Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

新しい資本主義で人々の行動は変容するのだろうか

世界3位の経済規模を誇りながら、経済成長は鈍化したままで、実質賃金は下がり続けていれば、国の活力はますます失われていく。将来不安よりも希望が勝ればいいのだろうが、長く低迷したままではきっかけさえ掴めないでいる。 政府の「新しい資本主義」や「…

【サステナビリティと再活性】共感できるきっかけがあれば企業は動くのか

国内の鉄道会社で初めて東急電鉄は4月から、電車の運行に使う全電力を再生可能エネルギー由来に切り替えたといいます。 年間延べ8億人超の利用客が「温室効果ガスを排出しない」電車に乗り始めたと東京新聞はいいます。東横線や田園都市線など全8路線 計10…

生産の下方修正が続くトヨタ、あらわになる中国依存

トヨタ自動車が生産台数の下方修正を続けざまに発表しています。上海でのロックダウン(都市封鎖)の影響といいます。24日にも6月の生産計画を発表したばかりで、わずか3日での下方修正は異例とブルームバーグがいいます。 トヨタ、6月生産計画を再び下方修…

【注目の地域活性化】団地をまるごと再生する良品計画、耕作放棄地を再生する業務スーパー

良品計画が、千葉県千葉市にある大規模団地 花見川団地で「MUJI×UR団地まるごとリノベーション」の第一弾をスタートさせたといいます。 千葉市・UR都市機構・良品計画・MUJI HOUSEで協定を締結しました | 団地まるごとリノベーション | 住まいのコラム | 住…

ウエルビーイングについて、他者を犠牲にして自己実現はできるのだろうか

サステナビリティに、SDGs、ESG、そんな言葉が流行りとなりました。そうであるなら、少しは世の中も変化して、明るい兆しが見え始めてくれれば、よさそうなものです。しかし、どうも現実はそこから遠退いているように感じることさえあります。 「世のため、…

低炭素に挑む鉄鋼メーカ、カーボンフットプリントを開示するプラスチックス、その先に何があるか

CO2の排出量が多い鉄鋼は、脱炭素の敵と目されがちだ。その鉄鋼メーカにおいて、CO2の排出削減に取り組んだ製品が市場に出回ることのなるという。 神戸製鋼は、二酸化炭素の排出を削減した低炭素鋼の販売を開始すると発表したという。 神戸鋼、低炭素鋼を販…

ESGは欺瞞と指摘するイーロン・マスク氏にも慢心の影か

EV 電気自動車の米テスラが米S&P 500 ESG指数の構成銘柄から除外されたといいます。S&P ダウ・ジョーンズ・インディシーズは、テスラのESGスコアは過去1年間「非常に安定」しているものの、世界の同業他社のスコアが改善したことで順位を落としたと説明した…

デカップリング、切り離される世界、丸井は二項対立を避けるために「デジタル債」を発行

コロナ渦、ウクライナ情勢、世界的なインフレ、こうした諸問題が引き金になって、また新しい世界が移り変わっていくのでしょうか。 高水準となるインフレ 中国はコロナ渦の最中にあり、ウクライナ危機の収束は見通せず、モノの流れが途絶えがちになっていま…

フィジカルインターネットは、物流の危機を救い、変革を起こせるのだろうか

社会をより良くしていこうと何かの課題に取り組めば、また新たな課題が出くわすことになる。社会課題なるものは一向につきない。日々の仕事もまた同じなのかもしれない。疑問的意識をもって、仕事をもっと良くしていこうと思えば、問題に気づき、それを改善…

顕在化する諸課題、途絶える供給網、止まらないエネルギー高騰、企業の力で解決できないか

中国での経済指標の悪化を受けて、円安に一服感があるようです。ただ安値水準に大きな変化はなく、円安の進行が少し止まったというところでしょうか。 様々な変化が一気に起こり、逆風に晒されているかのようです。円安により輸入価格は上昇し、中国でのコロ…

サイゼリヤの人気メニューも終了するほどの品薄、リサイクルPETの高騰も理由にして値上げするサントリー

品薄に、終わらない値上げラッシュにただただ驚くばかりです。日本経済新聞によれば、手軽な価格でイタリア料理を提供するサイゼリヤが、豚肉や鶏肉を使った一部メニューの販売を、4月から全店で終了しているといいます。 タイ産鶏肉を使う「柔らかチキンの…

もっと現実的になるべきSDGs、意識すべきは経済の安全保障か

国の後押しもあって、脱炭素やデジタル、スタートアップなどが今注目すべき対象なのでしょうか。そうした雰囲気が出来上がると、人の世の常、そこには多くの人たちが群がり始めます。銀行までが、再生可能エネルギーの発電事業に参入する例もあるといいます…

