、人類の異常な拡張こそがウイルスであり、Covid-19は免疫…

KFCが代替肉フライドチキンを全米販売へ、日本ではプラント会社が培養肉を大量生産へ

マクドナルドのマックフライポテトが、Sサイズのみの販売となるそうです。 前回同様、ポテト輸入時の経由地カナダ・バンクーバー港近郊での貨物の滞留や航路上での悪天候などで、遅延が続いているためだといいます。短期間のうちに同じ問題が再発するくらい…

エネルギーの自給化はできないのだろうか、インドネシアの石炭輸出一時停止

インドネシアが石炭の輸出を今月31日まで一時的に禁止するという。自国内の石炭火力発電所での需要が高まりを受けた措置だそうだ。インドネシアは世界最大の石炭輸出国、市場価格に影響する可能性もあるという。 インドネシアが石炭輸出一時禁止 世界一の輸…

振り返れば今年もコロナに振り回された1年、気になったこと、心配になること

欧米に比して桁違いですが、またコロナが拡大し始めたようです。そうはいえども年末です。昨年とは様変わりしているようで、百貨店などには大勢の人出が戻り、「リベンジ消費」で活気が戻りつつあるといわれます。 一方で、中流崩壊などの言葉も聞くようにな…

「かけがえないの地球」を考える、必要なのは「脱成長」か、それとも「価値観の転換」か

「生物多様性の経済学」と題された報告書が今年注目されたという。 神奈川新聞によれば、報告書はこれまでの経済学が、「自然の恵み」の価値を無視してきたことを指摘、「持続可能な経済成長」にはGDP(国内総生産)によらない尺度が必要と記されているとい…

完全に戻らない年越し行事、終わらないパンデミック、顕在化する社会課題

年末寒波の到来で、関東地方でも初雪が観測されています。年始に向け寒い日が続くようです。ラニーニャ現象の影響なのでしょうか。人の移動が多くなる時期だけに、立ち往生なども心配になります。 新型コロナの感染状況も落ち着き、明るいお正月を迎えること…

SDGs批判に感じる違和感、その本質を考えてみる

SDGsも定着してきたのでしょうか。認識されないより認識されたほうが良いのでしょうし、認識されれば、認識されていないときよりは少し前進があるのではないかと思ったりします。 「何が本当のSDGs?」 ということについて、モヤモヤしてる人がいっぱいいる…

コロナとの共生で変わる外食産業、増えた私たちの選択肢

コロナ禍で外食産業が厳しい状況に立たされ、それぞれが創意工夫を凝らしている。居酒屋チェーンのある企業は業態を変え、寿司に触手を伸ばし、それとは逆に、回転寿司のスシローは、気候変動を念頭に、魚が取れなくなることを想定してのことか、主要な魚種…

【脱炭素に乗り遅れない】進むオフサイトコーポレートPPA、インパクト投資

脱炭素社会への移行が徐々に進み始めているのだろうか。どの企業も、その影響を免れることは出来ず、何かしらのアクションを求められる。たとえば、今まで資源や化石燃料の商いで益を得ていた商社はまるで電力会社に変ったように再生可能エネルギー関連を積…

価格は高騰し、納期は遅れる太陽光パネル、太陽光発電は行き詰ってしまうのか

太陽光パネルの価格高騰と納期遅延が深刻化しているという。そんな中、一般社団法人日本PVプランナー協会が「太陽光パネルの価格高騰・納期遅延に関する緊急調査」を行った。 従来3か月以内で調達できた太陽光パネルが今では、その入手に3か月以上かかってい…

持続なき社会ではないか、企業物価の上昇は賃上げを押しとどめてしまうのか

日銀が発表した11月の企業物価指数の速報値が前年比プラス9.0%となり、これまでで、最高の伸び率だったといいます。ロイターによれば、石油・石炭製品などの輸入品の物価が上昇し、国内企業物価指数の押し上げにつながったそうです。 企業物価指数、11月は過…

「地産地消」「旬産旬消」という選択、もっとサステナブルに、もっとかしこく

エネルギー価格が高騰し、それにつられるようにして様々な商品が値上がりになる。当然のことなのかもしれませんが、つれなくなります。 色々原因があるのでしょうけれども、「脱炭素」が説かれるようになっているのだから、地産地消の自然エネルギーが増えれ…

なぜ今金融機関が「パーパス経営」なのか、創業時からDayOneを貫くアマゾンとの違い

金融機関で「パーパス経営」が広がっているそうだ。ぶれずに貫く自社の存在意義を見つめ直すためという。 金融界にパーパス経営、多様化で推進力再考 「脱金融」も: 日本経済新聞 日本経済新聞によれば、金融機関のパーパスを見渡すと、原点に立ち返るものが多…

