Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

地球温暖化_自然破壊_脱炭素

世界的な熱波、農作物などに悪影響との警告、遅れ目立つ特異な日本の気候変動対策

九州北部の梅雨も明け、いよいよ真夏の到来です。今年初めて40℃超の「酷暑日」になる地点が出るかもしれないそうです。全国の気温予想を伝える画像には、38とか37とか信じられないような数字が並ぶのが日常になりました。 警告 世界各地を同時多発的に熱波が…

連日の猛暑、国が進めるGXで対策は十分か

いよいよ夏本番。そういってウキウキできるのもあと何年もつのかと少々悲観的な気分になるのが、今日この頃。今日もまた猛暑、危険な暑さです。 気象庁の2週間気温予報によれば、8月になっても引き続き平年より「かなり高い」との予報になっています。 未知…

【気候変動】危険になる夏の暑さ、現実的な適応策と緩和策

梅雨が明け、この夏の気温が気になります。 台風5号が台湾の方向に向かって北上し始めています。この台風の影響で太平洋高気圧が強まり、今週末くらいまでは列島に猛暑をもたらすようです。 ヒートドーム 米国でも高温警報や熱波注意報が発令させれるほどの…

梅雨明け、またやって来る猛暑、日本の気候変動

九州南部でも梅雨が明けました。いよいよ夏本番といいたいところですが、少なくとも7月いっぱいはまた猛暑の日々が続き、熱中症に警戒だそうです。 世界は厳しい熱波へ備えなければならないと、WMO世界気象機関も警告を出しています。こうした現象が今後も増…

危険な猛烈な暑さ、このままで耐え続けることはできるのか

まだ梅雨明け前だというのに、35℃超の猛烈な暑さが続いています。とりあえず今日までの辛抱のようです。次第に梅雨前線が南下してくるそうです。 欧州も猛暑に見舞われ、ギリシャの世界遺産 パルテノン神殿を含むアクロポリスへの立ち入りが禁止されたそうで…

【EVシフト】保護主義的政策と温暖化対策

中国のEV 電気自動車メーカのBYDが日本を始め世界各地に進出、その存在感が高まっているようです。 一方、日本の自動車メーカーはEVで出遅れているといわれています。米調査会社S&Pグローバルモビリティの調査によれば、今後、日系メーカの世界シェアは低下…

求められる猛暑対策、蚊による感染症の脅威、花王の新たな殺虫剤

ここ2日ばかりは穏やかな気温ですが、明日からはまたもの凄い高温になるといいます。 世界の平均気温が過去最高を記録するようになり、その後も記録を更新しています。世界の平均気温は10年ごとに0.2度以上も上昇し続けているそうです。気候変動の影響をまざ…

熾烈さが増しそうEV競争、日本が選択すべき活路

米自動車大手のフォードが中国のEVメーカの台頭に脅威を感じているのでしょうか。EVの生産で米国はまだ中国と競争する準備が整っていないとの見方を示したそうです。 EV生産で米国はまだ中国と戦えない=米フォード会長 | ロイター 主要な競争対手は中国メ…

【EVシフトへの準備進む】ヤマダデンキがEV販売、ファミマにテスラの充電器設置

九州での豪雨被害が心配になります。一方、関東地方では梅雨が明けたかのような晴天で酷暑に見舞われています。毎年列島のどこかで何十年に一度の大雨が降るようになりました。地球温暖化の影響とみるのが合理的なのでしょうか。 「気候変動への適応」、防災…

エルニーニョ現象なのに、予想される暑い夏、世界各地で続く記録的高温

梅雨の中休み、連日大雨が続いた九州でも今日は晴天なのでしょうか。ここ数年、梅雨になるとどこかで大雨による被害が発生し、梅雨の雨の降り方が変わってきたことを感じます。 エルニーニョ、予想される暑い夏 南米ペルー沖の海面水温が変化すると異常気象…

