Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

循環型経済_サーキュラーエコノミー

社会に蔓延するようになった不祥事に不正、改めて問い直すガバナンスの重要性

「不祥事」に「不正」、企業ばかりでなく、政界をはじめ色々なところで露呈するようになりました。低成長の時代になっているにも関わらず、まだかつてのような成長を夢見て、数字をKPIに仕立てそればかりを追い求めます。こうしたことが不正、不祥事を生む温…

【トレーサビリティ】専門家も驚くユニクロが推進するサプライチェーン改革

周回遅れと言われ続けていたにもかかわらず変化を拒んできた日本にも少しずつ変化の兆しが表れ始めたきたのでしょうか。ここで変わっていかなければ、どん底に叩き落されそうな状況だということがようやく薄らぼんやりとわかってきたのかもしれません。 30年…

拙い日本の対応、グローバルサウスを巻き込むBRICS

ガソリンや少量品などの物価が高騰を続け、また円安傾向に戻っているようです。専門家の中には150円との声もあるようですが、政府・日銀にできることは為替介入くらいしかないのでしょうか。先々の物価が心配になります。ますます世界の経済動向が気になりま…

危険な猛烈な暑さ、このままで耐え続けることはできるのか

まだ梅雨明け前だというのに、35℃超の猛烈な暑さが続いています。とりあえず今日までの辛抱のようです。次第に梅雨前線が南下してくるそうです。 欧州も猛暑に見舞われ、ギリシャの世界遺産 パルテノン神殿を含むアクロポリスへの立ち入りが禁止されたそうで…

【広がるカーボンニュートラル】木のように働く自販機、藻場再生のワークショップ

「CO2を食べる自販機」、自動販売機周辺の大気を吸いこみ、その中のCO2を吸収する特殊材を搭載した自販機内の実証実験をアサヒ飲料が2023年6月から始めるそうです。 木と同じように大気中のCO2を吸収する役割を果たすといいます。 (写真:アサヒ飲料) アサ…

いつまで続くのか、値上げラッシュに、動かない日本

値上げラッシュがなかなか収まりません。原材料や資源価格の上昇によるコストプッシュ型の値上げといわれます。輸入物価の上昇などが原因で、自国で対応できない場合は、対策が難しいといわれているようです。 コストアップ分を価格転嫁するだけでなく、価値…

【サステナブルファッション】進歩しはじめたファッション業界

日本最大のサステナブルファッション展「サステナブル ファッション EXPO」が4月初旬東京ビックサイトで開催されたそうです。ファッション業界にもサステナブルがしっかり定着してきたのでしょうか。 アパレル×サステナビリティは踊り場 「で、着る人は何を…

【課題だらけの脱炭素】G7広島サミットに向け急加速させはじめた政府

郵便局の配達にEVバイクが導入され、たびたびそれを見かけるようになりました。こうして脱炭素が徐々に進んでいくのかもしれないと思ったりします。 進まないEVシフト 一方で、なかなか進まないものもあるようです。 5年間で導入台数は世界でわずか450台程度…

【活用すべき森林】温暖化の危機を訴えるIPCC統合報告書、後退する国の対応、増える積極的な企業

国連のIPCC 気候変動に関する政府間パネルが9年ぶりに第6次の統合報告書を公表し、温室効果ガスの排出をこのまま継続すると「短期のうちに世界の平均気温の上昇は1.5度に達することが推定される」と指摘したといいます。 IPCC報告 “短期に気温上昇1.5度に到…

進み始めた非化石への転換、課題を克服して持続可能な社会へ

エネルギー価格の高騰が続き、政府は原発の新増設を推進しようとしています。 そんな中、日本でも大規模な洋上風力発電が稼働し始めているといいます。 (写真:丸紅) 秋田沖の洋上風力発電所が能代港に続き、秋田港でも1月末から商用運転を始めたそうです…