脱炭素にGXで、衰退した国内産業を再生できるか

脱炭素の取り組みは費用がかさむため、企業は二の足を踏みがちという。脱炭素には環境意義もあり、ESGにおいても求められはするが、大規模な先行投資が必要となり、収益に反映されるまでには時間を要する。経済産業省は、脱炭素の取り組みを加速させ、これ合…

物価高騰、値上げしても解消できない赤字、有効な解決策はあるのか

世の中には様々な社会課題がある。ほんの少し前までは、気候変動の問題やSDGsの実現が大きな課題として認識されていた。今ではそれに新たな課題が加わっているのかもしれない。 色々なモノの値段が高騰している。モノの値が上がれば、その影響は様々なところ…

急落する株価、ハイテク分野はこのままでいいのか、グーグルの開発者会議はハードばかりに

コロナ渦でのニューノーマル、フードデリバリーで再編が起きているという。中国滴滴出行(DiDi)の日本法人「DiDi Food Japan」が、フードデリバリーサービス「DiDi Food」を終了させ、「Uber Eats」は楽天グループと連携し、楽天IDや楽天ペイを利用できるよ…

サステナビリティに、デジタル化、どこまで浸透したのか、その効果は

サステナビリティとデジタル化が昨今の二大テーマになっているのだろうか。サステナビリティとデジタル化は親和性が高く、サステナビリティに移行するには、デジタル化のサポートがあればより容易になるという。様々なサービスが立ち上がり、企業のサステナ…

無印良品が進める「地域への土着化」で消費は変わるのか

ソニーの営業利益が1兆円を超えたという。円安効果もあったという。主力の家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)5」の販売台数は、半導体不足や物流網の混乱で、計画台数を達成できなかったという。それでも利益が大幅に伸びたという。映画や音楽事業は…

高騰するばかりの食料品、高く売れない環境に優しい農業、それでも3倍高く売れる餅がある

食品の値上げのニュースが絶えない。また食用油と小麦粉が7月から値上げになるそうだ。こうした値上げの背景に愚行を続ける国の影響があるのなら切なくなる。 「スシロー」も遂に値上げになるそうだ。主力の「まぐろ」や「サーモン」など1皿110円としている…

伸ばしたい米の輸出、世界の食糧危機を救えないのないだろうか

消費者向けビジネスの欧米のトレンドとの乖離に気付くと化学工業日報が指摘する。 例えば、「代替肉」。世界人口増加を背景にし「たんぱく質危機」が到来すると言われ、その解決策の一つとして、「代替肉」「植物肉」があげられているという。また、代替肉は…

注目されるサステナブル素材、ポリ乳酸、セルロース、注意したいその原料

デジタル化が進展しているのだろうか。製紙会社はそれによって生じるペーパーレス化を危惧し、生き残りを賭けて、既存の強みを活かそうとする。受け入れがたいが、避け得ないことなのかもしれない。紙製品は多種多様でなくなることはないのだろうが、ペーパ…

デジタル化される農業、スマート化で価格高騰と食糧危機を救えるのか

インドが小麦輸出の制限を検討していると、ブルームバーグが報じている。それによれば、深刻な熱波で農作物の生育が打撃を被ったことが理由という。高騰している食品価格がさらに高騰し、逼迫している世界の供給が悪化する可能性があるという。 インドが小麦…

ペットボトルや服にもケミカルリサイクル、その拡大のために必要なこととは

ペットボトルの出荷は年間217億本にも及ぶという。その内、ボトル to ボトルのリサイクル率はまだ2割ほどにとどまるそうだ。その多くはトレイや繊維など人が直接口を付けないものに生まれ変わるとTBSは報じ、アサヒ飲料のケミカルリサイクルを紹介する。 年…

3年後の2025大阪・関西万博に「SDGs」と「Society5.0」、どんな未来を描くのだろうか

大阪・関西万博が2025年、大阪夢洲で開催される。開催期間は、2025年4月13日(日) から10月13日(月)までの184日間。想定来場者数は約2,820万人に及び、経済波及効果は、試算値で約2兆円という。 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 「万博」で、新しい…

終わりそうにない値上げラッシュ、今夏の電力需給逼迫懸念、資源小国日本の宿命か

長く続くコロナ渦もそろそろ収束かと意識し始めると、また新たな禍、ロシア禍がやって来たように思えてなりません。エネルギーは高騰を続け、食料品も例外ではありません。 アングル:かき揚げそばが映す世界経済、庶民の味にインフレ圧力 | ロイター 日本の…

燃料価格の高騰に、電力需給の逼迫、このエネルギー危機は誰が解決するのか

エネルギー危機なのだろうと、意識せざるを得ない。遠い国での戦火は鳴りやまず、長期化しそうである。経済制裁は続き、一時的にせよ、燃料の供給量が減ずることで価格高騰も続くことになるのだろうか。 脱炭素の余波で、火力発電所は更新されずに電力需給の…