会社を整理する決断をしてから半年の時間が過ぎました。
少し長い充電期間になってしまいました。
会社の整理を始めてから、父親が脳梗塞で倒れ他界、年老いた母の介護のために実家に戻り、その環境に自分をなじませることに多くの時間を費やしてしまいました。
この間、なかなか新しい情報が頭に入らず、ネットにもアクセスするのが稀みたいな日々が続いていました。
心のどこかで会社の整理のことが引っかかっていたのでしょうか。会社の整理に目処が立つことで、次に向けて動き出したいとの前向きな気持ちがあふれ出てきました。
ココロの棚卸し
半年間という時間を口惜しさという感情を鎮めるのために費やしていました。一方で、それは、今までの人生を振り返り、心の棚卸しをする時間になっていました。失敗を分析することで、心が整理されて、気持ちが軽くなり、行動したいと思うようになりました。
・なぜ、あの時、あのような反応になり、
あのような行動に至ったのか
・自分のモチベーションって何?
・ゴールへの道程の可視化、グラフ化
その時々の結果を恐れず、受け入れて、プロセスを楽しむ
今までの歩みを可視化、グラフ化してみて、気づいたことは、その時々に出現する課題解決に、完璧を求めすぎていたこと。完璧な結果を求めすぎるといらだちが募るばかりです。
時々の状況を理解して、受け入れ、課題解決の時間を楽しむくらいの心構えが肝要のようです。
『あせらない、あせらない。』
自然は飛躍しない、ゆっくり確実に。
ひとつひとつを丁寧に、その過程が完璧さに繋がるのだから。
やり残していること
そんな時間をもてたことで、不思議に、『なんで、こんなところに立ち止まっているのだろう』と思えたこと。
自分は何がしたかったんだろうか?
会社を作ることや運営することが目的ではなく、その会社で何を実現したかったのか?
経験からのヒント
今まで携わってきた仕事や生活の中でで感じていた理不尽さや過ちが学びの機会を与えてくれていました。
未来は次なる世代のためにある
いつの時代もそうであるように、子供たちは新しい価値を学んで成長しています。
BOP 多様化 フェアトレード
エシカル ゼロエミ ラストワンマイル
彼らにはそんな言葉たちも常識になっていくのでしょう。
今ある社会のしくみにプラスする。
まったく新しく始めるのではなく、今あるものにプラスする。
そこから変化が生まれ、新しいもの、新しい価値が生まれる。
やりたかったことはこういうことなんだと改めて気づく時間になりました。
心の棚卸し、神さまがくれた貴重な時間なんですね。
そう思うと、失敗することも立ち止まることも、きっと良い経験になるのでしょうね。
#ココロの棚卸し #神さまがくれた時間