Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

2021-01-01から1年間の記事一覧

【第6次エネルギー基本計画と地球温暖化対策が閣議決定】地球温暖化や気候変動を抑制できるのか

「第6次エネルギー基本計画」が閣議決定された。また、これに合わせ、新しい「地球温暖化対策計画」も正式決定された。 第6次エネルギー基本計画が閣議決定されました (METI/経済産業省) この2つの計画を基に政府は、30年度排出削減目標に関する国際公約「…

【3R推進月間】増えるリサイクルされる商品、リサイクルからできる製品

知りませんでしたが、10月はリデュース・リユース・リサイクルの3R推進月間だそうです。 経済産業省によれば、経産省を含む関係8省庁は、3R推進に対する理解と協力を求めるため、毎年10月を「リデュース・リユース・リサイクル推進月間」と定め、普及啓発活…

アテネの聖火採火式で、人権活動家が抗議、終わらない差別と対立

早いものである来年に2月は冬のオリンピックが中国北京で開催されるという。その聖火の採火式がギリシャ アテネで行われ、抗議活動があったという。 五輪=北京冬季大会ボイコット訴え、活動家が人権問題巡り | ロイター ロイターによれば、亡命ウイグル人組…

化石燃料に依存する者たちの脱炭素

東京ガスが千葉県のLNG液化天然ガスも基地でヤギによる除草の実証実験を始めたと聞くとほっとします。 ヤギが草食べ脱炭素 東京ガス「小さいことから」|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト 「小さいことから」、テレビ朝日によれば、ガソリンを燃料とす…

【グリーンスローモビリティ】急ぎ過ぎないスローなサービスがあっていいのかもしれない

米カリフォルニア州では、2030年までに自動運転車のゼロエミッション化達成を義務化したといいます。 カリフォルニアが、ゼロエミッション車の最前線のようになっています。TechCrunchによれば、2035年までにガソリン車とディーゼル車の新車販売を事実上禁止…

【ラニーニャが発生】異常気象、脱炭素、電力不足に揺れる中国は対岸の火事ではないのかも

中国は、気候変動と脱炭素の最前線なのだろうか。その矛盾とでもいえそうな事態が発生しているようだ。 大規模な電力不足が起き、その影響が各所に広がっている。一部地域の住宅地では停電が起き、製造業には電力供給制限を実施、工場の操業停止も相次いだ。…

進む脱プラ、減らない世界のプラ廃棄物、海洋でごみ収集する人々

昨年のレジ袋の有料化以来、企業においても「脱プラ」の動きがさかんになってきているのだろうか。 宿の歯ブラシに「脱プラ」の波 コスト増で有料化?: 日本経済新聞 来年2022年4月に「プラスチック資源循環促進法」が施行されれば、さらに脱プラの動きが加…

米石油メジャーも遂にカーボンニュートラルへ、ウォッシュ選別し始める欧州のESG投資

米国石油大手のシェブロンが重い腰をあげたようだ。ようやく2050年までのカーボンニュートラルに言及したようだ。やはり政策が変わったことの影響が大きいのだろうか。 米石油大手シェブロン、2050年ネットゼロ目標を採択(米国) | ビジネス短信 - ジェトロ J…

間近に迫るCOP26、慌ただしい企業などの動き、セブン&アイ、ANA他

2021年11月に開催されるCOP26 国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が10月末、イギリス グラスゴーで開催されるのを前にして、企業などが様々なGHG温室効果ガス排出削減への取り組みに関連する内容を発表しているようだ。 世界の金融機関220社、CO…

拡大が求められる再エネ、ソーラーフロンティアが太陽電池生産から撤退、このままでいいのだろうか

出光興産と100%子会社のソーラーフロンティアが、事業構造改革について発表、これに合わせ、宮崎県の国富工場でのCIS薄膜太陽電池の生産を2022年6月末を目途に終了することも発表した。 ソーラーフロンティア株式会社の事業構造改革について | 太陽光発電な…

