Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【気候変動対策とロシア】ロシア産天然ガス抜きで脱炭素は進んでいくのだろうか

ヨーロッパ、元々国同士で対立し、歴史上、戦争が多い地域とされる。2度の大戦を起こし、「二度と戦争を起こさない」という強い決意のもと、欧州の統合を進めてきた。しかし、その高い理念もまだ欧州全域には行き届ていない。欧州の東の片隅で、また戦争が起…

アフリカ無電力地域で国連と連携し奮闘する日本企業、国連に背を向ける不条理な欧州の大国

アフリカの無電力地域で活躍する日本企業があるという。UNDP 国連開発計画と提携し、ブルキナファソの首都ワガドゥグから約330km離れた都市ボボ・デュラソに太陽光発電システムを設置するという。 UNDPとGOOD ON ROOFS ブルキナファソの再生可能エネルギーへ…

日本の貨物船もウクライナ沖で被弾、供給網の混乱は避け得ないのだろうか

ロシアの愚かな行為によって、世界が混乱していく。欧米がロシアに制裁を加えれば、当然のようにロシアも報復措置に出てくるのだろう。世界の供給網、サプライチェーンへの影響が危惧されている。 米欧、ハイテク輸出規制視野 対ロシアで日本も検討―世界経済…

ウクライナ危機で考える循環型経済「サーキュラーエコノミー」の意義

ロシアが一線を越えてしまいました。欧米諸国が制裁に動き、日本も追従します。当然、制裁にはネガティブな側面があります。世界経済ばかりでなく、日本経済にも影響があるのでしょう。ただでさえ、エネルギーや食料品が高騰しています。今以上の悪影響とな…

【サステナ選択肢】ANAの機内食に肉を使わないかつ丼も、コカ・コーラはマイボトルが使える自販機

ANAの国際線ビジネスクラスの機内食に「肉不使用」のヘルシーかつ丼が登場するそうです。 このかつ丼には日本伝統のおからとこんにゃく由来のDeats(ディーツ)を使用しているそうです。 (写真:ANAホールディングス) 低糖質、低脂肪、低カロリー、高まる…

熊本県産アサリ復活にかける漁師たち、農業の見える化を進める三菱商事

熊本県で、県産アサリ再生への機運が高まっているという。志ある漁業者が春の出荷再開を見据え、今できることをやり始めているという。 偽装をチャンスに…熊本県産の漁獲回復目指す「アサリ農業」|【西日本新聞me】 幼生から稚貝、成貝へと育て、“天敵”対策…

ブルーベリーも植物工場で生産、増える工場野菜、総菜などへの利用進む

この先の気候変動による1次産業への影響が心配になります。こうした状況下にあって、植物工場が活発することはいいことなのでしょう。葉物以外の栽培が課題なのでしょうか。 東京農工大学が昨年12月、ブルーベリーを植物工場で栽培、出荷したと発表しました…

エシカル消費と産地偽装 販売するスーパーなどに責任はないのだろうか

産地偽装、食品に関わる不祥事が後を絶たない。過去に雪印の牛肉産地偽装という大きな事件があった。この件は最終的に、事件にかかわった会社としての雪印食品が解散となり、雪印乳業自体も再編を余儀なくされた。過去にこうした先例があるにもかかわらず、…

深刻な「円」の実力低下、このままで日本は「持続可能な社会」を実現できるのだろうか

円の真の実力が低下し続けているという。国際決済銀行(BIS)が発表した1月の実質実効為替レート(2010年=100)は67.55と1972年以来の低水準となったそうだ。 円の実力50年ぶり低さ 実質実効値、円安進み購買力低下: 日本経済新聞 日本経済新聞によれば、実…

気になるポイントの付与ルール変更や改悪、なぜこうも相次ぐのか

楽天ポイントの改悪がニュースになって流れ、楽天グループが3年連続の赤字と聞けば、何となくしかたがないことなのかと感じてしまう。携帯電話事業での通信網整備のための投資などが負担となり、赤字幅は前期から拡大して過去最大となったそうだ。 楽天トラ…

改めて学ぶ森の役割、木の価値、住友林業が森林ファンドを始まる理由

大手住宅メーカーの住友林業が、 長期ビジョンと中期経営計画を公表した。 この長期ビジョンの発表の席上、光吉社長は「森林は生物多様性など、さまざまな価値があり、二酸化炭素の吸収を手始めとして、森林が供給する価値をより多くの人に知っていただきた…

