Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

あなたの会社は? 会社のエシカル通信簿

 

 インフルエンサーでもある塩谷舞さん(@ciotan)がTwitterにこんな投稿をしていました。 

  

  確かに!

 何か簡単に、”にわかエコ”を見破る方法があればと思うのですが。

  ありました!「企業の通信簿」が

 

「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク」がエシカル通信簿をまとめているようです。 今回が3回目で、対象は電機メーカと外食大手各5社。

cnrc.jp

 その評価内容を確認すると、本格的な評価システムになっています。かなりの労力だったのではないか推測されます。詳細はページで確認できます。以下の結果は、「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク」のWebページからの引用です。(不鮮明なところもあるので、ページ確認ください。)

 評価は各項目10点が満点になっていますので、かなり辛口評価のようです。外食は軒並みエシカルでないと判定のようです。環境に積極的なグローバル企業も評価、比較できるともっと良くなるのかなと思いました。

 

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http://cnrc.jp/wp-content/uploads/2019/03/4a48c20ed01b5513e0a032526aa4efde-1.pdf

 

調査方法
本ネットワークのメンバーが、その活動専門領域ごとに、公開された情報(ウエブサイト情報、CSR 報告書、公刊された図書(『CSR 企業総覧』東洋経済新報社など)をもとに調査し、結果を調査票に記入。
記入後の調査票を対象企業に送信・送付し、修正・加筆等の意見回答を求めた。意見回答があった場合は、その回答を検討し再度照会するなどコミュニケーションを重ね、調査に反映した。回答がありかつ再度照会し、再回答をシャープ、パナソニック日立アプライアンス三菱電機の家電メーカー4 社と日本マクドナルドの計 5 社から得た。回答がなかった企業については、本ネットワークが調査したものを結果とした。調査にあたっては、公正かつ誠実を旨とした。調査に携わった人数は 29 人。(引用:「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク」) 

  

 調査方法を確認すると、多人数での評価されており、客観性は確保されているようです。難しいことなのかもしれませんが、企業を訪問して、対話型の評価になれば、さらに素晴らしい通信簿になるのでしょうね。

こうした結果からすると、企業側の情報発信が益々重要になります。頻繁なホームページのアップデートやプレスリリース/ニュースリリースの発行など広報、PR部門の役割が重要視されることになります。この結果を、企業が素直に受け入れて、改善していくことはもちろんですが、価値共創的な活動につながればと思います。

 企業にとって何よりも大切なものは顧客です。こうした声に真摯に耳を傾けるべきです。調査に協力的でなかったり、未回答な企業があることは残念なことです。もしかしたら、それが日本の企業の実態なのかもしれません。

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「参考」

ideasforgood.jp

 

最後までお読みいただきありがとうございます。