SDGsが理解しやすいコーヒーの現状、それをもっとより良くしていくためには

不思議とコーヒーと縁がある。シンガポールに駐在していたとき、オフィス近くのコーヒーショップのバリスタたちとの会話が楽しくて、毎日通うになった。そのときはまだコーヒーの味がとか、うんちくにはまだ縁遠かった。帰任して、その習慣がやめられず、ス…

それは正しいのか、動き始めるファッション業界、目指すべきはサーキュラーエコノミーなのか

SDGsにESG投資、それに加え、脱炭素にデジタル化、それらが組み合わさり、産業構造を変化させようとする。そうして、変革が求められるが、その実、何をやっていいかわからない。そんな状態が続けば、それは焦りにつながる。そんなケースが増えているのだろう…

日本のサステナブルはそんなにダメなのか、鹿児島サーキュラーヴィレッジ大崎町の取り組み

「天然資源の利用を最小限に」、「ごみという概念をなくすために資源化」、そんなことができれば、地球温暖化の抑制にも役立ち、サステナブルな世界に近づくのではないか、人それぞれに何かしらの動機があって、何か行動を起こしたりするのだろう。 こうした…

【サステナブル 古い技術を活用】帆をはり風力を補助にする貨物船、パンタグラフを載せ走る電動トラック

大航海時代、世界の海を帆船が埋め尽くしていたという。そんな時代へ回帰することになるのだろうか。 K-Line 川崎汽船が、凧の力を推進力の補助に使った船で、2021年末をめどに欧州近海でトライアル航海を実施するという。 凧で船舶をけん引!川崎汽船が今年…

スタバが環境保護団体と開発した新しい店舗の展開が拡大、来年には日本にも登場

WMO 世界気象機関が、「2050年に世界で50億人以上の水の確保が困難になる恐れがある」との予測を発表したそうです。 2050年に50億人が水の確保困難に 世界気象機関 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News WMOの報告書によれば、地球上の水のうち使用可能な淡水は…

エネルギー価格上昇に、供給網の問題、景気減速と物価上昇が同時に進む「スタグフレーション」なのか

足元の経済が少し心配になります。昨日6日の日経平均株価は8営業日連続で下落し、円安に国債安のトリプル安になったといいます。 世界の物価上昇、秋にピーク 来年半ばにコロナ禍前水準に | ロイター IMF国際通貨基金が、世界経済見通しの一部を公表し、消費…

航空業界に、資源大手、CO2排出が多い産業でカーボンニュートラル宣言が相次ぐ 

世界の脱炭素は確実に前進しているのだろうか。COP26を前に、その動きが慌ただしいようだ。 世界の大手資源企業28社が ICMM 国際金属・鉱業評議会で、2050年までに温室効果ガスの直接(スコープ1)・間接(スコープ2)の排出量を実質ゼロにする目標を掲げた…

急落する株価、近づくCOP26「気候変動枠組条約締約国会議」、不安を感じる新しい成長戦略

政権が変わったというのに、株価が急落している。 昨日の米国株式市場の流れもあるのだろうが、それにしても、開始早々900円近く値を下げているようだ。 世界的なエネルギー不足が懸念され、原油先物の値が上がっている影響があるという。昨日の新首相の記者…

【サステナをもう一度点検する】欧州での天然ガス高騰はグリーンリカバリーの躓きか

イギリスが大混乱のようです。JIJI.COMによれば、キャベツなど野菜の収穫作業員の求人では時給が30ポンド(約4500円)に高騰しているといいます。タンクローリーの運転手が足りず、各地のガソリンスタンドで燃料不足によるパニック買いが起き、運搬の代行に…

アディダスのスニーカーを買ったら、エシカル消費かという疑問

新型コロナの感染拡大で、「家で過ごすことが増え、暮らし方を見直すようになり、それをきっかけに、エシカル消費を考えるようになった」というアンケート結果を日本生活協同組合連合会(日本生協連)が公表した。 「エシカル消費(倫理的消費)」とは地域の…

