Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

危機は危機を招く、ウクライナ危機の次は食糧危機なのか

小麦や食用油など原材料の価格高騰が続いている。企業のコスト低減努力だけでは、それら吸収できなくなったと、相次いで様々な物品が値上げとなっている。これにウクライナ危機や円安の影響が加わったら、天井知らずに物価が上昇しそうで不安を感じる。 そん…

長引きそうな戦争、高まる地政学リスク、続きそうな物価高騰

ロシアでのインフレ懸念が高まり、既に始まった物価上昇と一部商品の品薄を受けて、ロシア国民は買いだめに走っているという。ロシア政府は、生活必需品はまだ豊富にあると毎日のように説明するが、そうした言葉は伝わっていないという。 ロシア市民はパニッ…

【ウクライナ危機と供給網】アルミ原料禁輸で制裁を科す豪、グリーン調達で影響を回避しそうなアップル

オーストラリアが、ウクライナの要請を受け、発電用の石炭7万トンを提供すると発表したという。輸送も含めた費用は豪政府が負担するそうだ。 【コラム】西側諸国はグローバル化を救え-編集主幹ミクルスウェイト - Bloomberg 他方、ロシアに足してはアルミニ…

【経済制裁とESG投資】人道危機をもたらすロシアで事業を行うことは正当な行為なのだろうか

ロシアによるウクライナでの戦争で、多くの人命が失われている。人道危機であり、人権侵害も甚だしい。西側諸国はロシアに大規模な経済制裁を続けている。 冷戦終結後の世界ではグローバル化が進み、その上に様々な秩序が作られていった。今、そうしたものが…

失われる命、戦争という現実、AP通信が見た激戦地マリウポリの20日間

三大通信社のひとつAP通信の記者が、ウクライナの戦争が始まってから20日間、激戦地マリウポリに滞在し、取材活動を続け、貴重な画像を世界に送り続けていたという。 20 days in Mariupol: The team that documented city’s agony | AP News これがリアル、…

 初の電力需給逼迫警報発令、高まる大規模停電の可能性、感じる日本の劣化

初の電力需給逼迫警報が東京電力と東北電力管内に発令されている。現実に、電力需給は逼迫、東電管内では午前10時台に、供給力に対する電気使用量の割合である電力使用率が100%を超えたという。 東電管内の電力使用率100%突破、綱渡りの状況続く…東北電…

【戦争と食糧危機】世界の飢餓も助長しかねないウクライナの危機

困難な社会課題も様々な利害対立はあるが世界で協力しさえすれば、乗り越えていくことができるのではないかと、昨年のCOP26における気候変動対策で垣間見えることができた。もしかしたら世界は良い方向に進むのではないかと思ったものだが、そんな雰囲気を一…

終わらない戦争、止まらないプロパガンダ、尽きない理不尽さ

ロシアのプロパガンダに辟易する。そんなことをいつまで続けるつもりなのだろうか。 ロシアの要請に基づき国連安保理が18日に開催され、「ウクライナでの米国による生物兵器開発問題」を再び議題にしたという。 「安保理悪用やめよ」 米欧、会合要請のロシア…

壊されゆく秩序、Tシャツ姿の大統領が訴える新たな規範

ウクライナに侵攻したロシアに対して軍事行動を直ちに中止するようICJ 国際司法裁判所が命じたという。ICJの決定は拘束力を持つが、それを行使する直接的な手段はないという。ロイターによれば、これまで判決が無視されることがまれにあったという。今回もロ…

ウクライナ人道危機、日本には日本らしく振舞うべきことがあるのではなかろうか

ウクライナ避難民の受け入れ拡大などを政府が決めたという。「ウクライナ避難民対策連絡調整会議」を新設し、生活支援などを検討するという。 ウクライナ避難民受け入れ拡大へ政府が会合 「我が国頼る人に支援」 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル 現在の…

先が読めぬウクライナ情勢、進みそうな円安、止まりそうにない輸入価格の上昇、変わらぬ日銀総裁の発言

ウクライナとロシアの停戦交渉に進展があるかのように報じられることが多くなってきた。ただ双方が折り合える合意点を見出すにはもう少し時間がかかるのだろうか。 ロシア・ウクライナ、暫定和平案で進展と報道 ロシア側「時期尚早」 | ロイター 石油や小麦…

日本はこのままでいいのか、国会でオンライン演説を求めるゼレンスキー大統領

ウクライナでの人道危機を憂い、毎日少額の募金を続けてみるも、一向に戦争は収まりそうにもない。ニュースを見ては心を痛める日々が続く。 「子どもと一緒に逃げているが、どこに逃げればいいのか分からない」。 pic.twitter.com/rZjwlEXyBn — ロイター (@R…

交渉の成果か、激戦地から住民の避難始まる、止まらない脱ロシア、ブリヂストンも続く

戦争の惨状となっていたウクライナ南部の都市マリウポリで、人道回廊を通じた住民の退避が初めて成功したという。ロイターによると、160台以上の車両が出発したと地元当局が発表したそうだ。 マリウポリ住民初退避へ、車両160台以上の出発確認=当局 | ロ…