【再エネ利用の促進】鉄道架線を利用した再エネ送電

太陽光・風力発電の出力を一部止める「出力制御」が、電力需要の大きい三大都市圏の中部エリアで初めて4月に実施されました。需給バランスが崩れると大規模停電を招きかねず、「やむを得ない措置」だったといいます。 「限界迫っている」再生可能エネルギー…

変わる太陽光発電、拡大するオンサイトPPAに営農型ソーラーシェアリング

太陽光発電のトレンドに変化があるのでしょうか。大規模な設備を新設する適地が不足し、またFIT 固定価格買取制度の価格引き下げとともに新規導入が伸び悩んでいるそうです。 そんな中、商業施設や物流倉庫などの屋根を利用したオンサイトPPA 電力供給契約で…

再エネで走る新幹線、きのこの代替肉、普及し始めるサスティナビリティ、それだけでいいのか

山陽新幹線が、新幹線としては初めて再生可能エネルギー由来電力を一部使って走ることになるそうです。オフサイトPPAを活用、中国電力が太陽光発電設備をつくり、新幹線用の変電所に7月から順次供給するといいます。27年度までに新幹線の運転用電力の約10%を…

過ぎゆくコロナ渦、正常化、持続可能な社会の実現に近づいているのか

米国で日本食を提供するレストランは2万店を超えたそうです。日本の外食産業が出店を加速させているそうです。コロナ渦の影響が薄らいでいるといいます。それだけ正常化してきているのでしょうか。 日本食、米国に再び照準 コロナ緩和、レストラン2万店:時…

常態化する被害をもたらす大雨、次世代燃料バイオエタノールの研究も始める自動車業界

梅雨に入ると大雨などの異常気象が頻発するようになりました。改めて気候変動対策、カーボンニュートラルの必要性をつくづく感じます。しかし、即効性のない活動を地道に続け、少しでも温暖化のペースを遅らせなければなりません。ただ気候が荒ぶらないよう…

高止まりの電気代、下落する原油価格、変調きたすEVシフト

一時驚くほどに高騰した原油価格が、足元ではだいぶ落ち着きを取り戻しているようです。一方、電気代は高止まりで、さらに値上げとなりました。この傾向はいつになったら収まることになるのでしょうか。 こうした影響がEV 電気自動車の普及にも変化を及ぼし…

【物流の2024年問題】動かない企業、改革という国、送料無料表示の見直しも

労働時間規制の強化に伴いトラック運転手の不足が懸念される「物流の2024年問題」対策の政策パッケージを国が公表したといいます。 この中で、「送料無料」表示の見直しに取り組む方針を打ち出したそうです。 運送事業者が輸送コストに見合う適正な運賃を得…

来年から徴収される森林環境税、使われない税金、活用できない制度に仕組み

日本の国土の7割を森林が覆い、それを維持することは、国の目標となっているカーボンニュートラルの達成に貢献し、それに加え、国土の保全や水源の涵養等に役立つといいます。 福井県では、山を守る担い手育てる自伐型林業大学校が開校したそうです。森林の…

【広がるカーボンニュートラル】木のように働く自販機、藻場再生のワークショップ

「CO2を食べる自販機」、自動販売機周辺の大気を吸いこみ、その中のCO2を吸収する特殊材を搭載した自販機内の実証実験をアサヒ飲料が2023年6月から始めるそうです。 木と同じように大気中のCO2を吸収する役割を果たすといいます。 (写真:アサヒ飲料) アサ…

日本発の世界スタンダードにならないか、環境認証を取得したユニクロの新店舗

「ユニクロ」の新しいロードサイド店舗「前橋南インター店」が2023年4月21日、前橋市前橋南インターチェンジ近くにオープンするといいます。 環境面に配慮した店舗で、天窓やガラス面を生かして自然光を取り入れ、照明を節約し、入り口付近にエアカーテンを…

