アフガニスタンで医師の中村哲さんが亡くなられた。痛ましい出来事だ。正直、中村さんの活動を知らなかった。ニュースを聞いた後で、彼の足跡を辿った。
何か途方もなく虚しさを感じる。
アフガニスタンのため、地域のために活動する人が凶弾に倒れる。
スペイン マドリードでCOP25が始まった。COPの冒頭に毎年国際NGOによって発表される化石賞。この賞に再び日本が選ばれた。とても不名誉なこと。日本国民として恥ずかしい。
ドイツのシンクタンク「ジャーマンウオッチ」は、日本が気象災害のワースト1位と発表し、「温暖化は、途上国だけでなく、日本のような先進国にも深刻な被害をもたらすようになっている」と指摘したという。
9月の国連でのClimate Action Summitでも、日本の石炭火力発電が批判された。
それにも関わらず、梶山経済産業大臣は、「石炭火力発電所は選択肢として残していきたい」と発言する。この発言が、化石賞受賞の理由らしい。
虚しすぎる。
なぜ、こんな発言をするのだろう。既得権益?
多くの若者が地球環境の保護を訴え、グローバル気候マーチのデモが世界各地で開催される。そして、若者たちがそれぞれに行動を起こす。
こうした活動が何か間違っているのだろう?
地球のため、地域のため、人のため
小さな正義で、行動を起こす人たちが抹殺されるかのようなことがあっていいのか。
理不尽なことが多すぎる。
来日中のU2がコンサートの中で、中村哲さんを追悼してくれたという。
U2の曲が聞きたくなった。
「One」を聞く。
Mary J. Blige, U2 - One (Official Music Video)
We're One
But We're Not The Same
We Get To Carry Each Other
Carry Each Other
One
と歌うボノの声が虚しく響く。
歌詞はこちらで確認できます ↓
「参考文書」