東京では、週末、外出自粛となった。東京都は、「No! 3密」が感染予防に重要だと強調する。
昨日、3月27日の小池都知事の記者会見の質疑応答では、以下発言もあった。
今、世界でのキーワード、共通の言葉は、ステイ・アット・ホームと、おうちにいなさいということで、それぞれの、例えばインドにしてもフランスにしても、それからパリ、ニューヨークにしても、ステイ・アット・ホーム、家にいろということで、皆様それをじっと、公共の健康のために、皆様協力しておられるというのが現状でございます。
この土日についても、それぞれご自宅で、色々な過ごし方を工夫していただければと、このように考えております。(出所:東京都ホームページ 小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和2年3月27日))
(画像出所:東京都ホームページ 小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和2年3月27日))
小池都知事が、記者会見で紹介した世界のキーワード「ステイ・アット・ホーム」、 バーガーキングは、Stay Homeと呼びかけているようだ。
あのバーガーキングですらこんなメッセージを…。https://t.co/Um0CVXy4w3 pic.twitter.com/9TKoNL27Pl
— INSPI(インスピ)|広告デザインとアイデアの教科書 (@inspi_com) 2020年3月27日
ドイツ、アウディやフォルクスワーゲンは、会社ロゴを使って、社会的距離「Social Distance」を訴える。
「Keep distance, stay together」とうたわれたアウディのアニメーションでは、ブランドロゴである4つの輪「フォーシルバーリングス」が距離を取り、現在はイベントや集会などを自粛し、互いに距離を取ることが必要であることをアピール。一度分かれた輪は再び重なり合ってstay together(共にある)ことを訴える。
また、フォルクスワーゲンの動画では、同社のロゴに刻まれたVとWの文字が距離を置き、「Thanks for keeping your social distance!」と、安全のために社会的距離を取ることに協力してくれていることに感謝を示している。(出所:Car Watch)
We are Volkswagen - Thanks for keeping your social distance
シンガポールの友人がFaceBookで、シンガポールの「Social Distance」の状況を知らせてくれている。テレビの画像だろうか。シンガポールは何事にも罰金を科す国である。国が求めるルールに従っているのだろうか。
(画像出所:シンガポール在住BさんのFacebook投稿より)
「意図的に公共の場所で他の人から1メートル未満離れた場所に座っている人、または座ってはいけない席に座っている人、または別の人から1メートル未満の列に並んでいる人は犯罪となる。この規則は4月30日まで適用され、個人および企業に適用でき、違反者は最大10,000シンガポールドル(6,990ドル)の罰金、6か月までの懲役、またはその両方が課せられます」とロイターがシンガポールの新たなレギュレーションを伝える。
(画像出所:シンガポール在住BさんのFacebook投稿より)
スタバのバリスタの友人はFacebookでスタバの週末の対応を紹介してくれた。この週末は、東京都内、神奈川/埼玉各県内店舗は休業となるという。
3月30日(月)以降 オペレーションを変更し営業再開
・営業時間を19時に短縮
・一定の座席間を保つため減席(出所:スターバックスホームページ)
AFPは、「引きこもろう! 人の気配消えた欧州の街」を伝える。
親日家のマレーシアの友人は、「東京がロックダウンになる可能性が高い」とFacebookに投稿する。マレーシアもたいへんな状況にある中、日本のことを心配してくれているのだろう。
オーバーシュート、感染爆発の可能性が高まっているようだ。企業も感染予防につながる「Social Distance」の必要性を積極的に発信してもいいのかもしれない。
「関連文書」