Twitter で共感を集めていたこんな言葉たちがある。
「大企業の芸者遊び的なSDG'sが嫌いです。SDG'sと言うなら、そんな涼しい顔じゃなくて、もっと真剣にやってくれよって思います。」
「地球の持続可能性をどうにかするなんて、今からあなたがメジャーリーガーになってイチローの成績を全部塗り替えるより遥かに難しいですよと。そして、SDG'sに向き合う気があるなら、毎年何千人と排出される環境学徒を1人でも雇ってやってくれよと。」
もっと真剣にやってくれよ。
この気持ちはよくわかる。
純度100%の書きたいことを書きなぐったら、胎盤が剥がしたような文章になりました。すばらしいきっかけに感謝です。
— 佐川友彦@FARMSIDE works代表/農家のプロ右腕 (@neo16tea) September 6, 2019
私がSDG'sを憎んでいる理由。あるいは環境問題を押しつけられ、環境問題に使命感を持ち、環境問題を学び、就職先が全然なかった私たちを弔ってほしい話。https://t.co/nEwnoVa1fY
大胆な発言にちょっとびっくり。
でも、きっとこれがきっと現実なんだろうなと共感を覚えるのです。
100社集まる太陽光発電の官製コンソーシアムの専任でしたが、エネルギー問題や環境問題なんて誰も考えていなくて、ひっそり絶望しました。みんな、コンソーシアムに乗じて、いかに自社の製品を売るかしか考えてなかったわけです(傍から見れば私もそう見えたでしょうが)。※振り返って総合的に考えると比較的、デュポン社はサステナビリティに正面から向き合う真面目な会社だったなと思うので、そこは身内びいきで弁護しておきます。
多少言い過ぎなところはあるかもしれないけど、”志も関心もない参入業者”...
これが現実なら、世界と伍して戦えるはずがない。
これは脱線ですが、その後、太陽光発電の業界は固定価格買取制度という市場経済を盛大に歪める政策を打ち出したもんで、儲からなかったものが下駄を履いて儲かるようになり、それに目をつけた質の悪い飛びつき参入業者の草刈場になり、買取価格が下がるにつれて退潮し、将来的に負の遺産になりそうなヤブ施工事例が散見される、不毛な業界になってしまいました。若い私があれ以上さらに使命感を燃やしたところでこの流れはどうにもできなかったと思えば身を引いたことに後悔はないのですが、なんで志も関心もない参入業者に束の間の利益さえ刈り取られてしまうことになったのか、やるせない気持ちがほんのり残っています。
楽天のアースモールのことをブログに書いた。サステナブルな商品についてのインタビュー記事に、
『まだ波は来ないけれども、遠くにはその波が見えているので、今のうちから準備をしておこうという感じです。』 (出所:IDEAS FOR GOOD)
ポロっと出た本音なのかもしれないけど、担当者はこんな感じで答えていた。
どんな動機でもいいのだが、サスティナブルな行動は波が来てから起こすものかと少しばかり驚いた。やっぱり、そんなものかと。
プラダのリサイクルナイロンのこともブログに書いた。コア事業のど真ん中、プラダの顔であるナイロン素材を全部リサイクルに替えていくという。失敗が許されない行為。プラダの環境意識の本気度がひしひしと伝わる。
関東地方では過去最強クラスの台風15号が上陸、甚大な被害を引き起こした。海水温が高く、台風の勢力が衰えなかった。地球温暖化の影響かは定かではない。でも、確実に気候変動は起きていそう。温室効果ガスが原因かもしれない。
この小さな地球を次の世代に引き渡すために、私たちは何をすべきなのだろうか?
Twitterやnoteに、少し過激と思われることをつぶやいた佐川さんですが、農業関係の仕事をされているようです。地球のことを考えてのことかどうかはわかりませんが、自分のやりたいことをやっているようで。気持ちが伝わってくるページです 😀
最後までお読みいただきありがとうございます。