Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

サスティナブル

【食の安全保障】温暖化にも強いのか、超節水農法「モイスカルチャー」で育つ野菜

今年6月下旬から7月上旬にかけての記録的猛暑は、温暖化がなければ、「1200年に1度」しか起こり得ない極めてまれな異常な現象だったという分析結果を気象庁気象研究所などのチームがまとめ、公表したといいます。 今夏の記録的猛暑、温暖化なければ1200…

【気候変動】逆風に晒されるESG投資、食生活を変更すべきで一致する科学者の提言

米国で、サステナブル投資への風当たりが一部で強まっているといいます。ルイジアナ州では、資産運用会社ブラックロックのESG投資の見解が、エネルギー産業に打撃をもたらしているとして、ブラックロックのファンドから7億9400万ドル(約1150億円)を引き揚…

【培養肉】食卓に届く日が近づく、日本ハムが「トリの培養肉」を公開

代替肉についての興味がつきません。まだわが家ではメインディッシュに上がることはないですが、そんな遠くない将来に、ひとつのお肉として認知され、広く一般家庭に流通していくことはあるのでしょうか。 河野消費者担当大臣が東京大学の研究所を訪れ、「培…

【求められた学び直し】国難と所信表明で指摘する首相、賃上げを実現できるのか

日本の上空を北朝鮮のミサイルが5年ぶりに通過していったといいます。 10月には入り値上げラッシュがピークを迎え、6700品目が値上げになるそうです。電気料金はまだ天井が見えていないようです。状況が日増しに悪化しています。 「日本は国難とも言える状況…

【食の安全保障】低価格を求める消費者心理にそぐわない戦略、追いつかない農業改革

毎年のように異常気象が世界各地で発生するようになり、地球温暖化の影響を意識せざるを得なくなりました。パキスタンで発生した大洪水には北部山岳地帯の氷河の融解も影響したといわれており、それが証になっていないでしょうか。 こうした問題の解決の目途…

仕事が楽しくなるってホントか、アジャイルの本質とは何か~パナソニックが進めるDXの事例

資生堂が9月、150周年を迎えたといいます。これを機に魚谷社長が「変わらない普遍的なものは何ですか?」という問いを発しました。 その背景には、変動性、不確実性、複雑性、曖昧性、VUCAの時代といわれる現代において、本質を見極める必要があると考えたか…

【生物多様性と脱炭素】不耕起栽培に見る自然との共生、ビジネスにも求められるその意義

カーボンニュートラルを国が宣言して、脱炭素が動き始め、それと同時に気候変動にも関心が集まるようになりました。しかし、この問題が一朝一夕に解決されることはないのでしょう。 気候変動の議論が始まったのは30年前の「地球サミット」からといわれます。…

【バイオエコノミー】米国が成長戦略とする理由、日本はどうするのか

米国で、バイオ経済が好調といいます。食品における代替肉を筆頭に、バイオプラスチックス、コンクリート、衣類など、ありとあらゆる分野のバイオ製品が、続々と市場進出しているといいます。これらを支えるため、バイデン大統領が「全米バイオテクノロジー…

【地球を守る】着実に進むアップルの環境対応、見えないところで始まる新たな挑戦

米Appleが今年もまた新しいiPhoneの販売を始めました。新しい機能に新しいデバイスの採用などでさらに進化して、その人気に翳りがないようです。 Forbesによれば、米国でもiPhoneのシェアがAndoridスマートフォンを上回ったといいます。世界各国で行っている…

【地球を守る】パタゴニアのミッションは実現に近づいているのだろうか

アウトドア企業 パタゴニアがビジネスを始めてから50年近く経つといいます。創業者のイヴォン・シュイナード氏が株式を手放し、この先パタゴニアは新たな形態で経営されていくそうです。 「営利企業として資本主義が地球の役に立つことを証明する」 この意義…

【気候変動】国とは違い過ぎるパタゴニア創業者の信念~その対策のために株式を手放す

「足元の円安に歯止めをかけるために財務省は直接介入も辞さない構えを示しましたが、安定的な成長と物価上昇を目指す中で日本のちぐはぐな政策がさらなる円安をもたらす可能性がある」とブルームバーグが指摘しています。 ちぐはぐな日本の政策スタンス、介…

ユニクロが欧州でリペアやリメイクサービスを開始、よき習慣が目標を達成に近づけるのか

国政が混乱し、様々な事案が解決されずに放置されるのではないかと危惧します。脱炭素もそのひとつではないでしょうか。 「COP27」国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議がエジプトで11月に開催されます。その準備はどうなっているのでしょうか。 国際情勢…

【景観を保ってこその環境配慮】無秩序な太陽光発電の乱開発に歯止めを

カーボンニュートラルという新たな価値観によって、気候変動に歯止めがかかり、なおかつ産業界が活気づけば、それはそれでよいことなのかもしれません。しかし、それによって、頻発するようになった異常気象による災害の脅威になるようであれば、許しがたい…

【求められる学び直し】問われる存在意義、今何を学ぶべきなのか

価値観の転換期なのだろうかと感じます。利益重視の株主第一主義からステークホルダー資本主義が説かれるようになり、より公益を重視するようになってきたのでしょうか。企業ではパーパス経営が求められ、自分たちの存在意義を明らかにし、社会にどう貢献し…

【脱炭素に食の安全保障】誰もが参加できる農業、そのために活用されるAI人工知能

年々激化する異常気象を経験しては、気候変動を憂慮します。気候変動の緩和と適応が求められ、どの課題も重要性が増すばかりで、それぞれに迅速な対応が必要になっているのでしょう。 これに昨今の国際情勢を加味すれば、農林水産業などの重要性がますます高…