終わらない値上げラッシュ、高止まりの電力料金、国、企業、それぞれの思惑

続く値上げラッシュ、今年の食品値上げが2万品目を超えたそうです。昨年よりも3カ月早く、今後も小麦や鶏卵など原材料の価格上昇の影響が広がる見込みで、昨年よりも多くの商品が値上げになり、3万品目に到達する可能性があるそうです。 食品値上げ3万品突…

【エネルギーの三重苦】改善進まぬ原子力の安全性、高止まりの電力料金、積極推進できない再エネ

東京電力の柏崎刈羽原発で、また不適切事案が発覚したようです。「防護区域」に入る際の点検で、持ち込みに必要な許可がされていないスマートフォンを社員が所持し、発見される事案があったといいます。 東京電力社員、柏崎刈羽原発に無許可スマホ持ち込み -…

春になると増える再エネ出力制御、米国ではテスラが始めた電力平準化のためのVPPが人気

中部電力の送配電子会社の中部電力パワーグリッドが、一部の太陽光・風力発電事業者の稼働を一時停止する「出力制御」を初めて実施したといいます。 中部電力・北陸電力など出力制御 三大都市圏で初 - 日本経済新聞 記事によれば、三大都市圏では初めてで、…

【課題だらけの脱炭素】G7広島サミットに向け急加速させはじめた政府

郵便局の配達にEVバイクが導入され、たびたびそれを見かけるようになりました。こうして脱炭素が徐々に進んでいくのかもしれないと思ったりします。 進まないEVシフト 一方で、なかなか進まないものもあるようです。 5年間で導入台数は世界でわずか450台程度…

【e-fuel 合成燃料】なぜEUは脱エンジンの方針を転換したのか

ルールや方針など、それらが規制となって、時に技術が進化したり、新しいテクノロジーが社会実装されていくこともあるのではないでしょうか。 しかし、流行やトレンドが変わっていくことと同じように、ルールや方針はその時代時代に合わせて、見直され不変で…

【合成燃料 e-fuel】欧州のEVシフトに転機か、エンジン車の新車販売条件付きで継続へ

二酸化炭素と水素から作られる合成燃料「e-fuel(イーフューエル)」に注目があつまるようになるのでしょうか。 EU欧州委員会が、「e-fuel」を利用する場合に限り、2035年以降も内燃機関を搭載した新車の販売を認めることを、独政府と合意したといいます。 …

【活用すべき森林】温暖化の危機を訴えるIPCC統合報告書、後退する国の対応、増える積極的な企業

国連のIPCC 気候変動に関する政府間パネルが9年ぶりに第6次の統合報告書を公表し、温室効果ガスの排出をこのまま継続すると「短期のうちに世界の平均気温の上昇は1.5度に達することが推定される」と指摘したといいます。 IPCC報告 “短期に気温上昇1.5度に到…

【今何を学ぶべきなのか】あらわになった脆弱な日本、総合商社の一気呵成の攻勢

太陽光発電など今、そして、この先求められることを伊藤忠商事が一気呵成に展開しているようです。 伊藤忠商事、Amazonとメタに再エネ供給 日米で大型受注 - 日本経済新聞 記事によれば、アマゾン専用の太陽光発電所を日本で700カ所新設し、北米ではメタ向け…

テスラの「マスタープラン 3」が示す「持続可能なエネルギー経済」への移行

テスラが3月1日、投資家向けイベントを開催し、イーロン・マスクCEOが、世界を救うという野心的な計画「マスタープラン3」を公表しました。 テスラが基本計画で示した「持続可能なエネルギー経済」と、見えてこない“低価格EV”の姿 | WIRED.jp 製造業に10兆ド…

日本の再エネ比率90%も可能との研究結果がまとまる

「やろうと思えばできる」、あとは国の対応次第。 まだ総発電量の2割程度にとどまっているクリーンエネルギー(含む原発)を2035年までに90%まで引き上げることが可能との見解を、米エネルギー省の研究機関であるローレンス・バークレー国立研究所が公表した…