【持続可能な社会へ】拡がるCO2排出量の見える化、ビジネスモデル見直しのきっかけにできないか

スイスの高性能ランニングシューズブランド「On」が、日本国内で22年10月から100%リサイクル可能なシューズのサブスク「Cyclon」を始めたといいます。 超斬新「靴」サブスク 100%リサイクルの無限ループが顧客を魅了:日経クロストレンド 月額は税込みで33…

定着するリサイクル、廃ペットボトルリサイクルに公正取引委員会の調査

ペットボトルの水平リサイクル「ボトルtoボトル」が活発になり、廃ペットボトルの争奪戦が起き、いよいよ公正取引委員会が乗り出し事態になっているといいます。 廃ペットボトルリサイクルで“争奪戦” 公取委が実態調査「独占懸念」 | 毎日新聞 記事によれば…

【ごみは資産】始まりそうなごみ争奪戦、廃棄物処理会社を大きく成長させる米国人の野心

「ゴミは資産であり、プレミア価格がついて当然」と、ゴミがもつ価値を見抜いた米国の若き野心家が、米国の廃棄物処理会社「リパブリック・サービス」を大きく成長させているといいます。 廃棄物処理に価値を見いだす、元マッキンゼーの敏腕経営者 | Forbes …

【GXで脱炭素社会へ】壊れる自然、遅れる対策、大雪による停電被害拡大

大雪被害が深刻のようです。各地で停電が相次ぎ、オホーツク海沿岸では、送電線の鉄塔が倒れ、停電被害が広範囲に広がっているようです。自然の猛威に対する脆弱性を感じずにはいられません。 原発建て替え・運転延長へ転換 政府、GX基本方針: 日本経済新聞 …

【サスティナビリティの成功事例】欲深くならなければ持続可能な社会は実現するのか

サスティナビリティ活動を続ける企業の成功事例が増えてきているのでしょうか。 米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が開発したケミカルリサイクル技術が花開き、年内に竣工予定の向上には20年分の注文が集まる事態になっているそうです。 P&GがESG経…

リサイクルできなかった紙コップがトイレットペーパーへ、リサイクルはお得になるのか

物価高騰が止まりません。物価の先行指標となる11月の東京の消費者物価指数が前年同月比で3.6%上昇したそうです。有効な対策がないのですから、どうにもならないのでしょうか。企業が物価上昇を上回るペースで賃上げしていくことしか手がないようです。それ…

【脱炭素とデータ】渋谷の街のように経営再建する東芝の新しいビジョン

エネルギー価格など物価が高騰し、政府のばらまき施策が脱炭素化の流れに逆行しかねないとの意見もあるようです。 エネルギー価格を抑えようと、関連業界に補助金を注入する施策を批判する声もあるようです。 出口なき財政拡大 脱炭素化と逆行も―経済対策:…

【地球を守る】パタゴニアのミッションは実現に近づいているのだろうか

アウトドア企業 パタゴニアがビジネスを始めてから50年近く経つといいます。創業者のイヴォン・シュイナード氏が株式を手放し、この先パタゴニアは新たな形態で経営されていくそうです。 「営利企業として資本主義が地球の役に立つことを証明する」 この意義…

【バイオエコノミー】バイオコンビナート構想、微生物が生み出す未来の資源

微生物などのはたらきによる発酵で、食品や酒、薬などが作られてきました。先人たちの知恵に敬服せざるを得ません。微生物のもつ不思議な力を発見し、その中から優れた微生物を選び出し、育てては選別するという品種改良を繰り返してきたといいます。こうし…

循環型社会への移行で、要らなくなる産業と必要とされる産業

少子高齢化社会といわれています。限られたマーケットを巡って、多くの企業が争奪戦を繰り広げている様を見ていると少々嫌気がさしてきます。 標榜しているはずのサステナブル社会が遠退くばかりになっていないでしょうか。これから優先順位が変わることはあ…