ウクライナ情勢、進む円安、気になり出す日本の現在地

ロシアによるウクライナへの戦争はいつになったら終わるのでしょうか。誰が戦いを止めることができるのでしょうか。今この世界は、ゼレンスキー大統領とプーチン大統領によって、運命を握られているかのようです。 ゼレンスキー大統領は欧米に支援を求めて、…

ウクライナ情勢に見る正しきことを追求する困難さ

ロシアによるウクライナでの戦争が続く。ウクライナからの難民が250万人を超えたという。 これだけの多くの人々が戦争によって避難せざるを得なくなっているということは、あってはならないことなのだろう。何よりも停戦が求められる。 戦争当事国双方に「正…

誰一人取り残さないはずだったのではないのか、ユニクロ ロシア撤退苦渋の決断

「衣服は生活必需品」として、ユニクロのロシア事業を継続させるとしていたファーストリテイリングが一時停止を決めた。 ウクライナ情勢が混迷を深め、国際社会でロシアへの批判が強まるなか、修正を余儀なくされた形だと日本経済新聞はいう。 ユニクロ ロシ…

安全神話が崩壊した原発事故から11年、ウクライナ危機で明らかになった新たな原発のリスク

史上最悪の原発事故と言われたチェルノブイリ原発がロシア軍に占拠され、外部電力が絶たれたと聞くと、11年前の福島のことを思い出さずにはいられない。危険性は低いというが、無法者の管理下といえば、嫌な想像もしてしまう。 ロシアのエネルギー省が、電力…

ロシアの戦争で変わる価値観、問われるESG投資の質、進む脱ロシア

東西冷戦の象徴と言われたこともあったマクドナルドがロシアから撤退する。 米マクドナルドやスタバ、ロシアでの営業一時停止 | ロイター ロイターによると、ロシアによるウクライナでの戦争を受け、ニューヨーク州年金基金などが世界的なブランド企業にロシ…

エネルギー高騰と脱炭素、もう想定外はない、あらわになった原発リスク

早期の解決が望まれる問題ほど、その解決には時間がかかるものだろう。 欧米が改めて決意を一にしたのだろうか。 ロシアにさらなる代償を、米英独仏首脳が決意確認 | ロイター バイデン米大統領が、英独仏の首脳とビデオ会談し、「ロシアの挑発を受けたもの…

ESG視点の欠如なのか、遅れるロシアからの事業撤退、ユニクロはロシアで事業継続か

地政学リスクの深刻さをこのプーチンの戦争を見て痛切に感じる。超えてはならない一線という倫理が崩壊してしまったのだろうか。 そうであれば、イデオロギーの対立や諍い、他国に対する嫌がらせ、妨害ということも見過ごすことができなくなる。 欧米企業が…

止まらぬ戦争、戦争反対、ユニクロ、ウクライナに人道支援へ

遠い国での戦争を想像すると、虚無感に苛まれるときもある。 ロシア軍包囲のマリウポリ「破局的」 国境なき医師団 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News 「状況は破局的で、日に日に悪化している」 リゴザ氏は「きょう、水が止まった。住人が飲料水を入手するこ…

なぜ苦しめられなければならないのか、ロシアは裸の王様か

ロシアによる蛮行の影響で小麦などの価格が高騰している。そんな中、マクドナルドがハンバーガーなどを3月14日から値上げするという。 マクドHD:ハンバーガーなどを10-20円値上げ、小麦価格など高騰で - Bloomberg 小麦や牛肉などの原材料価格の高騰や人…

超えてはならない一線、守らなければならない規範、ウクライナの原発をロシアが砲撃

超えてはならない一線があるはずなのに、どうやらロシアはそれすらを完全に見失ってしまったのだろうか。 ロイターによると、ウクライナ南東部にある欧州最大規模のザポリージャ原子力発電所で4日未明、ロシア軍の攻撃により火災が発生しているという。 欧…

ロシアから撤退する企業、トヨタは現地従業員に生産停止理由をどう伝えるのだろうか

株価指数を算出するMSCIが、ロシアとベラルーシのESG格付けの引き下げを発表したという。ロシアによる戦争が理由だという。 MSCI、ロシアとベラルーシのESG格付けを引き下げ | ロイター 戦争が「ESG」に反するとは言うまでもないことなのだろう。今の…

冷静さを失った侵略者が良心をとり戻すことはあるのだろうか

ロシア プーチン大統領の蛮行はいつまで続くのだろうか。 バイデン米大統領が一般教書演説で、プーチン大統領を独裁者と断じ、侵略の代償を払う必要があると強調した。 「プーチンは間違えた」 バイデン氏が一般教書演説へ: 日本経済新聞 ウクライナに侵攻し…

脱ロシア、国連IPCCの会合で謝罪するロシアの気候科学者

ロシア、プーチン大統領の暴挙は許し難いことではあるが、欧米諸国、日本による制裁による影響もまた気になる。暴挙を止めるために、世界中の人々がその悪影響を被るのであれば、これほど理不尽なことはない。 金融も戦争状態 ロシアの中央銀行も制裁の対象…