Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

日本はこのままでいいのか、国会でオンライン演説を求めるゼレンスキー大統領

 

 ウクライナでの人道危機を憂い、毎日少額の募金を続けてみるも、一向に戦争は収まりそうにもない。ニュースを見ては心を痛める日々が続く。

 こんなことが続いていて、いいのだろうか。

「子どもには生きていてほしいから、一緒に逃げている」との言葉に心が引き裂かれそうだ。

 

 

ウクライナから戦火を逃れて国外に脱出した避難民が、15日までに300万人を超えたとロイターが報じる。

ウクライナ難民300万人超、ポーランドが6割受け入れ=国連 | ロイター

 信じ難いことが今も続いているようだ。

 ウクライナ各地に設置された人道回廊を通じ、15日に計約2万9000人が退避したとロイターが報じる。

ウクライナ、2.9万人が人道回廊通じ退避 大半がマリウポリ市民 | ロイター

 ロシア軍に包囲された南部マリウポリから退避した市民が約2万人と大半を占めていたそうだ。少しばかり安堵するが、まだ多くの人が街に残っていないのだろうか。

 

 

 戦争を抑止することに働くはずの国連が機能しないことが腹立たしい。一方で、日本政府は、ウクライナとの連帯姿勢を示し、G7各国と足並みを揃えようとするが、積極的にこの問題の解決に動いているとは言い難いのでなかろうか。

「聞かざる、見ざる、言わざる、動かざる外交から脱却すべきだ」と、自民党佐藤正久外交部会長が述べたという。

日本外交は「言わざる、動かざる」自民・佐藤外交部会長が批判 - 産経ニュース

 彼の意見を支持する訳ではないが、「言わざる、動かざる」では外交が動くことはないのだろう。いつまでも何から何まで米国任せいいのだろうか。それでは渦中に巻き込まれるばかりで、肝心の対立の解消には役立たない。

  日本も不要に対立を煽ることなく、ある意味でずる賢い外交が求められていないだろうか。隣国は「力こそ正義」といい、狡猾な外交を繰り返しているのだから。

動く世界各国

 シンガポールの外相が、中国が自国の「莫大な影響力」を行使してロシアに終戦を働き掛けることを望んでいると述べたという。

シンガポール外相、中国にロシアへの働き掛け要請-ウクライナ侵攻で - Bloomberg

今後数日から数週間のうちに中国が下す決断が世界経済の今後の行方を決める可能性があるという。

 ポーランドチェコ、スロべニアの3か国の首脳が戦時下のウクライナ キエフを世界で初めて訪問したという。 

NATO平和維持部隊、ウクライナに派遣を ポーランド副首相 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News

 AFPによれば、ゼレンスキー大統領と会談したポーランドカチンスキ副首相は、NATO 北大西洋条約機構の平和維持部隊をウクライナに派遣すべきだとの考えを示したという。

ウクライナ訪問中のカチンスキ氏は「NATO、できればさらに大きな国際組織から、自衛能力を備えた平和維持部隊をウクライナに派遣する必要があると思う」と述べた。(出所:AFP BB NEWS)

f:id:dsupplying:20220302144503j:plain

 ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でのオンライン演説を政府に打診しているという。

ウクライナ大統領のオンライン国会演説実現へ、与野党で調整 - Bloomberg

 ブルームバーグによると、与野党から後押しする声が出ており、衆院議院運営委員会で実現に向け調整を進めているとそうだ。