猛暑に大雨、気候変動、成長しない経済も悪くはないのかもしれない

欧州を熱波が襲い、英国ではテムズ川の源流が干上がり、英政府は首都ロンドンなどイギリス南部が干ばつ状態にあると宣言したといいます。ドイツでもライン川の水位が低下し、物流に影響を出ているそうです。 テムズ川の源流枯れる 十数キロ下流に「始点」移…

【脱炭素と経済安全保障】バイオマスプラスチックスの将来性と課題

「バイオマスプラスチックス」、開発されてから長い時間が経過しましたが、ようやく自動車や家電、家具の分野で注目され、製品の訴求ポイントとなっているといいます。 「バイオマスプラスチックス」、生物資源、トウモロコシやサトウキビ等から取り出される…

ままならない気候変動対策、続けられる地道な活動、リニューアブル燃料、海洋プラごみ活用

SDGsに、ESGが広く認知されるようになったのだから、もう少し社会課題の改善が進んでもよさそうですが、なかなかそうはならないようです。逆に解決阻害する要因が増え、かえって課題が増えるばかりになっていないでしょうか。 気候変動の影響は深刻化の一途…

国内回帰か、それともただ円安の影響か、増える衣服の国内生産とその先

コロナ禍による物流や生産の混乱と円安で、衣料品関連の国内回帰が進んでいるようです。縫製加工賃も上昇基調にあるといいます。 国内の縫製工場はコロナ渦の間、マスクや医療用ガウンの製造で救われたそうです。再びコロナが拡大していますが、もう以前のよ…

もっとサステナブルに、輸入資材高騰の影響を受けない農業、養殖に可能性を見出すシェフ

富山市旧大沢野町の山あいで、「循環型農業」を営む農業法人があるといいます。この法人は、コメや野菜づくり、養鶏業を営んでいるといいますが、輸入飼料に頼らないため、昨今の国際情勢により家畜用飼料が高騰の影響を受けていないといいます。 飼料高騰の…

循環型経済は実現するのか、ぐらつく信頼性、検査不正で国際認証を取り消される東レ

大手繊維メーカの東レが、名古屋事業場と千葉工場のISO9001の認証が取り消されると発表しました。今年1月に公表したUL認証の登録における不正行為を受けてのことといいます。 品質マネジメントシステムに関する国際規格ISO9001認証範囲の一部取り消しおよび…

世界の人口が80億人、紛争が続く地球がそんなに多くの人々を養えるのだろうか

世界の人口が今年11月15日に80億人を突破するそうです。国連の報告書によると、2050年には97億人に達する見通しといいます。また、2023年にはインドの人口が中国を上回り、世界最多になると予想しているといいます。 世界人口、11月に80億人 23年にイ…

ESG投資の人気も翳り始めたか、それでも企業はサスティナビリティを止められない

脚光を浴びたESG投資も近頃では、人気が剥落しているのでしょうか。これまで3年連続で膨大な資金を呼び込み、40兆ドル(約5400兆円)という資産規模になったESGへの需要は足元で冷えつつあると、ブルームバーグがいいます。 衰えるESGの威光、個人投資家…

【注目の地域活性化】団地をまるごと再生する良品計画、耕作放棄地を再生する業務スーパー

良品計画が、千葉県千葉市にある大規模団地 花見川団地で「MUJI×UR団地まるごとリノベーション」の第一弾をスタートさせたといいます。 千葉市・UR都市機構・良品計画・MUJI HOUSEで協定を締結しました | 団地まるごとリノベーション | 住まいのコラム | 住…

脱炭素にGXで、衰退した国内産業を再生できるか

脱炭素の取り組みは費用がかさむため、企業は二の足を踏みがちという。脱炭素には環境意義もあり、ESGにおいても求められはするが、大規模な先行投資が必要となり、収益に反映されるまでには時間を要する。経済産業省は、脱炭素の取り組みを加速させ、これ合…