Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

柳井さんの本気度 ユニクロ 次の一手 

 

 サプライチェーンをつくることを職業にしたこともあり、アパレル関係に学びの機会を求めていた。そんな時に、ユニクロ柳井さんの本を読んでは参考にしていた。柳井さんの本によれば、海外事業はユニクロの長年の目標だった。ロンドンをはじめ世界各地に出店しては挫折の連続だったと記憶する。柳井さんの本のタイトルになっている「1勝9敗」、失敗しては次の手を模索することの繰り返し。その海外事業が遂に国内と利益逆転まで成長したんだと思うと、他人事のはずだが、感慨深いも感じた。

   

business.nikkei.com

  

成功は一日で捨て去れ (新潮文庫)

成功は一日で捨て去れ (新潮文庫)

 

 

  日経記事が伝える第21回日経フォーラム「世界経営者会議」での講演内容を読むと、柳井さんはどこまでも本気なんだなと感じる。

ものづくりについては「大量生産・消費時代は終わりを迎えた」と話し、「服に求める価値は変わり、使い捨てではない服を作りたい」と話した。具体例として顧客が着なくなったウルトラライトダウンを回収して新たな衣料品を作るほか、ペットボトルを素材に使った衣料品を20年に発売する考えを明らかにした。(出所:日本経済新聞

 

 サステナブルという言葉こそ出ていないが、顧客のホンネに耳を傾け、市場をリードしていこうとする本気の姿をみるような思いがする。

 

www.nikkei.com

 

 日経ビジネスは、ユニクロの「次」を雑誌「Lifewear Magagine」とEC拡大と伝える。『雑誌のノウハウを取り入れた販促メディアも、EC推進の布石と見るべきだろう。』(出所:日経ビジネス

  オウンドメディアが廃れたと言われる中、新たな雑誌の創刊に少々驚いた。他のオウンドメディアの復権はあるのだろうか。

 

 

 

 EC拡大のためか、ユニクロは「MySizeCAMERA」をアプリ内でリリースした。

これは、Bodygram Japanが提供する「Bodygram」の技術が活用されているという。Bodygram Japan社は「MySizeCAMERA」を以下のように説明している。

 今回新たに「bodygram」が採用されたユニクロアプリ内の「MySize CAMERA」では、規定の画面に、ユーザーの身長、体重、性別、年齢を入力し、画面の指示に従って、正面と左側面の2方向から撮影した写真をアップロードしていただくと、体の10ヶ所の寸法を推定して表示します。表示された数値は、自分の体の寸法を記録しておける「マイサイズ」機能に登録ができます。登録したデータは、別の商品を購入する際も、簡単に参照することができます(出所:PR Times

 

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www.gizmodo.jp

 

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 ますます、ユニクロ、そして、柳井さんから目が離せなくなった。

 

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

「関連文書」

forbesjapan.com

 

news.yahoo.co.jp