Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

グローバル化

かさむ平和維持のコスト、防衛力強化、絶好調な三菱重工

もう間もなくロシアがウクライナに軍事侵攻から2年経ちました。しかし戦況は膠着し、なかなか出口を見いだせないままです。互いに引くに引けない状況になっていそうです。一方で、支援疲れとの言葉も聞かれるようになっています。 ウクライナ支援疲れの代償 …

敗訴続きの米連邦取引委員会、米アマゾンを独禁法違反の疑いで提訴

米国の連邦取引委員会が、IT最大手のアマゾンを独占禁止法違反の疑いで提訴しました。 FTCは、アマゾンを「独占企業」と批判し、ネット通販で「独占力を違法に維持」するために、「反競争的で不公正な戦略」を用いていると主張しているといいます。 米当局、…

ジャニーズと人権侵害、与党議員の差別発言、SDGsサミットでの首相の演説

ジャニーズ事務所における性加害の問題を受け、大手企業が人権問題だとして、所属タレントにおるCM活動を自粛しています。人間としての尊厳が踏みにじられる行為が長年にわたり続けられ、多数の被害者を生んだのだから、当然の報いなのかもしれません。 その…

そごう西武労組のストは回避できないのか、コンビニの国を作ったセブン&アイ

セブン&アイ・ホールディングスのそごう・西武の売却計画を巡って、労働組合と協議したといいます。労組側は納得できる回答が得られなければ、31日に西武池袋本店でストライキを実施する構えだといいます。 セブン&アイ、そごう・西武売却で労使協議 労組…

拙い日本の対応、グローバルサウスを巻き込むBRICS

ガソリンや少量品などの物価が高騰を続け、また円安傾向に戻っているようです。専門家の中には150円との声もあるようですが、政府・日銀にできることは為替介入くらいしかないのでしょうか。先々の物価が心配になります。ますます世界の経済動向が気になりま…

反対続く神宮外苑の再開発、高騰続ける都心のマンション

反対運動が続く東京・明治神宮外苑の再開発について、三井不動産など事業者側が周辺住民らを対象にした説明会を開いたそうです。参加者からは「本当に高層ビルが必要なのか」などの声が上がったそうです。 都会にのこるオアシスのような自然を、画一的な計画…

【EVシフト】保護主義的政策と温暖化対策

中国のEV 電気自動車メーカのBYDが日本を始め世界各地に進出、その存在感が高まっているようです。 一方、日本の自動車メーカーはEVで出遅れているといわれています。米調査会社S&Pグローバルモビリティの調査によれば、今後、日系メーカの世界シェアは低下…

【Jリーグ30年】地域密着という理念、そして世界へ、次なる自律分散型社会のモデルか

サッカーのJリーグが誕生して30年を迎えました。地域密着の理念を掲げ、10クラブで始まったリーグは今では60クラブに増えたといいます。サッカーの裾野を広げ、弱小だった日本サッカーを大きく変え、日本代表はワールドカップに7大会連続で出場するようにな…

【エネルギーの三重苦】改善進まぬ原子力の安全性、高止まりの電力料金、積極推進できない再エネ

東京電力の柏崎刈羽原発で、また不適切事案が発覚したようです。「防護区域」に入る際の点検で、持ち込みに必要な許可がされていないスマートフォンを社員が所持し、発見される事案があったといいます。 東京電力社員、柏崎刈羽原発に無許可スマホ持ち込み -…

賃上げ相次ぐ今年の春闘、このまま持続的な賃上げにつながるのか

春闘の山場となる集中回答日を迎え、大企業を中心に満額での回答が相次ぎ、最高水準での回答も多いそうです。 きょう春闘集中回答日、早期の満額表明相次ぐ 持続性が焦点 | ロイター 急激な物価高への対応や人材確保などが理由になっているといいます。 こう…

成田空港に大規模太陽光発電設備導入へ、進む脱炭素化、その先に何が求められるのか

成田空港、長く日本の空の玄関口と機能してきました。開港から40年が経過し、エネルギー供給施設なども老朽化し、その更新が課題になっているといいます。 また「脱炭素」、環境負荷の軽減も避けることのできない課題になっています。 そうした中、空港を運…

【安いニッポン】海外出稼ぎ、若者の流出、強烈なスピードで進む少子化

「安定した職をも捨てて、若者たちが続々と海外に出稼ぎに向かう」、出稼ぎを受け入れる国でなく、排出する国になってしまったかと思うと、少々ショッキングなことです。 「日本の倍は稼げる」、オーストラリアの農場で働く男性は1日6時間の作業で月収50万円…

【エネルギー危機と脱炭素覇権】注目されるグリーン水素、水素社会は実現するのか

エネルギー危機といわれています。電気代の高騰などを目の当たりにすると現実の問題であることが理解できます。 今こうした危機にあって、脱化石燃料が世界における課題になったようです。ただ、グリーンエネルギーの世界的な供給網 サプライチェーンでは、…

【分断された世界】優先される呪いのような経済安全保障、制限される自由

WEF 世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」が始まりました。 今年のテーマは「分断された世界における協力」といいます。各国の指導者や専門家らが集まり、議論するといいます。 この重苦しい空気感に変化を与えるきっかけ作りになって欲しいものです…

【経済安全保障】こんなご時勢下におけるパナソニックの中国ビジネス

国が台湾での有事を想定し、増税してまで防衛費を増額させようとします。ある程度の防衛力の刷新は必要なことなのかもしれませんが、そんな多額のお金を投入すること疑問を感じずにはいられません。 「我々は中国が失敗することを望んでいるのか」 と疑問を…

