先週開催された「Apple Special Event 2019 "by Innovation only"」で発表があった動画サービスApple TV+とゲームのApple Arcade。どちらのサービスもサブスクリプションサービスで月額600円という低料金で利用ができる。
- 革新的なゲームのサブスクリプションサービスが、App Storeで9月19日より1か月600円で開始
- Apple TV+は、世界中どこでも、Apple TVアプリケーションを使って月額600円で視聴できます。
革新的なゲームのサブスクリプションサービスが、App Storeで9月19日より1か月600円で開始
100本以上の新作・独占ゲームを特色として、Apple Arcade のサービス提供が9月19日に始まることを披露するアン・タイ。
ゲームを超えろ。9月20日登場(Apple Arcade)
この秋登場する、100以上の新作タイトル。1つのサブスクリプション。無制限のアクセス。
Apple Arcade上陸、ストレス排除でゲームアプリの常識が変わる
Apple Arcadeは、短時間でサクッと遊べるカジュアルゲームだけでなく、リビングで腰を据えて臨むような本格的なゲームをラインアップするのも特徴です。これまでのApp Storeでは難しかった本格RPGなどの重量級ゲームも続々出てくると見込まれ、「たかがスマホゲーム」とあなどれなくなるでしょう。
うれしいのが、ゲームは毎月数タイトルをコンスタントに追加していく方針であること。「遊び飽きちゃった」という不満を感じることはなさそうです。
Apple Arcadeでは、いわゆるR-15指定やR-18指定に該当する暴力的な表現や性的描写を含むタイトルは存在しないため、子どもと一緒に安心して遊べるのも評価できます。(出所:マイナビニュース)
先のSpecial Eventを振り返ってみると、トップバッターでApple Arcadeが紹介され、次がApple TV+だった。Apple Arcadeはトップに飾るにふさわしい、ワクワク感と話題性がある。
Apple TV+は、世界中どこでも、Apple TVアプリケーションを使って月額600円で視聴できます。
Apple TV+が、世界最高の才能たちが手がけるオリジナル作品を携えて11月1日にサービスの提供を開始
Apple TV アプリケーション内の Apple TV+ で11月1日公開が予定されている、ジェイソン・モモアとアルフレ・ウッダードを主演に繰り広げられる壮大な世界を描いたドラマ、See~暗闇の世界~の予告編を披露する、ティム・クック。
Appleジャーナリストの松村氏は以下のように指摘する。
Appleデバイスを購入すれば、1年間無料で視聴できることを受けて、
アップルが動画サービスを無料で提供する理由
NetflixやAmazonが受ける計り知れない打撃
アップルの狙いは、あらゆる人々がTVアプリを通じて映像を発見して楽しむ未来であり、アプリの購読課金の手数料収入をビジネスモデルとして設定している。そもそもアップルはTVアプリの思想から、1つのストリーミングサービスだけしか購読しない未来を描いておらず、複数のサービスを組み合わせながら楽しむためのインターフェースを、TVアプリで用意したのだ。そこから考えれば、アップルが月額10ドルのサービスを提供するのは高すぎるし、実質的に無料で提供しても、TVアプリに人が集まってくればいい、と考える戦略が浮かんでくる。
GIZMODO 新しい「Apple TV」アプリがやってきた!
便利な点としては、視聴履歴に基づいて好みのコンテンツが提案される点と、他のストリーミングサービスとも連携しているところ。
NetflixやAmazon Prime Videoで配信している作品は、それぞれのアプリを開いて再生することもできました。ナイス連携。
Appleが提供するサービスの種類が拡大するばかりだ。Apple Pay、Apple Cardなども。これらがサービスが何の関わりもなく単独で存在しているとは思えない。ただ、どれも私たちに素晴らしい体験をもたらしてくれている。
最後までお読みいただきありがとうございます。