【身近になる脱炭素やSDGs】海のドローンで海上ごみを回収するシーパラダイス、堆肥化できる食器 edish

横浜 八景島シーパラダイスが9月25日、SDGs週間に合わせて「海洋ごみから海を守ろう!最先端のごみ回収ドローン体験」を実施した。 新たに海のドローンを導入、その操縦体験をお楽しみながら、海上ごみの回収したそうだ。 本日SDGs週間に合わせて「海洋ごみ…

【身近になる脱炭素】ドコモが2030年カーボンニュートラル宣言、ドコモでんきが来年スタートへ

「第1回 脱炭素経営EXPO 秋展」が2021年9月29日~10月1日の日程で、東京ビッグサイトで開催されている。ECナビによれば、約480社が出展、脱炭素に向けた先端技術やサービスなどを紹介しているという。 まいにちニュース「御社の「脱炭素」のヒントに...「脱…

【SDGsの真贋】新幹線再生アルミ、パーム油、外国人技能実習制度

新幹線をリサイクルする。ちょっと大げさな話かもしれないが、JR東海が、環境負荷低減のため、東海道新幹線の車両に使用していたアルミをリサイクルしている。 その「新幹線再生アルミ」を英国生まれの自然派化粧品ブランド「ザボディショップ」に提供してい…

【グリーンリカバリーは何処へ】コロナ渦あとの災厄 物価上昇、電力危機、天然ガス高騰、パニック買い

欧州で天然ガスが異常高騰している。イギリスでは、トラック運転手が大幅に不足し、ガソリンや様々な物質の輸送が滞り、パニック買いになっていると言う。中国では、極端な電力不足で一般家庭でも停電する事態になっている。 コロナ渦が収束しはじめ、これま…

【循環型社会】原油が自噴して処理に困る自治体と、初の黒字を達成したメルカリ

石油が自噴しているという。海外での話ではなく、新潟市秋葉区で原油の異常な湧出が続いていると読売新聞が報じている。 噴出した原油が近くの池に流れ込むなどしているため、緊急対策費として市議会に2000万円を追加する補正予算案を提出したという。 原油…

【脱炭素に向けて】沖永良部島のマイクログリッドとパワーシフト

鹿児島県の沖永良部島で、エネルギーの地産地消に向けマイクログリッドの構築に向け検討が始まっているそうだ。 脱炭素を実現しようとする社会が目指すべき形のひとつなのだろうか。マイクログリッドの有用性を証明するには島嶼部から導入すると理解されやす…

成功するグローバル企業は、サスティナビリティと利益のどちらを優先するのだろうか

アフリカ南東部にマラウイという国がある。内陸国で、大地溝帯とマラウイ湖によって隔てられた高地の地形が特徴だという。そのマラウイでは、まだ電気を使えない人々がいるそうだ。 AFPによれば、北部の村ヨベヌコシに住む一人の男性が自家製の水力発電機で…

【アフターコロナの脱炭素】欧米の物価高・インフレ、中国では仮想通貨が違法に

まだ油断すべきではないのだろうが、コロナ渦から抜けつつあるのだろうか。ここ最近の欧米でのインフレ高進との報道を聞くとそんなことを感じる。 世界のインフレ急進が経済への目先のリスク-OECD最新見通し - Bloomberg 新型コロナのデルタ変異株を封…

高まる気候変動による債務不履行リスク、再燃する気候テック

国連総会が始まり、気候変動が主要な議題となっているようです。 「今後は、海外で石炭火力発電所を新設しない」と、中国の習近平主席が明言したといいます。驚きです。変われば変わるものです。 習主席 国連総会一般討論で演説「中国が覇を唱えることはない…

【ESGと人権】強制労働など人権問題への対策 法整備は進むのか

10年近く前のことだが、アップルのiPhoneなどを生産するフォックスコンの深圳工場で自殺者が続発したり、その後、煙台工場では児童労働があったと問題になったことがあった。iPhoneが急激に売れはじめていた頃、そればかり目が奪われいた。そんな時のこうし…