【バイオエコノミー】森林から考える脱炭素と循環型社会

脱炭素によって、木の価値が見直されているのでしょうか。木造ビルがあちらこちらで建設されるようになり、木の成分であるセルロースを活用した素材開発、またその商品開発も活発のようです。バイオマス発電の利用拡大もその一部といっていいのかもしれませ…

脱炭素とコストダウンは両立するのか、花王の循環型折りたたみ式コンテナでの納品

販売先の店舗で商品の梱包に使われている段ボールを、繰り返し利用可能な折りたたみ式コンテナに変更する実証実験を、花王がコストコやホームセンターのカインズで行っているといいます。 日用品メーカー続々と「脱炭素」に挑む切実な理由 | 専門店・ブランド・…

マーケティングの父が語る「脱成長」、エシカル消費に変化も

エシカル消費の認知度が上がってきているそうです。しかし、その価格はまだ割高で、質を落としたくないという顧客ニーズに応えながら、今ある製品・サービスをエシカル消費にすることはできるだろうかと、日本経済新聞は疑問を投げかけています。 エシカル消…

【止まらない気候変動】暑すぎた夏、大雨の日本、干ばつの欧中

今夏、日本では記録的な猛暑と大雨でしたが、欧州では熱波が続き、水不足による干ばつの危険にさらされているといいます。 欧州委員会の欧州干ばつ観測所が8月報告を公表し、「欧州のほぼ全ての河川が何らかの形で水位が下がり、一部は干上がっている」と指…

循環型社会への移行で、要らなくなる産業と必要とされる産業

少子高齢化社会といわれています。限られたマーケットを巡って、多くの企業が争奪戦を繰り広げている様を見ていると少々嫌気がさしてきます。 標榜しているはずのサステナブル社会が遠退くばかりになっていないでしょうか。これから優先順位が変わることはあ…

「エシカル後進国」日本、エシカル消費は誰が喚起するのか

「エシカル後進国」、そう言われても、そんなには不名誉なことではないのかもしれませんが、日本が「後進国」になったといわれれば不名誉どころでの話ではありません。 ESGやSDGsが世界のメガトレンドになり、その延長線上にエシカル消費があるのなら、それ…

猛暑に大雨、気候変動、成長しない経済も悪くはないのかもしれない

欧州を熱波が襲い、英国ではテムズ川の源流が干上がり、英政府は首都ロンドンなどイギリス南部が干ばつ状態にあると宣言したといいます。ドイツでもライン川の水位が低下し、物流に影響を出ているそうです。 テムズ川の源流枯れる 十数キロ下流に「始点」移…

内閣改造に期待していいのか、行政のデジタル化、DXの社会実装

内閣の改造が実施され、人心一新、再スタートとなるのでしょうか。所々課題もあるのでしょうが、気候変動対策に、SDGs、ESG、そうしたことが積極的に推進され、顕在する諸問題の解決に向かっていって欲しいものです。 デジタル改革、消費者及び食品安全を担…

企業の何のために存在するのだろうか、露見する不正の種子、目につく責任放棄

健康意識の高まりからなのでしょうか、機能性表示食品のブームが過熱しているといわれます。ただ多くの食品メーカーが機能性の科学的根拠として不十分な臨床研究論文を作成している可能性のあるとの指摘もあります。 揺らぐ機能性表示食品への信頼、薄い科学…

脱成長を目指すべきなのか、膨張する国の借金、求められる賢い支出

「国の借金」が6月末時点で1255兆1932億円となり、過去最多を更新したそうです。国民1人あたりに換算すると、初めて1000万円を超えたといいます。債務の膨張に歯止めがかからず、金利上昇に弱い財政構造になっているとの指摘もあります。 国の借金、6月末で1…

これが望んだ未来だったのか、感染症、気候変動、隣国との対立

国産の野生のトキが20年近く前に絶滅し、その後の保護繁殖プログラムによって佐渡での生息数が500羽近くまで盛り返したといいます。 現代の不死鳥 トキが日本によみがえる 写真18枚 国際ニュース:AFPBB News この佐渡の保護繁殖プログラムは中国との協力で…

農業は衰退産業にあらず。気になる食の安全保障、低すぎる食料自給率

国際情勢が急変しています。経済安全保障を強く意識せざるを得ません。エネルギー、食糧だけでなく、生活必需品すべてについて言えることなのでしょう。 中でも、食のことが特に気になります。カロリーベースの食料自給率は37%と低水準のままで、この数字は…

より過酷な夏、猛暑に記録的大雨、このままで気候変動に適応できるのか

猛暑、酷暑に記録的大雨、夏の気象が変わったように感じます。東北、北陸で線状降水帯が確認され、各地で被害が出ているようです。 こうした気象の変化は世界各地で確認され、欧州は熱波に襲われ、ライン川の水位が低下しているといいます。今後、さらに水位…

【生産性向上と賃上げ】あふれるほどの提言にアイデア、実現しない理由は

最低賃金の上げ幅が過去最大の31円で決まり、2022年度の最低賃金の目安を全国平均で時給961円になったといいます。伸び率は3.3%で、足元で進む物価上昇などを反映した結果になっているともいいます。 ただ企業は賃上げに必要な原資を得るため、生産性の向上…

円安の今、海外企業から見た日本の魅力と安いニッポンの課題

「世界に買われる安い日本の労働力」と、NHKのクローズアップ現代が報じていました。言葉の響きはよくありませんが、言いたいことはわかります。 #クロ現「バーゲンジャパン②労働力」長く賃金が上がらない日本。進出する外国企業の狙いは?日本企業も「メー…