Up Cycle Circular’s diary

未来はすべて次なる世代のためにある

循環型経済_サーキュラーエコノミー

プラごみを減らせ 使い捨てプラスチックスのリサイクル前進 

使い捨て、ワンウェイプラスチックスの削減を目指す環境省は、「プラスチック資源循環戦略」を策定、基本原則を「3R+Renewable」とし、それぞれの削減のためのマイルストーンを設定する。 リデュースについていえば、2030年までにワンウェイプラスチックを…

足踏みなのか、循環型経済「サーキュラーエコノミー」の未来

脱プラを進めなければならない。気がつけば、海も陸上もプラごみばかりになってしまっている。 循環型経済「サーキュラーエコノミー」がメガトレンドになり、脱プラ社会はそこから始まるようように語られる。多くのグローバル企業が率先、推進し、今では国内…

紙製ボトルに挑戦するコカ・コーラとプラ素材メーカ 本気のサーキュラーエコノミー

政府が2050年のカーボンニュートラルを宣言し、温暖化対策と自然保護の機運が高まればと願うのだが、社会が変化していくにはやはり長い時間をかけていくのが現実的なところのであろう。 昨年のCOP25では、それまでの石炭政策が皮肉られ化石賞まで頂いていた…

海洋プラを防止する国連条約に動くグローバル企業たち 横浜でペットボトル回収を始めるセブンイレブン

科学研究というと自然科学の探求とのイメージか強い。最先端の研究テーマはノーベル賞で表彰されるようなものかと思ってしまう。近ごろでは青色LEDやリチウムイオン電池も表彰の対象になり、生活に身近なこともノーベル賞級の発明になってきたと感じたりして…

膨張するESG投資と使い捨て社会

ESG投資についてのポジティブな報道が増える。そんなニュースにふれていると、投資の世界はESG一色かと思ってしまう。しかし、まだそんなことはないようだ。 昨年度末の欧州の投資信託資産のなかでESG投資関連が占める割合は15.1%だったという。ただ、今後5…

脱炭素化社会へ加速 イオンとユニ・チャーム 米ウォルマートは「地球を再生する会社」へ

政府が26日には、二酸化炭素の排出の「実質ゼロ」を表明するのではないかという。今まで先駆的な企業が「脱炭素」に取り組んできたことの影響もあるのだろうか。そんな企業のひとつにユニ・チャームがある。 CO2削減につながる紙おむつの水平リサイクル その…

「ごみ」を宝石に変える幸運 カエルデザイン

石川県金沢市に、海洋プラスチックスを回収し、アクセサリーに加工する、「カエルデザイン」というアップサイクルブランドがある。 あまり詳しく知っているわけではない。Twitterで、その写真を見て美しいとただそう思っただけだ。プロフィールを読んでフォ…

二律双生 利便性と環境保護を両立させるスタートアップたち

米国で、Zero Grocery(ゼロ・グローサリー)というサブスクリプションによる食品配達サービスが立ち上がったという。すべての商品をゴミ排出ゼロのパッケージで販売しているそうだ。 もし、世界のプラスチックス廃棄物の90%が食料消費によるものであるなら…

脱炭素を知る 企業のサステナビリティ・レポートを読む 

脱炭素への動きが定着しつつあるのだろうか。そう感じるニュースが増えたように思う。ひとたび流れが生まれると、そこに引き込まれる力は大きくなる。参加者が増え、より一層強い流れになっていく。そうして、いつしか社会の一部になっていくのだろうか。 今…

海洋ごみのリサイクルに挑む 「オーシャンクリーンアップ」河川にも広がるプラごみ回収

2019年、The Ocean Cleanup (オーシャンクリーンアップ)が立ち上がり、太平洋で海洋プラスチックスの回収を始めた。この組織を率いるのはBoyan Slat(ボイヤン・スラット)氏。その活動領域が拡がりを見せているようだ。 theoceancleanup.com // 蛇口を閉…

脱プラの危機 増加するばかりのプラスチックス 世界のプラごみ

何事も一直線に問題が解決されることはない。紆余曲折、多少の寄り道があって、曲がりくねった道を進むことになる。 脱プラ、この課題もその道を辿っているのだろうか。コロナ渦で、使い捨てプラスチックスが増え、それに合わせ廃棄物も増加する。ロイターが…

ナイキの透明なダウンジャケットから見える「サーキュラー・エコノミー」

循環型経済、サーキュラー・エコノミーが加速しているのだろうか。ナイキから、「マーブル エコダウン ジャケット」というアイコニックな商品がうまれ、ユニクロとコカ・コーラがコラボし、ペットボトル・リサイクルをPRする。家電小売り関連のヤマダホール…

「サステナブルはすべてに優先する」 服から服へのリサイクル「RE.UNIQLO」が始動

ユニクロが、お客様とともに“服を次に生かす”「RE.UNIQLO」を始める。 「リサイクル ダウンジャケット」がこのプロジェクトの最初の商品となり11月2日(月)から発売開始となる。そして、これを機に今秋からダウン商品の回収活動をグローバルで展開する

【日本人の危機意識】 環境危機時計®は9:46、花王とライオンのコラボで変わる詰め替え容器、「時計の針」を止めるか

旭硝子財団が「日本人の環境危機意識調査」の結果を公表した。調査の結果、近年の豪雨災害や気温上昇などの異常気象と「気候危機」への懸念が明らかになったという。日本国内の危機的な環境問題は、1位「気候変動」、2位「環境汚染」、3位「社会、経済と環境…

