Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

停滞する賃上げ、深刻な飲食業での人手不足

 人手不足が新たな社会課題になっています。コロナ渦が通り過ぎ、経済が回復し、そこにインバウンドが加わったことが理由のようです。人手不足は飲食業の倒産にも拍車をかけているようです。既に今年上半期での倒産は400件を超えて過去最多を更新しているといいます。

 そんな中、NECが店舗のDX化を推進する、注文から会計まで一連の店舗運営機能と配膳ロボットの連携を実現する業界初の飲食店向けサービスの提供を始めたといいます。

NECグループが配膳ロボットを効率良く動かす最新技術を公開 飲食業界の人手不足に対応 | TBS NEWS DIG (1ページ)

飲食店で食事を終えた利用客がタッチパネルを押すと、ロボットを呼び出すことができ、客が皿を載せると洗い場へと持って行きます。また、利用客の会計が終了したのを確認すると、その皿を片付けるためロボットが自動的にテーブルに向かいます。(出所:TBS NEWS DIG)

配膳ロボットとFoodFrontiaが連携する様子

(画像:NECプラットフォームズ)

 人手不足が深刻化する外食産業で、ロボットの活用が広がり、飲食店で見かける機会が増えた配膳ロボットですが、これからはボタンを押し、自分でロボットを呼び出すことができるといいます。

 

 

 このサービスでは、セルフオーダー端末やハンディ端末から遠隔操作ができ、また会計機能と連携するなどにして、下げ膳所要時間の削減につながり、月額約30万円程度の費用削減効果が見込めるそうです。

マルチ配膳ロボット連携 : FoodFrontia(フードフロンティア): 飲食店向けPOSシステム・オーダーエントリーシステム : フードサービス業ソリューション | NECプラットフォームズ

 また、料理が到着する前にセルフオーダー端末から確認ができて、ホールスタッフの負担軽減だけでなく店舗利用者の快適性も向上し、店舗の業務効率化と顧客満足度の向上に役立つといいます。

(写真:NECプラットフォームズ)

NECプラットフォームズ 吉田治男マネージャー
「(このロボット1台で)ホールスタッフ2名分の仕事をしてもらえることが計算上わかった。業務削減という意味ではそこが大きい」(出所:TBS NEWS DIG)

 ロボット1台当たりの月額費は、10,600円~で、NECの「FoodFrontia」導入店舗で利用が可能で、導入機種により諸条件あるそうです。

 ROIに費用対効果を見極め、思い通りに効果があがり、人手不足解消に繋がり、削減効果を原資にして、賃上げできるようになるのが理想なのかもしれません。

 

 

 人気店に混雑店など、導入できそうな店舗は数多くありそうです。またこうしたサービスを軸にした新たな店舗を作ってもいいのかもしれません。

 NECは、今後4年間で3,000台の配膳ロボットの店舗導入を目指しているといいます。

 効果が期待できる良質なサービスをいかにして普及させていくかが課題になるのでしょうか。

 

「参考文書」

NECプラットフォームズ、注文から会計まで一連の店舗運営機能と配膳ロボットの連携を実現する業界初の飲食店向けサービスを提供開始 : プレスリリース | NECプラットフォームズ