侵蝕される日本市場、次々とやってくる「メイド・イン・フランス」の家電

「フレンチテック」、フランス企業の食洗器や電動歯ブラシが次々と日本にやってくるそうです。 食洗機に電動歯ブラシ、日本深耕を狙うフランスのユニーク家電メーカー | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) 食洗器を手掛けるのは、フランス西部のヴァンテ…

【COP27閉幕】日本は気候変動対策で貢献できる国になれるのだろうか

エジプトで開催されていた「COP27」国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議が、気候変動で発展途上国に生じた被害に対する支援基金を設立することで合意し、閉幕しました。 温暖化対策の輪に途上国をつなぎとめることはできたが、被害の根本原因である温室…

【経済安全保障】脱中国は進めるべきか、笑顔をふりまく中国外交の裏には何がある

世界のリーダーたちが一堂に会する国際会議の期間中、ロシア製のミサイルがポーランドに落下し、世界に緊張が走りました。米国の冷静な判断で、ひとまず鎮静化に向かいましたが、引き続き予断を許さない状況のようです。 一方で、中国の存在感は高まり、何ご…

【エネルギー安全保障と脱炭素】化石燃料需要を低減する実効性ある移行計画が求められている

APEC アジア太平洋経済協力会議の首脳会議がタイのバンコクで、G20サミットに引き続き開催されます。読売新聞によると、持続可能な成長や環境目標の達成をうたう「バンコク目標」を採択する見通しとなったそうです。 【独自】APEC首脳会議、環境目標の達…

円安は止まるのか、大きく値を戻した米国株価、日銀総裁の発言に変化も

米国の中間選挙の結果がまだ確定していませんが、そんな中、バイデン大統領が「COP27」に参加、スピーチするそうです。ことし8月に成立したインフレ抑制法などをアピールするといいます。 トランプ前大統領による「赤い波」が起こらなかったことで米国の気候…

【COP27】軍事侵攻には欧米と共同歩調、なぜ気候変動ではそうできないのか

気候変動への適応を念頭にし東京都が東京湾沿岸の新たな防災計画案をまとめたといいます。IPCC 国連の気候変動に関する政府間パネルのシナリオを採用し、2100年までに産業革命前から平均気温が2度上昇、海面が最大約0.6m上昇するとして、防潮堤の高さを現行…

昨年の化石賞がトラウマか、COP27参加見送りを決めた首相の惑い

ロシアによるウクライナ侵攻で深刻化しているエネルギー危機や食料危機、これらは気候変動との関わりも深い問題です。COPの場でも議論されるテーマになるようです。 COP27への参加を首相が見送ったそうです。残念なことです。 物価高騰の主要因であるこうし…

【経済安全保障】高まるリスク、サプライチェーンの見直しの緊急度とその実践

国際情勢は気にかけていなければならないものなのでしょうが、どうにも政府対応を不安に思うようになります。 日本海に向かってミサイルを乱射する国があり、また海峡の緊張を高めようとする国もあります。東アジアの端にある日本が、地理的にはこうした影響…

【脱炭素の現在地】近づくCOP27、それなのに原発と巡航ミサイルトマホークなのか

温暖化ガスの削減に進展は見られるもの、2030年までの目標達成には不十分な状態にあるといいます。UNFCCC 国連気候変動枠組み条約事務局がまとめた報告書によると、各国が目標通り温暖化ガスの排出を抑えても、30年の世界の排出量は2010年比で10.6%増えるそ…

【脱炭素とデータ】渋谷の街のように経営再建する東芝の新しいビジョン

エネルギー価格など物価が高騰し、政府のばらまき施策が脱炭素化の流れに逆行しかねないとの意見もあるようです。 エネルギー価格を抑えようと、関連業界に補助金を注入する施策を批判する声もあるようです。 出口なき財政拡大 脱炭素化と逆行も―経済対策:…

円安の今、海外企業から見た日本の魅力と安いニッポンの課題

「世界に買われる安い日本の労働力」と、NHKのクローズアップ現代が報じていました。言葉の響きはよくありませんが、言いたいことはわかります。 #クロ現「バーゲンジャパン②労働力」長く賃金が上がらない日本。進出する外国企業の狙いは?日本企業も「メー…

国内回帰か、それともただ円安の影響か、増える衣服の国内生産とその先

コロナ禍による物流や生産の混乱と円安で、衣料品関連の国内回帰が進んでいるようです。縫製加工賃も上昇基調にあるといいます。 国内の縫製工場はコロナ渦の間、マスクや医療用ガウンの製造で救われたそうです。再びコロナが拡大していますが、もう以前のよ…

GXで競争力は回復するか、日本のEV市場に参入する中国EV「BYD」

中国深圳のEV 電気自動車メーカ「BYD」の日本の乗用車市場に参入するといいます。既にEVバスでは国内市場で大きなポジションを獲得してからのEV乗用車投入と聞くと少々脅威にも感じます。どの程販売台数を伸ばしていくことになるのでしょうか。 BYDの乗用EV…

求められる節電・節ガス、解消しないエネルギー危機、好調な軽EVは環境意識の高まりからか

軽EV、日産の「サクラ」と姉妹車の三菱自動車の「eKクロスEV」の評判がよいようです。車としての性能もよく、社内の狭さの指摘はあるものの、内装を含め総じてよい評価のようで、好調な滑り出しのようです。 環境意識の高まりからなのでしょうか。それともガ…

世界の人口が80億人、紛争が続く地球がそんなに多くの人々を養えるのだろうか

世界の人口が今年11月15日に80億人を突破するそうです。国連の報告書によると、2050年には97億人に達する見通しといいます。また、2023年にはインドの人口が中国を上回り、世界最多になると予想しているといいます。 世界人口、11月に80億人 23年にイ…