SDGsや脱炭素社会における経済の新機軸とは

経済産業省で「経済産業政策新機軸部会」が立ち上がり、この先、避けえなくなる産業構造の変化における経済活動の新機軸や人材育成のあり方の協議が始まったようだ。 国が突然、カーボンニュートラル宣言すれば、経済界では動揺が走り、多少の混乱があったの…

【モルディブの切実な訴え】先送りされるカーボンプライシング、気候変動対策に後退はあっていいのか

このままのペースで温室効果ガスの排出が続けば、今世紀末に海面上昇が1メートルを超える可能性がある。そんな記述が、IPCC「海洋・雪氷圏特別報告書」にあったという。世界各地で甚大な被害になることが容易に想定できる。 80年も先のこととなると、あまり…

【デジタルと脱炭素】デジタル田園都市国家構想実現会議はじまる

政府が今日にでも、経済対策を閣議決定するそうだ。財政支出が55.7兆円程度と過去最大規模に膨らむという。赤字国債の増発が避けられないといわれる。 経済対策の財政支出には、家計や企業への給付や、マイナポイントの付与、原油高騰への対策のほか、「GoTo…

【COP26を再確認する】 「グラスゴー気候合意」と日本の課題

COP26が閉幕し、閣僚級会合に参加していた山口環境相が帰国、首相に報告を行ったという。 首相、気候変動対策急ぐよう指示 石炭火力削減で協議着手 | 共同通信 共同通信によれば、岸田首相は「国内での実施体制を含めて頑張ってほしい」と述べ、気候変動対…

【COP26閉幕】石炭の段階的削減は漸進なのか、涙あり、失望ありの全会一致の成果文書

COP26が、成果文書「グラスゴー気候協定」を採択して閉幕しました。 世界の平均気温の上昇を産業革命前から1.5℃に抑える努力を追求し、石炭火力発電を「段階的削減」するなどの表現に合意したといいます。 【COP26】 新しい気候合意採択、石炭の使用削減に言…

【COP26、延長される会期】まとまらない成果文書、止まらない異常気象

COP26の会期が延長になったようだ。議長国イギリスが提示した最終成果文書で合意を得ることができず、見直しが必要になったようだ。 COP26 最終日 議長案への合意得られず 会期延長へ | COP26 | NHKニュース NHKによれば、西アフリカのギニアが途上国グルー…

COP26と日本のこれから

COP26の最終合意文書がどのようにまとまっていくのだろうか。英国から草案が示され、最終合意文書のとりまとめ向け閣僚級会合で協議が続いているようだ。 2015年のパリ協定では産業革命前からの地球の気温上昇を2度未満に抑え、1.5度以内にするよう努力する…

【COP26】活発な動きに食い違う主張、いよいよ始まる閣僚級会合、日本の閣僚参加はあるのか

英国グラスゴーで開催されている「COP26」国連気候変動枠組み条約締約国会議に合わせ様々な報告がなされ、また、その会合の中でも外でも様々な動きがある。 増え続ける温室効果ガス 国連気候変動枠組み条約事務局が、2030年の排出量は10年比13.7%増えるとい…

活発化するCOP26の議論、顕在化する脱石炭に後ろ向きなに日本

COP26での動きが活発化している。それぞれの国にそれぞれの思惑があって、すべての事項に、すべての国が賛同することはないようだ。 COP26 国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議で「エネルギーデー」と位置づけた4日、英国主催のイベントで、「先進国など…

本格化するCOP26の議論、参加した首相はもう帰国、COPに合わせ動き出す人々

英国グラスゴーでCOP26が始まりました。短期滞在で済ませた岸田首相が「脱炭素社会の実現に向けた日本の強い決意を発信し、各国から高い評価を得たとして日本の存在感を示すことができた」と強調したといいます。 日本の存在感が薄れることを危惧して参加し…

COP26に半日の強行日程で参加する首相と「人間と地球にとっての転換点」と警告する国連事務総長

衆院選期間中に、もう少し気候変動対策で熱い議論があるのかとも思いきや、そうなることもなかく、選挙は終わった。残念なことと感じる。過去9年間の与野党間の恨みつらみはこの選挙で終わりにして(見過ごすことが出来ない個片の問題は問題ではあるが)、も…

海岸に漂着する軽石、海洋に漂流するプラごみ、それらを回収する人たち

小笠原諸島にある海底火山「福徳岡ノ場」が8月に噴火、噴煙の高さが少なくとも16kmまで上がる戦後最大級ものだったという。 この噴火で大量の軽石が発生し、2か月にわたり洋上を漂流、その後、1400km離れた沖縄に漂着したとニュースになった。 軽石の軌跡 JA…