海を汚染するマイクロプラスチックスは環境問題なのか、それとも公害か

研究者らによって、さかんにマイクロプラスチックスの実態調査が行われるようになった。 「大西洋で過去最大規模の海洋汚染調査が行われ、水深200メートル以内に合わせて最大2100万トンものマイクロプラスチックが浮いていることが明らかになった」と、BBCは…

コロナ渦で増えるラベルレス ペットボトルとリサイクルPETで作るフェイスガード 

コロナ渦で増えるラベルレス ペットボトルとリサイクルPETで作るフェイスガード

レジ袋有料化から1か月 脱プラは加速していくのだろうか

レジ袋が有料化されて1か月あまり経つ。 「今、私たちに求められているのは、レジ袋の次に何ができるかだ」 と朝日新聞は問いかける。 「プラスチック依存をできるだけやめる」 「そうした社会の実現には、メーカーや小売店、消費者などが一体となって取り組…

過去最多を更新 コロナ感染予防と経済対策

上場企業の4-6月期の業績発表が続いている。コロナの影響で業績を悪化させる企業が増える。 コロナの感染が収まらず、これだけ長引けば、致し方ないのかもしれない。 IATA 国際航空運送協会が、世界の航空需要の回復の見通しを発表した。それによると、新型…

ジップロックのリサイクルで傘のシェアリング、ユーグレナはペットボトル全廃へ

プラスチックス汚染の問題に取り組み、ごみを減らし、「循環経済」、サーキュラー・エコノミーに移行していく。そうした幅広い努力を始めている企業がある。

バケツも一括分別回収 国が進めるサーキュラー・エコノミーを考察

徳島県の山間に上勝という町がある。2003年に、2020年までにごみをゼロにすると、日本で初めて「ゼロウェイスト」を宣言した町だ。 2016年には、リサイクル率が81%までに達したというが、「もう限界域だ」と、ゼロ・ウェイストアカデミー理事長の坂野さんは…

人気のスニーカー アディダスの「プラごみを終わらせる」という使命

明日、7月28日、アディダスの国内最大の直営店が東京 渋谷の「Miyashita Park」にオープンするという。 その新しい店舗では日本初のサステナビリティエリアを設け、アディダスが取り組む「END PLASTIC WASTE」というメッセージの下、東京湾や日本におけるプ…

科学誌サイエンスが解くプラごみ問題 準備が進む東京都とイオンの「Loop」

科学誌サイエンスに、プラごみ問題の論文「Evaluating scenarios toward zero plastic pollution (プラスチック汚染ゼロに向けたシナリオの評価)」が掲載された。 science.sciencemag.org プラスチックスに溺れる プラスチック問題については、「特効薬」…

【SDGsと投資】 SDGsで選別される企業たち (BlackRockのサーキュラー・エコノミー戦略 ②)

コロナ渦で、「お金」、投資の流れが変化しているようだ。 世界各地で経済活動が滞っている。そんな状況下では、投資マネーが従来型の経済活動から違う世界に移っても不思議ではないのかもしれない。 世界は良い方向に動きだしたのだろうか。 「SDGsへの貢献…

コロナで増えたプラごみから考える 

このコロナで、プラごみが増えたと感じる。 昨日、従姉が母を連れ出してくれた。昼前にかつやのお弁当をもって帰ってきた。食べ終わって、容器を洗い、処理しているときに、これが原因だったのかと気づいた。 コロナが拡大する前は、出不精の母も友達と会う…

アップル 2030年のカーボンニュートラルを宣言 自然回復プログラム始まる

米アップルが、21日、環境報告書を公表し、新たなコミットメントを宣言した。 Appleはカーボンニュートラル。 2030年までに、すべての製品もカーボンニュートラルにします。 Appleは本日、事業全体、製造サプライチェーン、製品ライフサイクルのすべてを通じ…

都知事再選に思う 「グリーンリカバリー」と「ゼロエミッション東京戦略」

小池都知事が再選となった。「小池氏は366万1371票を獲得。前回の約291万票を上回った」と日本経済新聞が伝える。次点との差が約280万票あったというのだから圧勝ということなのだろう。 コロナ対策、東京オリンピックなど政策の継続性が求められたのかもし…

変わるエネルギービジネス NTTが進める再エネマイクログリッド

このところ再エネ関連のニュースが相次ぐ。 エネルギービジネス、電力事情が変化するのだろうか。 2016年に電力が完全自由化され、新電力が多数立ち上がった。家庭への電力供給が大手電力メーカだけでなく、複数の会社から選択可能になった。しかし、発送電…

拡大するコロナ、増えるプラごみ、ケミカルリサイクル拡大へ

新型コロナの感染がなかなか収束しない。緊急事態宣言が解除され、収束方向に向かったと思ったのもつかの間、また、新規感染者数が100名を超えるようになってきた。 目を世界に転じてみれば、感染者数が1000万人を超え、拡大を続けているという。世界でいち…

レジ袋有料化とサーキュラーエコノミー

7月からレジ袋が有料化になる。コロナの感染拡大の影響もあって、当初の想定は少し違う形での発進になるのかもしれない。 東京新聞は、米国の一部州でレジ袋の禁止を延期していることを伝え、推奨されるエコバックには付着したウィルスから感染が広がる懸念…

「マイクロプラスチックス」を考えてみる 

世界中の研究者がマイクロプラスチックスについて研究を続けているようだ。 wiredは、南アフリカの研究者たちが、水中から浮かび上がった気泡からマイクロプラスティックが放出されることを実証したと伝え、フランスの砂浜の上空の大気からも、マイクロプラ…