想定外の人気で、ファミマのスマホ回収がいったん休止に、伊藤忠は都市鉱山を再開できるか

「都市鉱山」、大量に廃棄される家電製品などの中に存在する有用な資源を鉱山に見立て、そう呼ぶ。そこから資源を再生し、有効活用しようというリサイクルの一環で、有益な地上資源の一つでもあるという。 昨年の東京オリパラのメダル5000個あまりはこの都市…

再エネで変わる風景、低価格化のメリットもある太陽光の「自家消費」に乗り遅れるな

青森県が風力発電の2020年度の実績で、前年度首位の北海道を上回り、4年ぶりに全国トップへ返り咲いたという。発電量は14億4905万キロワット時に到達しているそうだ。 空をふさぐ巨大風車 青森県陸奥湾沿い 風景、次第に変容|エネルギー,経済・産業・雇用|…

再生可能エネルギーの低価格は進むか、三菱商事が仕掛けた洋上風力の価格破壊

再生可能エネルギーの価格が低下し、その恩恵をみなが享受できるようになる。それがこの先の脱炭素社会を思えば、理想的なことなのだろう。 日本の再エネ価格は高く、脱炭素への障壁と言われ、競争力維持に悪影響を及ぼすことが指摘されていた。政策的な問題…

基本給を大幅に上げる米アマゾン、日本企業がそうできない疑問

米国で物価上昇が続いているようです。1月のCPI 消費者物価指数は市場予想を上回り、前年同月比で7.5%と、40年ぶりの上昇率になったそうです。 米消費者物価7.5%上昇に加速-40年ぶりの伸び率、予想も上回る - Bloomberg 米債券市場では10年物国債利回りが…

終わらない東京の再開発、サスティナブルな街に近づいていくのか

東京オリンピックが終わり、東京の再開発もひと段落かと思えば、そうでもないようである。新宿・渋谷・品川といったターミナル駅前の再開発が進み、湾岸沿いの景色もかわるのではないかと言われる。 日経アーキテクチュアの調査によれば、この先10年も五輪前…

環境にやさしいからこそ増える選択肢、低コスト化

SDGs、脱炭素が定着しはじめ、環境にやさしい選択肢が増えている。 これまでは自社の取り組みをコンセプチュアルな商品で紹介することが多かったが、その段階を通り過ぎ、より身近な商品として利用できるようになってきたのだろうか。 環境にやさしくないと…

循環型経済に向け動き出した様々な共創プロジェクト

サーマルリサイクル施設や廃家電リサイクル施設を運営していた1999年設立の京都の産廃処理業者が倒産したという。 倒産速報 | 株式会社 帝国データバンク[TDB] 食品廃棄物や紙くずなどの固形有機物をメタン発酵によりバイオガス化するバイオリサイクル施設を…

取り残される不安、株価が急回復する米アマゾン、百貨店を切り離すセブン&アイ

一時、値を大きく下げていたアマゾン・ドット・コムの株価が4日に急上昇、前日比14%高で取引を終えたそうです。昨年10-12月(第4四半期)決算が予想を上回ったことや、プライム会員の会費引き上げが好感されたといいます。 アマゾン株急伸、プライム会費…

熊本県産のアサリ産地偽装、疲弊による悪習の連鎖だったのか、その過ちを断ち切れるか

熊本県産のアサリの産地偽装、大変ショックを受けました。聞いて、調べてみて、気になったのは、関係者はなぜこうしたことに手を染めてしまうのだろうか、それともうひとつ、有明海、八代海のアサリはなぜにここで漁獲量が減ってしまったのだろうか、という…

人口減少の東京、消えゆく居酒屋、進むスマートシティ化、サスティナブルに近づくか

いくぶん勢いに陰りが出てきたようだが、コロナの感染拡大が止まらない。いつになったら収束するのだろうか。 コロナ渦の影響だろうか、東京都の人口が26年ぶりに減少に転じたという。転出が転入を上回り転出超過になったそうだ。 東京の人口が26年ぶり減、…

なぜ九州電力は「カーボンマイナス」を目指すのか

多少偏見はあるのだろうが、大手電力会社に対する不信がある。 事情があることは理解するが、足元では電力料金は上がり続けるし、原発への不信は未だに拭えず、石炭火力に固執し続け、気候変動対策は進んでいるのだろうかと疑い目の持ちたくなる。 そんな疑…

「働きがい」を感じるときはどんなとき、働きがいのある企業が評価されるポイント

働くなら、楽しく働けるようにしたい、そんな願いを持つようになったのいつの頃だっただろうか。働きがいのある職場にしたいと願いは、なかなか難しいテーマなのかもしれない。人によって「働きがい」の感じ方が違うからかもしれない。 企業の待遇や労働環境…