Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

なぜイーロンマスク氏はそこまできるのか、韓国大統領と面談し、ツイッター社員の週報までチェック

 

 サッカーワールドカップで、日本がドイツに歴史的な勝利をあげ、驚くと同時に感動です。目標に掲げるベスト8入りも夢ではなくなるのかもしれない、そう感じる試合でした。日本もまだまだ捨てたものではない、やることをやれば、できるようになると思わせる試合した。

-----

 ツイッターを買収したイーロン・マスク氏の剛腕ぶりに注目が集まります。名だたる企業をいくつも経営しつつ、あれこれ手を出して、大丈夫なのだろうかと心配にもなります。相変わらず、その言動はオープンのようで、それらがニュースになって伝わります。

イーロン・マスク氏「Twitterは日本中心」 社内会議で言及: 日本経済新聞

 おっと思いますが、データを元にそう述べたようで、「日本の人口が米国の約3分の1であるにもかかわらず、日本には米国とほぼ同じ数のデイリーアクティブユーザー(1日当たりの利用者数)がいる」と指摘したそうで、「ユーザー数が多い日本やインド、インドネシア、ブラジルなどにエンジニアリングチームを分散させ、英語圏以外のサービス開発に力を入れる」との考えを示したといいます。

 記事によれば、コスト削減に向けた人員削減の取り組みは終わり、現在はソフトウエア開発と営業部門における積極的な採用に乗り出しているようだといいます。

 まずは資金流出という出血を止め、それと同時に企業文化を変え、新たな方向性と戦略を示そうとしているのでしょうか。

 

 

 一方、テスラのイーロン・マスク氏は、韓国の尹錫悦大統領とビデオ会談し、アジアに建設予定のEV 電気自動車の工場について、韓国を最有力候補地に挙げたといいます。

テスラのEV工場、韓国は有力候補地 マスク氏が尹大統領に表明 | ロイター

大統領府によると、尹大統領は、テスラが将来的にアジアに工場を建設する計画を把握しており、韓国に工場を建設するようマスク氏に要請。これに対してマスク氏は、工場の建設地として韓国を最有力候補の一つと考えていると応じ、労働の質、技術水準、生産インフラなど、他国の投資条件も検討した上で決定すると述べた。(出所:ロイター)

 記事によれば、「サプライチェーンに関して韓国との協力を強化する意向を示した」ともいいます。

(写真:テスラ)

 同時期にこれだけのことを判断していることに、ただ驚きます。テスラ社内にはイーロン・マスク氏が全幅の信頼をおいて分身となって働ける人たちが育成されているのでしょうか。

 そうであれば、納得できますし、もしかしたら、ツイッターにおいても同様なことをしようとしているのでしょうか。

 

 

 また、ツイッターでは、イーロン・マスク氏の指示により新たに、業務の進捗を記した週報の提出を求められるようになったといいます。仕事の進捗を把握するためといいます。

イーロン・マスク、エンジニア全員に「週報」提出を義務化。1週間で書いたコードの明細まで | Business Insider Japan

コーディングやテクノロジー関連の業務に携わるすべての従業員は、週ごとの取り組みの内容、達成目標、書き終えたコードの具体的な行数をまとめて報告することが求められるようになる模様だ。(出所:Business Insider)

 従業員の働きやすさをそぐ、過剰なマネジメントなのでしょうか、それとも適正な管理なのでしょうか。

 生産性の向上に徹するため、まずは現状を分析して、次の改善施策を実行するのでしょうか。

 状況分析して、それに合わせて、陣容と戦術を見直すのはマネジメントの鉄則なのかもしれません。

 

 

 昨夜のドイツ戦でも後半に入ると、選手交代で陣形を変えたことで、攻撃が活性化したようです。状況を正しく把握して、適宜必要な人材を投入して、作戦なり戦術を柔軟に変更し、変化する状況に対処できればそれが勝利への近道なのでしょうか。学ぶべきことが多い試合でもあったと思います。